常勝必見の「ドル円/今日の設定レンジ」は毎日更新⇒

2018/01/23(火曜日)
ドル円/今日の設定レンジ
上限は111.30円。下限は110.54円です

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ここ数日間、私の関心は「米政府機関の一部閉鎖の解除」に向けた共和党と民主党の合意の行方でした。

「移民保護条項」と「メキシコとの国境の壁建設」が米国政府機関の一部閉鎖の解決を困難にしています。⇒

 

昨晩は両党の合意の報道で午前1時過ぎにドル円は上昇。設定レンジの上限を越えたので、110.90円で「買い」エントリー。そして111.15円で決済しました。

しかし一晩ねばって25銭…。

海外勢が望む「円高」

私はいつも遅い朝に食後のコーヒーを飲みながら、契約しているアメリカやイギリス、ドイツ、香港、シンガポールから配信されるニュースベンダーの記事を読んでいます。

英語だし、気取った言い回しがあったりジョークと思われる言葉があったりと、完璧に理解は出来ないのですが、最近のコメントで共通しているのが「なぜ円は下がらないのか」という内容です。

そこで「なぜ下がる必要があるのか」という観点から読んでいくと、海外のニュースベンダーのほとんどが、「今、もっとも安全な投資先は日本株」であると書いていることに気が付きます。

その一番の理由は、「日本株は日本国政府機関が買い上げているから、暴落のリスクが少ない。」とあります。

つまり海外の投資家は日本株を買いたいけど、今のドル円の水準では儲けが少ないから円高を望んでいるのかな、と勝手な解釈が生まれます。

日本の国債は海外勢には買えません。実際に国債を買っているのは株式会社日本銀行と国内の金融機関です。

だから国債の残高に対してそれが日本人の借金と解釈するのは間違いで、ただ単に国と株式会社日本銀行および国内の金融機関だけの関係なのですが、いずれにしても海外勢が買えるのは日本株だけということになって、そのために少しでも有利に日本株を買うためには「円高」が望ましいわけです。

ところが日本としては、これ以上海外投資家に日本株の保有割合を増やしてほしくないから「円安」に誘導したいのかな、と私は考えてしまいます。

東京時間の為替の「ドル円」の取引は上昇傾向にあって、夕方から深夜にかけては下落基調にあることを考えると、日本は「円安」、海外は「円高」を望んでいるように思えてしかたがありません。

今日のトレード

欧州勢が参加してきて、設定レンジの上限を越えたら「戻り売り」に注意しながら、111.22円、111.47円、111.65円を目指します。

設定レンジの下限を越えたら、「戻り売り」を多投しながら110.41円、110.05円をターゲットにトレードします。

今日は積もった雪の上を走る風は冷たかったですが、いいお天気でした。

今晩もいいトレードが出来ますように。愛菜。