*「り」からはじまる用語

利食い・利益確定 (りぐい・りえきかくてい)
保有しているポジションを、利益の出ているレートで反対売買を行って決済することです。
⇔損切り

リスクオフ
そもそも投資には常にリスクが伴っています。リスクオフとは、リスクの高い資産を避け、リスクの少ない資産に資金を移すことです。
収益の見込みは小さくなりますが、損失が出た場合の損失額を小さく抑えることができます。資金を株式から国債に移動させたりします。
原因には、紛争の勃発、景気の減速、金融不安や金融危機などが上げられます。
⇔リスクオン

リスクオン
投資とは、本来は安全なものではありません。リスクを取りに行くという前提と覚悟が必要です。紛争の終結の見込みや景気の改善、金融不安の解消、金融危機の収束などの楽観論広がると、投資マインドは大きく改善します。「リスクオン」とは、よりリスクの高い積極的な投資で大きな収益を追求しやすい相場状況のことです。をいいますする投資対応のことをいいます。
資金は、国債などの安全資産から株式や高金利通貨などに向かいます。
⇔リスクオフ

リスク回避
リスク回避は、その言葉が示す通りで、予想されるリスクを事前に回避することです。
外国為替取引では、地政学的リスクが認知されたり、先行きの不透明感、重要な経済指標の発表前など相場の予測が難しい時に、保有するポジションの解消・縮小などを行うことをいいます。同じような意味の用語に「リスクオフ」があります。
⇔リスク選好

リスク資産回避
収益性の高い投資先から安全性を重視する投資先に資産を移動させることです。

リスク許容度
保有しているポジションが不利に動いて損失が出た時に投資額が持ちこたえられる度合いのことです。

リスク選好
リスクを求めても収益を得られると考えられるマーケットの状況のことです。
同じような意味の用語に「リスクオン」があります。
⇔リスク回避

両建て
売りポジションと買いポジションを同時にもつことです。
考え方としては、たとえば売りのポジションを持った場合に、そのポジションより高い値段で買いのポジションをもつ。つまり損切り値段の買いポジションをあらかじめ設定しておく、ということです。

 

*「れ」からはじまる用語

レジスタンスライン
上値抵抗線ともいいます。上昇を続けていた価格がそのラインで上げ止まれば、反転して下落に転じます。⇔サポートライン

レバレッジ
現時点では、日本のFX業者との取引の場合のレバレッジは個人の場合は最高で25倍と決められています。投資資金(証拠金)の25倍の金額の取引が出来るということです。
FXでは、このレバレッジがあるのである程度の資金で個人でも取引に参加出来るメリットがありますが、大きな取引が出来る反面で、投資資金が瞬く間に消失してしまう恐れがあります。資金が溶けてしまった、とはよく聞く話です。

レンジ
相場が、ある一定の「幅」で上下動を繰り返す相場状況を指します。ボックス相場ともいいます。

 

*「ろ」からはじまる用語

ローソク足
江戸時代の日本人・本間宗久さんが考案されたといわれています。すごい!
価格の動きをグラフ化した時系列系チャートのひとつです。
1本の足が陽線と陰線に大別されて、それぞれに始値(はじめね)、高値(たかね)、安値(やすね)、終値(おわりね)の4つの値があります。始値より終値が高いのが陽線(白地)で、安いのが陰線(黒地)です。
1本の足の長短で相場の強弱を、2本以上の足の組み合せで相場のトレンドを見ます。
海外ではキャンドルーチャート(candle chart)と呼ぱれています。

ロスカット
FX業者が、顧客の損失がロスカット基準を下回った場合、保有するポジションを強制的に決済することです。

ロング
「買い持ち」ともいいます。買いポジションをもつ、または持っていることをいいます。
また、相場が上昇していることも指しています。⇔ショート

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