常勝必見の「ドル円/今日の設定レンジ」は毎日更新

 

「米朝首脳会談の中止」世界の見方

こんにちは。天野愛菜(まな)です。

昨晩のトランプ大統領の「米朝首脳会談の中止」の発言から、世界中のメディアがコメント合戦。

私のブログでは先週の5月16日に「米朝首脳会談の中止の可能性と朝鮮半島の完全非核化の真意⇒」と題して書かせていただきましたが、アメリカ軍が韓国に8カ所もの空軍基地を展開する限りは、難しい問題が南北首脳会談の共同発表のときからあった訳です。

トレードは午前1時に諦めて、それから「米朝首脳会談の中止」に関するニュースをネットサーフィン。
朝まで読み続けていました。

それをおおまかにまとめると、次のようになりました。

 

  • 今回予定されていた6月12日の「米朝首脳会談」が中止となっても、いつかどこかで行われるはずだから、今回の発言は予定変更のレベルで受け止めておいた方がいい。
  • 北朝鮮の後ろ盾を自認していた中国を飛び越えての「米朝首脳会談」には、メンツを重んじ、アジアの覇者である中国の習近平主席は当初から歓迎していなかった。
    その中国が米中通商交渉の中で、アメリカの交渉条件を勘案する条件のひとつに「米朝首脳会談」延期をいれた。
    北朝鮮問題は習近平主席の主導で進む。
  • そもそも今回シンガポールで予定されていた「米朝首脳会談」には、中国の習近平主席が突然登場する噂がまことしやかに流れていたので、トランプ大統領としては中国の習近平主席に主役を持っていかれなくてよかった。
  • 北朝鮮が主張する「米朝首脳会談の北京開催」に一歩近づいた。
  • 金委員長が今もっとも恐れているのは、アメリカからの攻撃よりも北朝鮮の国内で画策されえている反金一族・反政府テロ
    それに中国は対抗する約束。
    アメリカは北朝鮮の内政・テロ問題に関わりたくない。
  • トランプ大統領は、アメリカの拉致被害者の帰国と北朝鮮の核施設の破壊という果実は得たので「米朝首脳会談」が中止となっても損するものはない。
  • トランプ大統領が現時点で失ったものは「ノーベル平和賞」ぐらいだ。
    機会はまだある。
  • 朝鮮半島に平和が訪れると、アメリカの武器を日本に売れなくなると軍需産業が文句を言っていたが、日本は「拉致被害者の帰国が条件で、北朝鮮への数十兆円規模の復興費用を負担する」とトランプ大統領に約束していたので、その資金で日本に武器を買わせればいい。

おそらくこれから週末にかけて、日本の評論家の方々がさまざまな意見を述べられると思いますが、海外のコメントも参考にしながら聞いてみてください。

 

昨日のトレード

 

昨日の午後9時45分過ぎからの下降トレンドには上手く乗れましたか。

 

それまでに3回も設定レンジの下限を下回ってすぐに上昇。

「損切りの憂き目にあった」、というメールをいただいて、昨日は「売り」と確信していただけにちょっと不安が広がっていましたが、その矢先に設定レンジの下限を越えて第一ターゲットの109.15円まで届いてくれて嬉しくなりました。

 

その前に、「今日は設定レンジ内で終わってしまうのかなぁ」と思っていたので、して109.70円から「売り」。設定レンジの下限の109.45円で「決済」という抜け駆け参入していたので、トレンド発生で合計55銭の利益でした。

(・_・)(._.)。

 

その後10銭ほどチョロリと…。

 

今日の午前中に昨日の「戻し」となったのでイーブン。

これから欧米勢がどう動くかで相場が作られていきます。

楽しみですね。

 

お問い合わせのメールから

「ちづるさん」からのお問い合わせです。

ブログを読んで下さっている方にも公開してください、と優しいお言葉。

 

Q・オシレーター系のインディケーターは何を使っていますか。

A・①ボリンジャーバンド%b

②RSIダイナミックゾーン

③スローストキャスティックス

これらは欧米の個人トレーダーさんたちの必須アイテムです。

オシレーター系のインディケーターは日本では「逆張り」で使うように書かれていますが、欧米の最近のトレーダーの方々は「順張り」で使っているようです。

私もそうです。

比較的ゆっくりした日本時間と動きの激しい欧米時間でもパラメーターの変更の必要はありません。

  • ボリンジャーバンド%bは、5分足チャートで80を越えたら「買い」で、再度80に付いたら決済。「売り」は20を基準します。
  • RSIダイナミックゾーンは、1分足チャートでゾーンに入ったらそれぞれの方向でエントリーして、5分足チャートが追随して来なかったら早めに利益確定しましょう。
  • スローストキャスティックスは、1分足、5分足、15分足のチャートが同じ方向に向いたらエントリーします。

 

大切なことは、ボリンジャーバンドが収束に向かっているときは、上の条件が整ってもエントリーは避けることです。

 

 

今日のドル円に影響を与えそうな経済指標

 

5月25日(金曜日)

ユーロ圏              EU財務相会合(於;ブリュッセル)

17:00
ドイツ    独5月Ifo景況感指数
ドイツ    独5月Ifo景気期待指数
ドイツ    独5月Ifo現況指数

17:30
英国       英1-3月期GDP・改定値(前期比)
英国       英1-3月期GDP・改定値(前年比)

21:30
米国       米4月耐久財受注
米国       米4月耐久財受注(除輸送用機器)

22:00
米国       パウエルFRB議長、リクスバンク350周年記念会合に出席

23:00
米国       米5月ミシガン大学消費者信頼感指数・確報値

 

5月26日(土曜日)
日露首脳会談

 

2018/05/25(金曜日)
ドル円/今日の設定レンジ
上限は109.75円。下限は109.14円です。

 

「ドル円/今日の設定レンジ」110.00円越えには何かのきっかけが必要です

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「ドル円・日足」基準線に要注意です。

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今日のトレード戦略

今日は上値を確認しながら動く「買い」が基本ですが、何度か試される上値が下がってきたら「売り」に作戦変更です。

日本時間のドル買いはゴトー日の仲値に向けたものですから、投資家の方々の真意ではないので忘れた方がいいです。

 

設定レンジの上限を越えたら、109.98円、110.13円、110.30円がターゲット。

設定レンジの下限を越えたら、108.95円、108.65円、108.32円をターゲットとします。

 

本当に一週間って早いですね。

 

また明日は朝一番の飛行機に乗って那覇。

亡くなった兄弟子の奥さんの元に行って参ります。

沖縄ではとくに何をするわけでもなく、一緒にお話して手料理をご馳走になるだけなのですが、私にとってはつかの間の休息。

月曜日のお昼過ぎに帰宅の予定です。

しばらくは週末のお約束になりそうです。

 

よい週末をお過ごしください。

 

愛菜