常勝必見の「ドル円／今日の設定レンジ」は毎日更新⇒
市場の注目は、対中関税の発動(予定)からジャクソンホール会議へ
こんにちは。天野愛菜です。
今日の午後1時1分。米中相互による追加関税は発動されるのでしょうか。
昨日から「米中通商協議」が始まっているはずですが、アメリカのサイトを探しても途中経過さえ出てきていません。
これが少し怪しい…。
取りあえず様子見ですね。
ちなみに上海総合指数は何とか持ちこたえていて、香港ハンセン株価指数は利益確定売りに押されています。
ジャクソンホール会議
市場は、米中相互の追加関税は実行されるものとして受け止められていて、現在経済サイトを騒がせているのが、世界の中央銀行関係者が集まる「ジャクソンホール会議」です。
今日から開幕です。
主催は、カンザスシティー連邦準備銀行。
場所は、アメリカ西部ワイオミング州のロッキー山脈にあるリゾート地。ジャクソンレイクロッジ。
「ジャクソンホール・経済政策シンポジウム」ともいわれる国際金融会議です。
財務大臣などの政治家は参加しないので、各国の銀行家同士で緊密な話も出来るようです。
そして風光明媚な場所での開催だからかどうかわかりませんが、普段はガードが固いバンカーの口元が緩むこともあって世界中の経済記者が集まります。
注目される理由
ジャクソンホール会議では、過去に次ぎのようなことがありました。
1998年 グリーンスパン元議長がFRB理事や地区連銀総裁と密談。結果利下げ
2005年 ラグラム・ラジャン氏（IMFチーフエコノミスト）が、サブプライローンに端を発する金融危機に言及。
2010年 バーナンキ元議長の量的緩和政策第二弾を予告
2014年 ドラギECB総裁の金融緩和政策を示唆
2016年 イエレン元議長の早期利上げを示唆
パウエル議長の講演が今回の最大のイベント
24日(金曜日)の午後11時には、パウエル議長が「変化する経済における金融政策」と題して講演されます。
今年のアメリカの利上げは、来月と12月というのが市場でのコンセンサスですが、トランプ大統領は、「利上げをすると中国への制裁が緩和されてしまうので、利上げは反対」との立場を鮮明にしているので、来年の利上げの展望を読み解く鍵としてもパウエル議長の講演は注目されています。
昨日のトレード 利益63銭
上限。第2ターゲットまで
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昨日の「ドル円／今日の設定レンジ」
設定レンジの上限は110.35円。下限は110.07円
上限越えのターゲットは、110.54円、110.60円、110.74円
下限越えのターゲットは、110.01円、109.95円、109.79円
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昨日のターゲットラインは少し広めにとってしまったので、なかなかターゲットに届かずこのブログを読んでくださっているあなたに申し訳ない気持ちで悶々としていました。
しかし午前0時を過ぎてから第1・第2ターゲットまで届いてくれて嬉しかったです。
設定レンジ上限を越えては下がり、しかも設定レンジ下限まで接近する場面もあって、なんとも忙しかったです。
18回もエントリーと決済を繰り返しました。
1回のトレードで最高利益は8銭。
プラスマイナス0が6回もありました。
そういうことなので、詳しく書いても仕方ないので、結果だけ。
トータルで63銭の利益でした。
今日のドル円に影響を与えそうな経済指標
※発表時間ですぐに相場が反応したり、ドル円以外の通貨を経由して影響を受けたり、発表時の価格がそれ以降の相場の参考レートになったりします。
8月23日(木曜日)
ジャクソンホール会議（～25日）
米中追加関税発動
トルコ 休場
13:01
米中 追加関税の発動（?）
14:00
日本 6月景気先行指数（ＣＩ）・改定値
日本 6月景気一致指数（ＣＩ）・改定値
16:30
ドイツ 8月製造業購買担当者景気指数（ＰＭＩ、速報値）
ドイツ 8月サービス部門購買担当者景気指数（ＰＭＩ、速報値）
17:00
ユーロ 8月製造業購買担当者景気指数（ＰＭＩ、速報値）
ユーロ 8月サービス部門購買担当者景気指数（ＰＭＩ、速報値）
20:30
ユーロ 欧州中央銀行（ＥＣＢ）理事会議事要旨
21:30
米国 前週分新規失業保険申請件数
22:00
米国 6月住宅価格指数(前月比)
米国 4-6月期四半期住宅価格指数(前期比)
22:45
米国 8月製造業購買担当者景気指数（ＰＭＩ、速報値）
米国 8月サービス部門購買担当者景気指数（ＰＭＩ、速報値）
米国 8月総合購買担当者景気指数（ＰＭＩ、速報値）
23:00
米国 7月新築住宅販売件数(年率換算件数)
米国 7月新築住宅販売件数(前月比)
ユーロ 8月消費者信頼感（速報値）
2018/08/23(木曜日)
ドル円／今日の設定レンジ
上限は110.86円。下限は110.50円です
「ドル円／今日の設定レンジ」追加関税次第
20180823_1uy_p「ドル円・日足」基調は上昇に反転
20180823_duy_p今日のトレード戦略
米中相互の追加関税の発動からの流れに乗って、欧米勢の参入から気持ちを新たにして頑張ります。
設定レンジの上限を越えたら、110.97円、111.12円、111.42円がターゲット。
設定レンジの下限を越えたら、110.40円、110.24円、110.06円をターゲットとします。
設定レンジ内では、設定レンジの上限が抵抗線として上値を押さえ、設定レンジの下限が支持線として下値を支える目安となりますから気を付けてください。
今日も頑張りましょう、ね。
愛菜
