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2018/01/31(水曜日)
ドル円/今日の設定レンジ
上昇は109.10円。下限は109.67円です。

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「トランプ大統領の一般教書演説」では動意薄でした。残念…。

トランプ大統領の一般教書演説。為替取引的には面白くなかったですね。

為替ディーラーの人たちが意識していた109.00円を越えたのは一瞬だけでした。

私としては、久しぶりに早い時間からのトレードでしたが、結局、午前11時からの1時間で「行って来い」の20銭の利益しか出せませんでした。

イベントだと思っていたので、もう少し動いてくれることを期待していたのですが…。

「ドル安」基調

「ドル円」の下降基調はいつもで続くのでしょうか。

「ドル安」は、輸入物価の上昇につながります。それは現在の調整インフレを越える可能性だってあります。

たしかにアメリカの輸出企業にとって「ドル安」は恩恵となりますが、今さらアメリカが「世界の工場」になることは、最低賃金が日本の倍、時給約1,800円のアメリカではあり得ません。

攻めてくる牛肉と自動車

さらに「ドル安」となれば牛肉と自動車の関税の引き下げと購入促進を、アメリカは日本のみならず諸外国に求めるでしょう。

牛肉に関して言えば、穀物メジャーに頑張ってもらって諸外国で受け入れられる飼料から生育した牛を育てることで「品質」と「価格」は何とかなっても、自動車はいただけない。

小回りは利かないし、燃費は悪いし、安全基準もいい加減。

世界の最高級セダンといえば、ベンツ、BMW、ジャガー、アウディと日本のレクサス。

アメ車は総合力で世界の5本の指にも入りません。

トランプ大統領はアメ車に乗っていなかった!?

トランプ大統領だって、愛車はイギリスの「ロールス・ロイス」ドイツの「ベンツ・マイバッハ」イタリアの「フェラーリ」など実業家の時代にはアメ車にはご縁がなかったみたい。

だからアメリカが輸出したいと考えている自動車は、すでに押し売り車でしかないわけで、「ドル安」になっても、かつてのように自動車産業がアメリカ経済に貢献するとは思えません。

海外の失業率の調整方法

今回の「トランプ大統領の一般教書演説」でよかったと思うのは、国内の「インフラ促進」です。

国内需要も増えるし雇用も促進される。仕事がないから悪さをする「不法移民」とされている人たちの生活にも貢献出来る。

日本だって景気を底上げするには「公共投資」が最良の策です。

よく経済指標の中の「失業率」が注目を集めていますが、これにはからくりがあって、軍隊のある国では、失業率が高くなると失業者を予備役兵とかにして給料を払う。

そうして失業率を下げていのです。

アメリカも欧州も中国もそうやっています。

それでは軍隊のない日本ではどうしているかというと、日本の場合はその役割を大手のゼネコンが担っています。

ですからアメリカが本気で「インフラ投資」を考えるのなら、ヘタに牛肉や自動車などを買うのではなくて、本当の雇用も増え内需も拡大していく「インフラ」に対して日本は貢献していくのがいいのではないでしょうか。

 

今日のトレード方針

昨日は、設定レンジの下限を越えて第2ターゲットの108.50円を越えて108.40円まで行きましたね。
私は30銭取れました。

さて今日は
設定レンジの上限を越えたら、109.22円、109.45円、109.65円をターゲット

設定レンジの下限を越えたら、108.43円、108.26円、108.10円をターゲットとします。

どうしてもトレードしたくてガマンが出来なくなったら、設定レンジ内・1時間足の移動平均線(75)を越えたら「買い」で、設定レンジの上限まで届かなくて戻り始めたら即刻リカクです。

今日も、しっかりと相場についていきましょう。

今日は、設定レンジの下限が勝負線です

愛菜。