常勝必見の「ドル円/今日の設定レンジ」は毎日更新⇒
アメリカ国民の関心は海外に向いている
政権への求心力を高めるために中国や韓国がよく使う「反日」。
国民に外敵を意識させるとナショナリズムが醸成されて、国内の政治問題や不祥事などへの関心は薄れてきます。
トランプ大統領は喉元に刺さっている
・「ロシアゲート疑惑」
・「元ポルノ女優の過去の不倫関係の告白」
・「国際派の政権幹部の相次ぐ更迭」
―など国内で抱える問題を、
・「メキシコとの国境への州兵派遣」
・「エルサレムをイスラエルの首都と認めたことによるイランとの対立」
・「シリアとロシアによる反政府勢力に対して住民を巻き込む化学兵器の使用」
・「北朝鮮の米国本土を射程にもつ核弾頭ミサイルの脅威」
―など外国との対立軸を鮮明にして国民の関心をそらしているかのようです。
・極めつけとして切ったカードが貿易戦争に発展する恐れがある「対中関税問題」。
メディアの関心も対中関税問題
アメリカ人は中国を友人とは認めていない状況を使って、
「世界覇権を狙っている中国を叩く」
という姿勢でトランプ大統領はアメリカ国民のナショナリズムに訴えています。
「対中関税問題」について追加措置を決めてから、最新のラスムッセンの調査で、今回のトランプ大統領に対する支持は47%・不支持52%で、前回よりも支持率は2%アップで不支持率は-1%となって、「トランプ大統領」の不支持率の微減をもって支持率上昇、と海外メディアは報道しています。
2018/04/09(月曜日)
ドル円/今日の設定レンジ
上限は107.05円。下限は106.80円です。
「ドル円/今日の設定レンジ」まだドル高を意識するレベルではない。
20180409_1uy_p「ドル円・日足」107.49円に迫れるか。
20180409_duy_p今週の経済指標
4月9日 (月曜日)
IMF、世界経済見通し公表
4月10日(火曜日)
21:30
米国 米3月生産者物価指数
米国 米3月生産者物価指数・コア
23:00
米国 米2月卸売在庫・確報値
23:00
米国 米2月卸売売上高
4月11日(水曜日)
8:50
日本 2月機械受注
10:30
中国 中国3月消費者物価指数
中国 中国3月生産者物価指数
17:30
英国 英2月鉱工業生産
英国 英2月製造業生産
英国 英2月貿易収支字
20:00
米国 米MBA住宅ローン申請指数(前週比)
21:30
米国 米3月消費者物価指数
米国 米3月消費者物価指数・コア
23:30
米国 米週間原油在庫
翌3:00
米国 米連邦公開市場委員会(FOMC)議事録公表(3月20-21日開催分)
米国 米3月財政収支
4月12日(木曜日)
8:50
日本 3月マネーストックM3(前年比)
日本 対外及び対内証券売買契約等の状況(指定報告機関ベース)
18:00
ユーロ圏 ユーロ圏2月鉱工業生産
21:30
米国 米新規失業保険申請件数
米国 米3月輸入物価指数
4月13日(金曜日)
中国 中国3月貿易収支
米国 JPモルガン、シティグループ、ウェルズ・ファーゴ決算発表
18:00
ユーロ圏 ユーロ圏2月貿易収支
23:00
米国 米4月ミシガン大学消費者信頼感指数・速報値
今日のトレード戦略
欧米の市況データをみると「ドル売り」の情勢ですが、106.50円付近では「ドル買い」の指し値が多くなってきています。
今日は設定レンジを越えても、いつも通りにトレンドが発生するか真剣に見極めなければならなりません。
1時間足のボリンジャーバンドが収束しつつあることも気に止めておく必要があります。
設定レンジの上限を越えたら、107.15円、107.28円、107.50円がターゲット。
設定レンジの下限を越えたら、106.68円、106.52円、105.96円をターゲットとします。
今週は先週までの利益を忘れて相場の流れに乗っていこうと思っています。
愛菜