常勝必見の「ドル円/今日の設定レンジ」は毎日更新⇒
2018/03/1(木曜日)
ドル円/今日の設定レンジ
上限は106.79円。下限は106.52円です。
「ドル円/今日の設定レンジ」上限の上に「移動平均線(75)と(200)」
20180301_1dy_p「ドル円・日足」下降トレンドラインを上抜けるか
20180301_ddy_p「ユーロドル・日足」下値を抜けてしまうのか
20180301_ded_p
ヘッジファンドの動向
三月に入りました。八ヶ岳の麓もポカポカで春の陽気です。
アメリカのヘッジファンドウォチャーのコメントを読むと、「ヘッジファンドはアメリカ市場のボラティリティーの低下、つまり価格の変動が小幅に推移すると判断して、ユーロ買いからユーロ売りに投資戦略を変更する」とのこと。
私はその記事を読んで、市場を混乱させているヘッジファンドが「ボラティリティーが低下している」なんてよく他人事みたいなことをいうなぁ、と思ってしまいますが、その話が本当であるならば、株価は底打ちでドル円はアメリカ10年国債の利回りと連動が再びはじまる、ということです。
金融の世界のニュースやコメントは、完璧に嘘とは言わないまでも「観測気球」的なものが多いので、このようなコメントについても判断しかねますが、ヘッジファンドとしても株価や国債の金利、為替相場もこれ以上の下落は避けたいと考えているのではないでしょうか。
いずれにしても季節は変わって、これからは春ですからドル円相場も転換点を探っていってほしいです。
今日はその分岐点。
もう一段ドル円を下げて、106.00円を底にしてから上昇するのか、106.50円から値を上げていくのか、今晩の欧米勢の出方待ちです。
昨日のトレード
昨日の「ドル円/今日の設定レンジ」のチャートの表題に「移動平均線(75)」に要注意と書きましたが、案の定、設定レンジの下限を抜けてもそこで跳ね返されました。
それから待つこと2時間半。一旦は設定レンジの下限以上に戻ってから再度トライ。見事に設定レンジの下限、移動平均線(75)クリアーして、第一ターゲットの106.87円、第二ターゲットの106.77円を越えて106.57円まで値を下げました。
私は、最初の下限越えのときは107.05円から「売り」で106.95円で10銭。
2回目のトライのときは、107.00円から「売り」で5分足でみて106.60円で決済。
合計で50銭。上出来でした。
今日の経済指標の発表
3月1日 (木曜日)
18:00 ユーロ圏 ユーロ圏2月製造業PMI・確報値
18:30 英国 英2月製造業PMI
18:30 英国 英1月消費者信用残高
19:00 ユーロ圏 ユーロ圏1月失業率%
22:30 米国 米1月個人所得
22:30 米国 米1月個人消費支出
22:30 米国 米1月コアPCEデフレーター
22:30 米国 米新規失業保険申請件数
23:45 米国 米2月マークイット製造業PMI・確報値
翌0:00 米国 米2月ISM製造業景況指数
翌0:00 米国 米1月建設支出
今の為替相場はポンドが旬。ポンド→ユーロドル→ドル円の関係で動いている感じです。
今日のトレード戦略
今晩も午後10時30分がメインですね。
過去数ヶ月の指標の内容を見ていると今晩は「買い」なのですが、実際はどうなるかわかりません。
今晩ドル円が下落したら明日のストラテジストは「急速なインフレ懸念による」とコメントすると思います。
そうそう今の私は、生活のかかっている専業トレーダーなので博打みたいなことはしませんが、
経済指標の発表の直前に1時間足の±2~3σの間に指し値をおいておくと、変動の戻りで、20~25銭くらいは獲れるときがあります。
そして経済指標の発表のときだけは「ストップ」は厳禁。ローソク足のヒゲがビューンと伸びてきてストップロス狩りに合います。
こんなことは、完全な博打ですからお薦めはしませんけど…。
今の私は、スプレッドが落ち着いて3分待ってからトレード開始です。
設定レンジの上限を越えたら、106.95円、107.03円、107.20円がターゲット。
設定レンジの下限を越えたら、106.37円、106.05円、105.95円をターゲットとします。
明日は目立った経済指標の発表がないので、今晩は気合いを入れていきましょう。
愛菜