常勝必見の「ドル円/今日の設定レンジ」は毎日更新⇒

今週の台風の目

こんにちは。天野愛菜です。

今週の注目は、やはりこの人―トランプ大統領。

10日から16日までトランプ大統領は欧州を歴訪します。

訪問国はベルギー、英国、スコットランド、フィンランド。

ベルギーではNATO首脳会議に出席。(11・12日)

主要な議題はNATOへの費用負担問題。

現在アメリカはNATO(北大西洋条約機構)にたいして全体の72%の費用負担をしていますが、対するアメリカを除く27カ国で残りの28%を拠出しています。

トランプ大統領はその点について「約束しているGDPの2%を拠出しているのは、アメリカ、イギリス、ギリシャ、ポーランド、エストニアだけ。アメリカは3.6%も出している。」と。

そこで各国首脳が恐れているのが、費用負担増を求められるならまだしも、アメリカが一方的にNATOへの拠出金を減らすと宣言されることのようです。

この問題の裏にはやはり貿易の関税問題と、中国への輸出を増やし、また中国からの投資を呼び込もうとしている欧州各国の思惑に対する警告と捉える向きもあります。

私たち日本人はあまりピンときませんが、他国では政治や経済よりも軍事が重要視されているので、欧州との貿易問題に対して、NATOをテコにしたトランプ大統領の交渉戦略です。

イギリス訪問(13日)

ベルギーの次に訪問するイギリスで待ち構えているのは、トランプ大統領に対する抗議活動。

建前はトランプ大統領の保護主義と、トランプ大統領のロシア接近への抗議ですが、本音では、「今や中国の経済力に依存しなければならないイギリスに誰がした」というフラストレーションが背景にあると海外メディアでは分析しています。

イギリスでも貿易問題が主要課題。

さらに「イギリスに駐留するアメリカ軍への軍事費負担への言及」があるのか、イギリス政府は今から戦々恐々としています。

スコットランドではゴルフの予定(14・15日)

トランプ大統領は不動産王と言われるように、世界に17のゴルフ場を所有。

スコットランドにはアバディーンとターンベリーにふたつのゴルフ場があります。

今回はそこでのゴルフが予定されていますが、現在のところ同行者は不明です。

来週の16日にはフィンランドの首都ヘルシンキで米ロ首脳会談。

この会談は、アメリカとロシアの関係改善に向けた試金石と考えられています。

このところの原油価格高騰に歯止めをかけることが出来たら成功の第一歩です。

今週は欧州でのトランプ大統領の発言に注目されています。

ですから日本時間の午後4時から午前0時頃までの欧州時間の急変動には、十分に注意したいと思っています。

6日金曜日のトレード たったの19銭の利益

設定レンジ下限110.52円を越えた110.50円から110.45円の5銭

次は、110.52円から110.38円の14銭

中国による報復関税が発動されて貿易戦争勃発と喧伝された割には、底値が堅くてビックリでした。

金曜日は対中制裁輸入関税が午後1時には発動されると聞いていたので、愛菜にしては珍しく、午前11時半過ぎにはブログを更新して待ち構えていました。

今朝の後付けの解説では、「発動は織り込み済みだったので相場の動きは限定的だった」とのコメントが多かったのですが、だったらもっと早く言ってよ、と思いました。

それにしてもある程度の上下はあると思っていたので、広めにターゲットを取ってしまってごめんなさい。

今週のドル円に影響を与えそうな経済指標

7月9日 (月曜日)
日本 日銀地域経済報告(さくらレポート) 
米国  トランプ大統領 最高裁判事候補発表

8:50
日本 5月国際収支・経常収支
日本 5月国際収支・貿易収支

14:00
日本 6月景気ウオッチャー調査-現状判断DI
日本 6月景気ウオッチャー調査-先行き判断DI

15:00
ドイツ 5月独貿易収支
ドイツ 5月独経常収支

翌4:00
米国 5月米消費者信用残高

7月10日(火曜日)
トランプ大統領 ヨーロッパ歴訪(10~16日)
⇒ベルギー(NATO首脳会議)、英国、スコットランド(ゴルフ)、フィンランド(米ロ首脳会談)

8:50
日本 6月マネーストックM2(前年同月比)

10:30
中国 6月中国卸売物価指数(PPI)(前年同月比) 
中国 6月中国CPI(前年同月比) 

17:30
英国 5月英貿易収支
英国 5月英鉱工業生産指数
英国 5月英製造業生産高

18:00
ドイツ 7月独ZEW景況感指数(期待指数)
ユーロ圏  7月ユーロ圏ZEW景況感指数

7月11日(水曜日)
日本 安倍総理4カ国歴訪(11~18日)
⇒ベルギー、フランス、サウジアラビア、エジプト
ベルギー 日本・EUのEPA署名
ベルギー 北大西洋条約機構(NATO)首脳会議(ブリュッセル、12日まで)

8:50
日本 6月企業物価指数
日本 6月企業物価指数(前年同月比)
日本 5月機械受注
日本 5月機械受注(前年同月比)

13:30
日本 5月第三次産業活動指数

20:00
米国 米MBA住宅ローン申請指数(前週比)

21:30
米国 6月米卸売物価指数(PPI)
米国 6月米卸売物価指数(PPI)(前年同月比)
米国 6月米卸売物価指数(PPIコア指数、食品・エネルギー除く)
米国 6月米卸売物価指数(PPIコア指数、食品・エネルギー除く)(前年同月比)

23:00
米国 5月米卸売売上高
米国 5月米卸売在庫

23:30
米国 EIA週間在庫統計 –

翌0:35
英国 カーニー・イングランド銀行(BOE)総裁、講演

7月12日(木曜日)
8:50
日本 対外対内証券売買契約等の状況(週次・報告機関ベース)

15:00
ドイツ 6月独消費者物価指数(CPI、改定値)

18:00
ユーロ圏  5月ユーロ圏鉱工業生産

21:30
米国 6月米消費者物価指数(CPI)
米国 6月米消費者物価指数(CPI)(前年同月比)
米国 6月米消費者物価指数(CPIコア指数)
米国 6月米消費者物価指数(CPIコア指数)(前年同月比)
米国 カシュカリ米ミネアポリス連銀総裁、講演
米国 前週分の米新規失業保険申請件数

7月13日(金曜日)
中国 6月中国貿易収支 

19:45
米国 JPモルガン・チェース第2四半期決算

21:00
米国 ウェルズ・ファーゴ第2四半期決算
米国 シティ・グループ第2四半期決算

21:30
米国 6月米輸入物価指数
米国 6月米輸出物価指数

23:00
米国 7月米消費者態度指数(ミシガン大調べ、速報値)

2018/07/05(木曜日)
ドル円/今日の設定レンジ
上限は110.53円。下限は110.33円です

「ドル円/今日の設定レンジ」上値が重い

20180709_1uy_p

「ドル円・日足」テクニカルは上昇基調

20180709_duy_p

今日のトレード戦略

今日は朝からトレードしています。

様子見なのかあまり動かないですね。

正午までに、愛菜の3MAトレードで細かく刻んで16銭の利益だけ。

今後の展開に期待したいです。

 

設定レンジの上限を越えたら、110.61円、110.75円、110.86円がターゲット。

設定レンジの下限を越えたら、110.28円、110.14円、110.05円をターゲットとします。

設定レンジ内では、設定レンジの上限が抵抗線として上値をおさえ設定レンジの下限が支持線として下値を支える直近の目安となりますから気を付けてください。

今週も頑張りましょう、ね。

愛菜