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雇用統計のトレード

こんにちは。天野愛菜(まな)です。

私はブログに書いた通り先週の金曜日は、雇用統計の時間を待ってトレードしました。

それまでの間、パソコンモニターの設定レンジを越えてから上昇を続けているチャートを見ながら、このブログを読んでくださっている皆さんは上手にトレード出来ているかな、と思っていました。

ところで私は何をしていたかというとー。

ここ数週間は週末になると、沖縄で暮らす亡くなった兄弟子の奥さんの元へご機嫌伺いに行くようになりましたが、奥さんから求められている「沖縄同居」のことを少し進展させるために「お試し同居」をすることになりました。

そこで兄弟子が使っていた高性能高速パソコンに、私が普段使っているインディケーターや過去のデータをインストールするために私のパソコンからUSBメモリーへのコピー作業。

「お試し同居」の実行日は沖縄の梅雨が明けてからと思っていますが、予定では土曜日の夕方には沖縄に着いて、月・火は沖縄、水曜日の正午から・木・金は八ヶ岳でトレードすることになりそうです。

トランプ大統領のツイートに感謝

さてトレードの話。

トランプ大統領が雇用統計の発表の1時間ほど前にツイートしました。

「Looking forward to seeing the employment number at 8:30 this morning」

⇒「8時半の雇用統計の発表が楽しみだ」と。日本時間で1日20時21分のこと。

ところで、皆さん知っていましたか!?

政府関係者や世界を支配している金融会社は、コメントは1時間後に出す約束で、経済指標の結果を事前に入手していることを。

それを今回、トランプ大統領は事前にリークしたのです。(―してくれたのです。)

私も読みました。

これほどわかりやすい「買い」はなかったです。

私たち一般投資家へのプレゼントでした。

しかし金融関係者の人たちは、そのトランプ大統領のツイートに怒り心頭。

なぜって、私たちから利益(=損失)を取れなかったから。(笑)。

私は雇用統計の始まる少し前に、念入りにチャートを確認。

トランプ大統領のツイートから「買い」が鮮明になったのが、設定レンジの上限109.20円くらいから。

本来であればそのあたりの価格から市場は50銭狙いなので、私は設定レンジの上限の第三ターゲットのところに「売り」で指し値をおいて雇用統計の発表を待ちました。

結果はドンピシャ。発表後の最大値が109.652円でそこから下落。そして109.55円で「決済」。10銭。

だいたい指標発表後の動きは、一瞬伸びて戻って停滞したところからまた瞬間最大値に向かうのでドテン「買い」。109.70円で決済。15銭。

その後、1時間足のボリンジャーバンドの+2σを下回ったので「売り」。109.50円で決済。20銭。

午後9時半から3時間くらいで合計45銭の利益でした。

設定レンジの上限が109.20円でしたから、皆さんの中には第三ターゲットの109.65円で決済した方もいたと思うので、45銭の利益は一緒でしたね。

愛菜は皆さんに負けないようにと、意地のトレードでした。

今週のドル円に影響を与えそうな経済指標

市場では「南欧リスク」と米中通商協議を受けたトランプ大統領のツイートに警戒感。

また6日(水曜日)のアメリカの貿易収支、8日(金曜日)の中国の貿易収支に注目が集まっています。

原油価格にも注意です。あとロシアの動き。

6月4日(月曜日)
ニュージーランド ウェリントン市場休場(女王誕生日)
衆参予算委員会理事懇談会で財務省が森友問題の調査結果説明
第3回米中通商協議(北京、2日から)

18:00
ユーロ圏  ユーロ圏4月生産者物価指数(前年比)

23:00
米国 米4月製造業受注指数

6月5日 (火曜日)
10:45
中国 中国5月財新サービス業PMI

16:55
ドイツ 独5月サービス業PMI・確報値

17:00
ユーロ圏  ユーロ圏5月総合PMI・確報値
ユーロ圏  ユーロ圏5月サービス業PMI・確報値

17:30
英国 英5月サービス業PMI

18:00
ユーロ圏 ユーロ圏4月小売売上高

22:45
米国 米5月マークイット総合PMI・確報値
米国 米5月マークイットサービス業PMI・確報値

23:00
米国 米5月ISM非製造業景況指数

6月6日(水曜日) 20:00
米国 米MBA住宅ローン申請指数(前週比)

21:30
米国 米4月貿易収支
米国 米1-3月期非農業部門労働生産性・確報値(前期比)
米国 米1-3月期単位労働コスト・確報値(前期比

23:30
米国 米週間原油在庫

6月7日(木曜日)
日米首脳会談(於;ワシントン)

8:50
日本 対外及び対内証券売買契約等の状況(指定報告機関ベース)

17:00
ドイツ メルケル独首相、ショルツ独財務相、講演

18:00
ユーロ圏  ユーロ圏1-3月期GDP・確報値(前期比)
ユーロ圏  ユーロ圏1-3月期GDP・確報値(前年比)

20:00
トルコ トルコ中銀、政策金利発表

21:30
米国 米新規失業保険申請件数

翌4:00
米国 米4月消費者信用残高

6月8日(金曜日)
中国 中国5月貿易収支
G7首脳会談(於;カナダのシャルルボワ、-9日)

8:50
日本 4月国際収支-経常収支
日本 4月国際収支-貿易収支
日本 1-3月期GDP・2次速報値(前期比)
日本 1-3月期GDP・2次速報値(前期比年率)
日本 1-3月期GDPデフレーター・2次速報値(前年比)

14:00
日本 5月景気ウォッチャー調査・現状判断DI
日本 5月景気ウォッチャー調査・先行き判断DI

23:00
米国 米4月卸売在庫・確報値
米国 米4月卸売売上高

2018/06/04(月曜日)
ドル円/今日の設定レンジ
上限は109.75円。下限は109.45円です。

「ドル円/今日の設定レンジ」上昇基調

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「ドル円・日足」109.75円を越えるか

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今日のトレード戦略

基調は「買い」。

その理由は、堅調な米国経済と、イタリアとスペインの「南欧リスク」が落ち着いていなくてユーロは「売り」基調なのでドルは「買い」。

一方の「売り」の要因は、追加関税問題と調整反落。

しかし積極的な「売り」スタンスではないので、「売り」から入る場合は気を付けてください。

いずれにしても「設定レンジ」で相場の行方を見定めてからエントリーです。

 

設定レンジの上限を越えたら、109.90円、110.10円、110.38円がターゲット。

設定レンジの下限を越えたら、109.31円、109.10円、108.95円をターゲットとします。

設定レンジ内では、設定レンジの上限が抵抗線、設定レンジの下限が支持線として直近の目安になりますから気を付けてください。

 

今週も頑張りましょう。

愛菜