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トランプ大統領「利上げは好ましくない」

こんにちは。天野愛菜です。

昨晩のトランプ大統領の発言が、為替相場の潮目になるのでしょうか。

トレードしているときは、何が起こっているのかネットで調べる余裕なんてまったくありませんが、朝の海外ニュースで昨日の下落の原因がわかりました。

CNBCテレビに出演したトランプ大統領は、レポーターから利上げについての感想を聞かれて

「感心しない。景気が回復する度に、FRBは利上げをしたがる。アメリカ経済に取って好ましくないことだ。」

「ユーロや人民元に対するドルの上昇は、アメリカ(製品を輸出する)貿易には不利である。」

と述べました。

為替相場が勢い反応したからでしょうか。その15分後にホワイトハウスは

「FRBの金融政策に対して政治介入をするつもりはない。過去に述べた意見を繰り返して発言したに過ぎない。」と火消し。

―為替相場も沈静化。

目先を変えたトランプ大統領

そうなんです。

以前のブログでも何回か触れましたが、職業政治家ではない実業家のトランプ大統領は就任直後から「ドル安」派なんです。

今回も持論を言っただけで、当然、FRBに対して政治介入する気は元々ないと思います。

そうであったらとっくの昔にやっているはずですから。

つまり今回もトランプ大統領の発言は、いつもの常套手段で目先を変えたと考えるのが妥当だと思っています。

その理由は、今週月曜日に行われた「米ロ首脳会談がことのほか不評だった」ことが原因ではないでしょうか。

やっぱりトランプ大統領にとってロシアは鬼門です。

昨日のトレード 利益1円35銭

設定レンジ上限越えの第3ターゲットまでクリアー。

そしてまたもや、そこから下落開始。

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昨日の「ドル円/今日の設定レンジ」
設定レンジの112.87円。下限は112.63円。
上限越えのターゲットは、112.98円、113.06円、113.13円。
下限越えのターゲットは、112.46円、112.35円、112.22円。
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東京のマーケットが終えた午後3時過ぎからドル円ははっきりと上昇開始しました。

愛菜の3MAトレードでも1時間足でも明らかな上昇。

設定レンジ上限越え待ち。

午後3時台では、設定レンジ上限112.87円が上値の抵抗線と機能していました。

そして午後4時過ぎ。

下から突き上げる感じが強かったので、お約束の設定レンジ上限112.87円で「買い」エントリー。

1回目は第1ターゲット「112.98円」に届かず、112.96円」で「決済」。9銭。

2回目は設定レンジ上限の手前で再上昇。112.89円で「買い」。

決済は瞬間に伸びたところの第1ターゲット112.98円で「決済」。9銭。

それからは、第1ターゲットの112.98円から「買い」を何回かこなして、細かく16銭。

6回目のトレードで第2ターゲット113.06円に到達したのは、午後7時過ぎ。

113.00円からのエントリーで6銭。

7回目のトレードで、待望の第3ターゲット113.13円をクリアーしました。

午後9時半の「前週分の米新規失業保険申請件数」と「フィラデルフィア連銀製造業景気指数」の時。

このときは、以前ブログで書いた「愛菜の経済指標の発表時トレード(半分バクチなトレード)」で参入。

第3ターゲット113.13円付近の1時間ピボットをみたら、R3が113.146円にあったので

113.15円に「売り」で指し値をおいておきました。

見事的中。

5分くらいは、なかなかしっかり下がりませんでした。

それから40分くらいはかかりましたが、第1ターゲットの112.98円に到達で「決済」。17銭。

 

そして午前2時。

私もアメリカのトレーダーの人たちに合わせて、午前1時45分まで休憩。

午前2時半まで動かないようなら今日は寝よう、と思っていた矢先のことでした。

5分足チャートの3MAがローソク足に被ったままだったので、112.80円で「売り」。

ところが少し上昇。でもRSIもCCIも下向き。3MAもローソク足の上だったのでそのまま待機。

FXの神様は、利益の泉を用意してくれていました。

一瞬ビクッと動きが止まったと思ったら、下降開始。

それからはジェットコースター。

設定レンジ下限の第2ターゲットの112.35円を付けてから、第1ターゲットの112.46円まで戻り

そこから再度第2ターゲットを目指して下落。

第2ターゲットで一瞬躊躇するものの、次の第3ターゲットの112.22円を付けたものの勢い余って112.05円で底を打って上昇。

わずか15分くらいの出来事でした。

私はどこで決済をしたかというと、112.15円。

1分足チャートのローソク足が3MAをしっかり上回ったところでした。65銭。

 

なぜ途中で決済をしなかったかというと、理由は簡単。

5分足チャートの3MAを上回らなかったことと、予定されている「経済指標の発表」の時の動きとは違って、こういう時は3回のアップダウンがあって底や天井をつけるからです。

それと心理的な問題で、決済をするということはそこで反転すると無意識に思ってしまうから、冷静になってガマンすることも大切と自分に言い聞かせています。

 

昨日の利益は大台に乗せました。午前中の分も合わせて1円35銭。

カフェインよりも強い刺激だったので、なかなか眠れませんでした。

今日のドル円に影響を与えそうな経済指標

7月20日(金曜日)
日本 6月全国消費者物価指数(CPI)(前年同月比)
日本 6月CPI(生鮮食品を除く総合)(前年同月比)

13:30
日本 5月全産業活動指数

15:00
ドイツ 6月独生産者物価指数(PPI)

17:00
ユーロ圏  5月ユーロ圏経常収支(季節調整済み)

21:00
米国 ブラード米セントルイス連銀総裁、講演

7月21日
20カ国・地域(G20)財務相・中央銀行総裁会議(ブエノスアイレス、22日まで)

2018/07/20(金曜日)
ドル円/今日の設定レンジ
上限は112.62円。下限は112.27円です

「ドル円/今日の設定レンジ」現時点では3MAと75MAがデッドクロス

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「ドル円・日足」下落基調

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今日のトレード戦略

アメリカ経済の強さとアメリカへの資金の還流、ドル投資の安全性から「ドル高」となっていましたが、今日は金曜日ですから大手ファンドが何かを仕掛けるにしても来週からでしょうか。

今日はとくに目立った経済指標の発表はないので、ただひたすら相場についていくだけです。

余談ですが、昨晩の下落で利益を産んだ週締めで成果を求められるプロトレーダーさんは、今日はトレードしないらしいです。

設定レンジの上限を越えたら、112.76円、112.89円、112.98円がターゲット。

設定レンジの下限を越えたら、112.21円、112.05円、111.96円をターゲットとします。

設定レンジ内では、設定レンジの上限が抵抗線として上値を押さえ、設定レンジの下限が支持線として下値を支える目安となりますから気を付けてください。

 

今日を頑張って、よい週末を迎えましょう、ね。

こちらは台風に警戒態勢です。

愛菜