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2018/01/30(火曜日)
ドル円/今日の設定レンジ
上限は109.22円。下限は108.74円です。

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日本時間の明日午前11時頃からの「トランプ大統領の一般教書演説」

朝からのドル円の動きは、日本時間の明日午前11時頃からの「トランプ大統領の一般教書演説」待ちのようです。

今日相場が動くのは、明日のためのポジション調整と考えています。

だからといって動かない訳ではありません。

プロの方たちはチャートに引くポジションが一本だけではないので、まずは基準となるポジションを模索します。

このブログを書いている午後1時半の時点では、109.00円が中心です。

しかしトレーダーの多くが、「トランプ大統領の一般教書演説」の後にドルは上がると予想すれば、より大きく利益を取りたいから全体的に相場を下げてから、明日になって上を目指す展開になるでしょう。

アメリカのトレーダー方の予想

アメリカのトレーダーコミュニティの投稿には、「トランプはわざわざドルが下落するようなことは言わないだろう。だからドルは相対的に上昇する。」という意見が多いです。

「しかしー」と間をおいて、「メディアの論調には下落してほしい、という思惑が見え隠れしているから、きっと一般教書演説のアラを探してこき下ろすだろう。そのタイミングでロシア疑惑や中東・イランに関するフェイクニュースが流れると、一気に流れが変わるから用心しよう。」という深読みの意見もあります。

「ところがー」として、「一般教書演説は日本時間の午前中なので、「ドル高/円安」を求めている日本政府は、ドルが上がったところで利益の確定はしないだろうから、下落も限定的になる。」

とアメリカではドル上昇の意見が主流になっています。

いずれにしても明日は、「トランプ大統領の一般教書演説」に起因する為替相場の変動には「押し目買い」「戻り売り」の戦略で対応した方がよさそうです。

「中国勢」の出方には要注意

このことでひとつ付け加えるとするならば、明日は「中国勢」も参戦してくることは忘れてはなりません。

最近、中国元はドルに対して弱含んでいるから、ドル円に連動して中国元安も模索しているはずです。

中国も日本と同じで内需拡大に限界を感じています。

「一帯一路」とか言って、その関係各国に中国の会社や労働者をどんどん送り込んでいます。

つまりアメリカにも中国製品を、もっともっと輸出したいと思っているのは当然です。

トランプ大統領が一般教書演説の中で、中国に対する貿易赤字について「制裁」に言及しても、それはその時の言葉だけの制裁であって、演説の直後にそれが発動される訳ではありません。

その点を考えると、最大瞬間風速で相場は下方に押されるかも知れませんが、その後から中国勢の巻き返しがあるでしょう。

中国勢といってもそれは「中国国家」と、世界中に散らばっている「中国人のトレーダー軍団」のこと。

彼らは本当に「大金持ち」だし、自国に対する愛国心、といより「プライド」が強烈です。

「中華」とは世界の中心という意味ですから、その中国政府とそこに忠誠心を誓う中国人が一体となると、本当に怖いです。

彼らが、トランプ大統領の一般教書演説に憤ったら、ドルの下落基調は続きます。

とにかく相場の波に乗ることが大切ではないでしょうか。

今日のトレード

今日は午後6時くらいからのトレード開始を考えています。

設定レンジの上限を越えたら、109.35円、109.50円、109.76円がターゲット。

設定レンジの下限を越えたら、108.64円、108.50円、108.35円をターゲットにします。

今晩のトレードで気をつける経済指標は、午前0時に発表されるアメリカの「1月消費者信頼感指数」です。

今日は、八ヶ岳を見上げる山の麓も寒さが緩んでいます。

暖房費もちょっと節約。

今晩は午前2時にはトレードを終了して、明日の「トランプ大統領の一般教書演説」に備えたいと思っています。愛菜。