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2018/03/12(月曜日)
ドル円/今日の設定レンジ
上限は106.90円。下限は106.50円です。

「ドル円/今日の設定レンジ」設定レンジ内のトレードは控えます

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「ドル円・日足」「適応型移動平均線」を越えるかどうか

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ドル円に影響する今週の経済指標

3月12日(月曜日)
ユーロ圏 ユーロ圏財務相会合(於;ブリュッセル)

翌0:30
米国 米3年債入札(280億ドル)

翌2:00
米国 米10年債入札(210億ドル)※リオープン

翌3:00
米国 米2月財政収支

大きな影響を与える経済指標はありません。

トランプ大統領が米朝首脳会談への意気込みをツイートしましたので「地政学的リスク」が主導するドル安への懸念はなくなりました。

問題は日本の政治的波乱の要因である「森友関連」の決済文書書き換え問題。

政府と関係省庁で「ババ抜き」をやっているようなもので、現時点では「ババ」を財務省が持っています。

その「ババ」を政府が引くようなことになれば、政局が不安定となり日経平均株価は下落し、ドル円は方向感がなくなります。

3月13日(火曜日)
ユーロ圏 EU財務相会合(於;ブリュッセル)

21:30
米国 米2月消費者物価指数
米国 米2月消費者物価指数・コア

翌2:00
米国 米30年債入札(130億ドル)

注目は「米2月消費者物価指数・コア」。予想値と発表数値とかけ離れなければ市場はアメリカの実体経済の強さを意識するので経済指標の発表後は「ドル高」。

EU財務相会合に関する「情報」が駆け回ると、それにつられた「ユーロドル」の変動が「ドル円」相場に伝播してくるので細心の注意が必要です。

3月14日(水曜日)

8:50
日本 日銀・金融政策決定会合議事要旨公表(1月22-23日開催分)

11:00
中国 中国1-2月小売売上高(前年比)
中国 中国1-2月鉱工業生産(前年比)
中国 中国2月固定資産投資(年初来・前年比)

17:00
ユーロ圏 ドラギECB総裁、講演

 

20:00
米国 米MBA住宅ローン申請指数(前週比

21:30
米国 米2月生産者物価指数 米国 米2月生産者物価指数・コア
米国 米2月小売売上高
米国 米2月小売売上高(除自動車 )

23:00
米国 米企業在庫

23:30
米国 米週間原油在庫

注目されているのは、「米2月小売売上高(除自動車 )」。前回はマイナスでした。仮に今回もマイナスであったとしても為替への影響は限定的と考えられています。

12日、13日のドル円が上昇基調にあれば、その流れは継続されるでしょう。

しかし機関投資家が「森友関連」が政局となる判断に傾けば、今月は103円台が視野に入ってきます。

3月15日(木曜日)

17:30
スイス スイス国立銀行(SNB)、金融政策アセスメント(金利発表)

21:30
米国 米3月NY連銀製造業景況指数
米国 米2月輸入物価指数
米国 米新規失業保険申請件数
米国 米3月フィラデルフィア連銀製造業指数

23:00
米国 米3月NAHB住宅市場指数

「新規失業保険申請件数」は1週間に一度毎週木曜日に発表されています。

2009年のリーマンショックの後は毎週60~70万件の申請があったことから比べると、先週は23.1万件。ですから多少増えたとしても市場は気にしません

それよりも今年に入ってからのドル安の恩恵で堅調に推移してきた「フィラデルフィア連銀製造業指数」に注目です。市場予測を下回れば一旦はドル安に振れます。

3月16日(金曜日)
13:30
日本 1月鉱工業生産・確報値

19:00
ユーロ圏 ユーロ圏2月消費者物価指数(HICP)・確報値(前年比)

21:30
米国 米2月住宅着工件数
米国 米2月建設許可件数

22:15
米国 米2月鉱工業生産
米国 米2月設備稼働率

23:00
米国 米3月ミシガン大学消費者信頼感指数・速報値

日本の「1月鉱工業生産・確報値」の数字がよければドル円は上昇します。

「2月住宅着工件数」については住宅ローン金利の変動が小幅で推移しているので、市場の予想値より乖離していなければドル高の方向性は維持されるはずです。

注目されているのは「3月ミシガン大学消費者信頼感指数・速報値」。

先月の結果の「99.7%」より市場予測値は「99.5%」と下がっている分、数値がよければドル円は次のステージを目指していきます。

今日のトレード戦略

1時間足の移動平均線(75)がポイントです。

また日足の「適応型移動平均線」で上値は抑えられているので注意が必要です。

設定レンジの上限を越えたら、107.05円、107.20円、107.65円がターゲット。

設定レンジの下限を越えたら、106.30円、106.13円、105.90円をターゲットとします。

今週は日本国内の「森友関連」の政局の行方に右往左往されそうです。

麻生財務大臣が監督責任を問われて辞任をするようなことがあれば、大きな混乱が予想されます。

今週は更に相場に寄り添ってトレードをするに限ります。

利益確定は細かくした方がいいな、と感じています。

愛菜