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2018/02/16(金曜日)
ドル円/今日の設定レンジ
上限は106.35円。下限は105.98円です。

「ドル円/今日の設定レンジ」

20180216_1dy_p

 

投稿する前に設定レンジの下限を越えてしまいました。

追っかけ売りで105.95円から105.60円で35銭の獲得。

 

「ドル円・日足」

20180216_hdy_p

 

ユーロドルとは逆相関関係で連動

 

ダウ平均株価も上がり、日経平均株価も上がり、アメリカ国債10年利回りも2.9%台を維持しています。それなのに…。

今週のドル円は、今まで相関関係にあったアメリカ10年国債利回りとも連動しなくなってきました。

唯一、逆相関関係にあるユーロドル⇒」とは連動しているようです。

世界のコミュニティサイトでは「ユーロ買い」推奨

世界中にFX関連のサイトがたくさんあって、私もその中のいくつかの有料会員になっています。

それらのサイトには、フォーラムやコミュニティという個人トレーダーが「思いのまま」を投稿していますが、月初めから増えているのが、「ユーロ買い推奨」のコメントです。

 

タックスヘイブン

日本のマーケットは外国人投資家が70%を占めているそうですが、その外国人投資家とは主に「タックスヘイブン=租税回避地」からの投資が多いのです。

タックスヘイブンからの投資であると日本の源泉分離課税(20%)が掛かりませんから利益のほとんどを手にすることができます。

その利益をタックスヘイブンにある別会社に移転したりして更に再投資します。

日本の警備会社のオーナー一族がタックスヘイブンに保有する資金は、900億円を下ることはないそうで、そのような世界のお金持ちがタックスヘイブンに預けている金融資産の合計はいったいどのくらいになるのでしょう。

「パナマ文書」といわれる租税回避地のパナマを利用しているグローバル企業や富裕層に関する文書が漏洩しましたが、その時にアメリカの合衆国商務省経済分析局がオフレコの記者懇談会で出した試算では、全世界の約40地域における租税回避地の総資産は約6800兆円と語ったそうで私には想像もつきません。

 

タックスヘイブンからのユーロ買い

話は飛んでしまいましたが、先の「ユーロ買い推奨」の根拠は、ダウが急落する前からユーロ買いの流れがあって、その資金はアメリカ本国からではなく主にタックスヘイブンからの流入が大きいとするドイツの民間金融調査機関のコメントが影響しています。

その真偽はわかりませんが、チャートを眺めている限りでは、ユーロはもう少し買い進められるのではないかなと思ってしまいます。

つまり、ドル円の下落基調は止まっていない、と思われるのです。

 

今日のトレード戦術

 

設定レンジの上限を越えたら、106.50円、106.70円、107.00円がターゲット。

設定レンジの下限を越えたら、105.77円、105.50円、105.35円をターゲットとします。

アメリカ勢が参入してきたら今日のトレードを再開します。

 

今晩は「ユーロドル」の動きに注意しながらエントリーしようと思います。

 

「ユーロドル/今日の設定レンジ」

20180216_1ud_p

「ユーロドル・日足」

20180216_hud_p

 

明日は土曜日。晴れたらいいな。

 

愛菜