常勝必見の「ドル円/今日の設定レンジ」は毎日更新⇒
今朝の大阪での地震。ご無事でしたか…。
こんにちは。天野愛菜(まな)です。
関西にお住まいの方ー。
今朝の地震でケガはされなかったでしょうか。
ご家族やお知り合いの方々の安否はいかがでしょうか。
無事に目的地に着けましたか。
これからの日常に不都合はありませんでしょうか。
今後の「余震」にお気を付けください。
お見舞い申し上げます。
今週の注目は金曜日のOPEC総会
世界の原油生産では、アメリカ、ロシア、サウジアラビアが三大国。
そして私たちがよく耳にするOPEC世界輸出国機構の中心的な存在はサウジアラビアなのですが、そのほかにイラン・イラク・クウェート・ベネズエラ・カタール・インドネシア・リビア・アラブ首長国連邦・アルジェリア・ナイジェリアが加盟しています。
しかしサウジアラビアを含むOPECが世界の原油に占めるシェアは3割ぐらいなので、報道でいうほど実は影響力はなかったんです。
ところがつい先日ロシアがOPECと無期限で連携することになって、世界の原油に占めるシェアがロシアを加えて5割を越えることになりました。
そこで今回のOPEC総会の焦点は、今まで続けてきた協調減産を緩和するかどうかです。
トランプ大統領による「イランの核合意」の破棄で、原油価格が「1バレルあたり70ドル」が平均取引価格となって、損益分岐点が70ドルとされているアメリカのシェールオイルが息を吹き返してきました。
市中に出回る原油が多くなれば、原油価格は下がります。
ロシアとサウジアラビアは、「原油価格を下げてグローバル経済の安定に寄与する」という大義名分で原油を増産し、真の目的である、アメリカのシェールオイルの「損益分岐点の70ドル以下」に原油価格に誘導してその生産を止めたいと思っています。
本来であれば、OPEC加盟国は「対米」の旗印のもと全会一致で賛同するような案件なのですが、ところがOPEC加盟国のベネズエラは経済破綻状態、イランはトランプ大統領の「イランの核合意」破棄による経済制裁に備えて、少しでも原油を高く売りたい、という思惑があって、OPEC総会の行方が不透明なものとなっています。
減産緩和・増産なら「ドル安」。減産維持となれば「ドル高」に向かいます。
今週のドル円に影響を与えそうな経済指標
6月18日(月曜日)
日本 5月貿易収支
中国 中国市場休場(端午節)
中国 香港市場休場(端午節)
韓国・北朝鮮 南北スポーツ会談
米国 ウィリアムズ氏、米NY連銀総裁就任
21:45
米国 ダドリー前米NY連銀総裁、講演
23:00
米国 米6月NAHB住宅市場指数
翌2:00
米国 ボスティック米アトランタ連銀総裁、講演
翌2:30
ユーロ圏 ドラギECB総裁、講演(ECBフォーラム開幕の言葉)
翌4:45
米国 ウィリアムズ米NY連銀総裁、講演
6月19日(火曜日)
ユーロ圏 独仏首脳会談
17:00
ユーロ圏 ユーロ圏4月経常収支(季調前)
ユーロ圏 ドラギECB総裁、講演
18:00
ユーロ圏 ユーロ圏4月建設支出
21:30
米国 米5月住宅着工件数
米国 米5月建設許可件数
6月20日(水曜日)
日本 5月訪日外国人数
8:50
日本 日銀・金融政策決定会合議事要旨公表(4月26-27日開催分)
15:30
日本 黒田日銀総裁、講演
19:00
英国 英6月CBI製造業受注指数
20:00
米国 米MBA住宅ローン申請指数(前週比)
21:30
米国 米1-3月期経常収支
23:00
米国 米5月中古住宅販売件数
23:30
米国 米週間原油在庫
6月21日(木曜日)
8:50
日本 対外及び対内証券売買契約等の状況(指定報告機関ベース)
17:30
英国 英5月財政収支
20:00
英国 イングランド銀行金融政策委員会(MPC)、政策金利発表
英国 イングランド銀行(BOE)資産購入枠発表
英国 イングランド銀行金融政策委員会(MPC)議事録公表
21:30
米国 米新規失業保険申請件数
米国 米6月フィラデルフィア連銀製造業指数
22:00
米国 米4月住宅価格指数
23:00
米国 米5月景気先行指数
ユーロ圏 ユーロ圏6月消費者信頼感・速報値
6月22日(金曜日)
石油輸出国機構(OPEC)総会 (於、ウィーン)
韓国・北朝鮮 南北赤十字会談
8:30
日本 5月全国消費者物価指数(生鮮食品除く・前年比)
16:30
ドイツ 独6月製造業PMI・速報値
ドイツ 独6月サービス業PMI・速報値
17:00
ユーロ圏 ユーロ圏6月総合PMI・速報値
ユーロ圏 ユーロ圏6月製造業PMI・速報値
ユーロ圏 ユーロ圏6月サービス業PMI・速報値
22:45
米国 米6月マークイット製造業PMI・速報値
米国 米6月マークイット総合PMI・速報値
米国 米6月マークイットサービス業PMI・速報値
2018/06/22(月曜日)
ドル円/今日の設定レンジ
上限は110.67円。下限は110.29円です。
「ドル円/今日の設定レンジ」下降トレンドラインがしっかりしてきました
20180618_1uy_p「ドル円・日足」上昇に勢いがありません
20180618_duy_p今日のトレード戦略
1時間足チャートの基準線・転換線をしっかり見定めてのトレードです。
今日はムリしないで動き「待ち」と決めています。
設定レンジの上限を越えたら、110.89円、111.02円、111.16円がターゲット。
設定レンジの下限を越えたら、110.16円、110.00円、109.90円をターゲットとします。
設定レンジ内では、設定レンジの上限が抵抗線、設定レンジの下限が支持線として直近の目安となりますから気を付けてください。
今週も頑張りましょう。
愛菜