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2018/02/09(金曜日)
ドル円/今日の設定レンジ
上限は109.10円。下限は108.48円です。
「ドル円/今日の設定レンジ」
20180209_p「ユーロドル/今日の設定レンジ」
20180209_UD_pドル円とユーロドルの関係
(1)ユーロドルとドル円は「逆相関関係」にあるといわれています。
①ユーロドルが上昇している
⇓
ユーロが買われている(ユーロ高ドル安=円高)
②ユーロドルが下降している
⇓
ユーロが売られている(ユーロ安ドル高=円安)
「ドル円の日足」
20180209_DYd_p「ユーロドルの日足」
20180209_udd_p
(2)なぜ「ドル円」を予測する時に「ユーロドル」を参考にするのか
国際決済銀行(BIS) が3年ごとに世界各国・地域の外国為替市場の取引状況をまとめていますが、2016年の通貨ペア別のシェアを見ると以下の通りです。
第1位 ユーロ/ドル 23.1%
第2位 ドル/円 17.3%
第3位 ドル/ポンド 9.3%
第4位 ドル/オーストラリアドル 5.2%
第5位 ドル/カナダドル 4.3%
1日あたりの取引高でいうと、1ドル110円換算で、ユーロドルは約128兆円、ドル円は約99兆円となります。
余談ですが、その中で私たち日本人の個人投資家が動かしている「ドル円」は約15兆円弱くらいといわれています。
つまりドル円よりもユーロドルの取引量が大きいので、ユーロドルが動けばドル円も動く可能性が大きいということです。
(3)注意点
時間帯の問題
以下は、外国為替の主な交換市場の取引時間です。
東京市場9:00〜19:00
ロンドン市場17:00〜03:00
ニューヨーカー市場22:00〜7:00
東京市場と言われている時間帯は主に日本人が取引をしています。
この場合、日経平均株価に影響されることが多く、そしてドル円の動きも大きくありません。
欧米の投資家は寝ている時間ですからユーロドルも動きがありません。
ところが一番大きく取り引きされるユーロドルで欧米勢の取引が重なる時間は、日本時間の午後10時から翌3時で、この時間帯は動きが激しく、ドル円とユーロドルの逆相関関係が成り立つことが比較的多いです。
為替には主体性がない
為替が主導して、株価が上がったり下がったりはしません。アメリカや日本の国債の利回りについても同様です。
つまり為替は外的な要因によって変動するのです。
現状の為替全般では、アメリカの10年国債の利回りやアメリカの主要株価に影響されているということが言えると思います。
最近では経済指標がよくて本来なら上昇トレンドになってもおかしくないのに「上値が重い」という結果は、アメリカの株価に対する「恐怖指数」が上がっていて、いつ株価が暴落するかもわからないという恐怖心が投資家の心理にあって、それがこの度の「売り」が「売り」を誘うような株価の暴落となり、結果的に為替相場にも大きな影響を与えました。
ですからドル円とユーロドルの逆相関関係が崩れる要因も加味しなければなりません。
今日のトレード戦略
昨日のドル円の下落はアメリカの株価の急落にあった訳ですから、今日の流れは、アメリカの株価がさらに下落するのか、それとも持ち直していくのかに掛かっています。
「ダウ平均株価」「アメリカ10年国債の利回り」「ユーロドル」のチャートを見ながら取引していきたいと思っています。
設定レンジの上限を越えたら、109.47円、109.76円、109.90円がターゲット
設定レンジの下限を越えたら、108.30円、108.00円、107.72円をターゲットとします。
昨日は設定レンジの上限を越えてから30銭。
その後急落が始まって、設定レンジの下限を越えてから40銭で合計70銭の利益でした。
ね、設定レンジは最強でしょう。
明日からの連休を楽しみにして、今晩もしっかりとトレードします。
愛菜。