常勝必見の「ドル円/今日の設定レンジ」は毎日更新⇒

こんにちは。天野愛菜です。
週末はいかがお過ごしでしたか?
あなたのお住まいのところは、相変わらずの猛暑だったのでしょうか。

 

さて先週の金曜日(24日)は、設定レンジ下限を下抜けてからは小幅な動きで推移しました。

午後11時からの、パウエル議長のジャクソンホール会議での講演からの動きは期待外れ。

 

実は、私のブログを毎日、英語とスペイン語に翻訳して、ご自分のサイトから発信しているアメリカの人がいます。

その理由は、外国人ディーラーの先生をしている猪八戒先生が、ユダヤの投資術として昔からあった「ニューヨークボックス」を、「ジャパンBOX」として時間単位とパラメーターを設定し直して、私が「設定レンジ」として公開しているから。

そしていつもお伝えしている「上限と下限」が、海外トレーダーの方たちの「さや取り」ポイントになっています。

そしてターゲットラインは、欧米のトレーダーが使っている適応型移動平均線から時間経過と変動値から算出しているので、ユーロドルを主軸にトレードしている方たちには、わざわざ計算しなくていいから便利みたいです。

事前の情報

そのようなことがあって、毎日のように海外からもメールをいただきます。

午後9時半にアメリカから来たメールに次のようにありました。

 

―「Manaへ。今日のパウエル議長の講演主旨は先ほど記者に配布された。配布した理由は、間違って解釈されることを恐れてのことだろう。だから午後11時ジャストには一気に動くよ。」と。

私は講演が進行していくなかでの上下の動きを想定していましたが、そうではないようです。

さっそく返信しました。「売り?買い?」

―「ファンドは情報を共有していることには間違いないが、逆に振られそうだ。」

逆ってどういうこと?

と再度返信しようかとも考えましたが、ご親切に情報をくださった方にこれ以上のことをお伺いするのも失礼かと思って、午後11時を待つことにしました。

昨日のトレード 利益55銭

設定レンジ下限を軸に変動。第1ターゲットが意識されました

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昨日の「ドル円/今日の設定レンジ」
設定レンジの上限は111.47円。下限は111.30円。
上限越えのターゲットは、111.55円、111.65円、111.81円。
下限越えのターゲットは、111.22円、111.07円、110.98円。
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午後11時。

一瞬、設定レンジの上限付近まで上がりましたが、そこに大量の「売り」の仕掛けがあったようです。

ためらいもなく一気に下落しました。

 

私は、事前にポジション取りしていた設定レンジ下限での「売り」がヒットして、第1ターゲットを通過。

そして第2ターゲットまで届かずに反転。

設定レンジ下限111.30円→第1ターゲットを通過して111.12円から戻った111.14円で「決済」。16銭。

 

反転の勢いも設定レンジ下限まで。
111.15円→設定レンジ下限111.30円。「買い」15銭。

 

再度下落して、今度こそは第2ターゲットまでいくのだろう、と思いましたが、期待外れ。

設定レンジ下限111.30円→111.16円。「売り」14銭。

 

1時間足チャートをみたら下値が切り上がっていたので、上昇かと思いました。

しかし第1ターゲット111.22円が天井となって膠着状態。

111.18円→第1ターゲット111.22円。「買い」4銭。

 

回数を重ねるたびに、利益が小さくなっていきました。

 

その頃になってヘッドラインニュースに、パウエル議長の講演の主旨と解釈が細かく流れてきました。

コメントされていた方々は、結果を見た上での解釈なので何とでも理由は付けられますが、実際に私がパウエル議長の講演主旨を読む限りでは「ドル高」になってもおかしくない内容でした。

 

これからどのようにトレードを運んでいこうか、と考える前に

「今日はもうやめよう」と脳が勝手に思考を中止してしまいました。

 

午前中に仲値に向けたトレードで6銭の利益があったので、金曜日の利益は合計で55銭。
大きなイベントであったはずなのに期待外れでした。

私も、事前に情報がほしい…。

今週のドル円に影響を与えそうな経済指標

※発表時間ですぐに相場が反応したり、ドル円以外の通貨を経由して影響を受けたり、発表時の価格がそれ以降の相場の参考レートになったりします。

8月27日(月曜日)
英国 休場
香港 7月貿易統計

17:00
ドイツ 8月IFO企業景況感指数

 

8月28日(火曜日)
障害者雇用問題を国会報告
米国 中間選挙のための予備選(アリゾナ・フロリダ)

17:00
ユーロ 7月マネーサプライM3(前年同月比)

21:30
米国 卸売在庫

22:00
米国 6月ケース・シラー米住宅価格指数
米国 6月ケース・シラー米住宅価格指数(前年同月比)

23:00
米国 8月リッチモンド連銀製造業指数
米国 8月消費者信頼感指数(コンファレンス・ボード)

 

8月29日(水曜日)
15:00
ドイツ 9月GFK消費者信頼感調査

16:00
トルコ 7月貿易収支

20:00
米国 MBA住宅ローン申請指数(前週比) –

21:30
米国 4-6月期四半期実質国内総生産(GDP、改定値)(前期比年率)
カナダ 4-6月期四半期経常収支

23:00
米国 7月住宅販売保留指数(前月比)

23:30
米国  週間石油在庫統計

 

8月30日(木曜日)
トルコ 休場
RCEP閣僚会議

8:50
日本 7月小売業販売額(前年同月比)
日本 7月百貨店・スーパー販売額(既存店)(前年同月比)
日本 前週分対外対内証券売買契約等の状況(対外中長期債)
日本 前週分対外対内証券売買契約等の状況(対内株式)

10:30
オーストラリア 4-6月期四半期民間設備投資(前期比)
オーストラリア 7月住宅建設許可件数 (前月比)

16:55
ドイツ 8月失業者数(前月比)
ドイツ 8月失業率

17:30
英国 7月消費者信用残高
英国 7月マネーサプライM4(前月比)
英国 7月マネーサプライM4(前年同月比)

18:00
ユーロ 8月経済信頼感
ユーロ 8月消費者信頼感(確定値)

18:30
南アフリカ 7月卸売物価指数(PPI)(前月比)
南アフリカ 7月卸売物価指数(PPI)(前年同月比)

21:00
ドイツ 8月消費者物価指数(CPI、速報値)(前月比)

21:30
米国 7月個人消費支出(PCE)(前月比)
米国 7月個人所得(前月比)
米国 7月個人消費支出(PCEコア・デフレーター、食品・エネルギー除く)(前月比)
米国 前週分新規失業保険申請件数
カナダ 4-6月期四半期国内総生産(GDP)(前期比年率)
カナダ 6月月次国内総生産(GDP)(前月比)

 

8月31日(金曜日)
日中財務対話

8:30
日本 7月失業率
日本 7月有効求人倍率
日本 8月東京都区部消費者物価指数(CPI、生鮮食料品除く)(前年同月比)

8:50
日本 7月鉱工業生産・速報値(前月比)

10:00
中国 8月製造業購買担当者景気指数(PMI)

18:00
ユーロ 7月失業率
ユーロ 8月消費者物価指数(HICP、速報値)(前年同月比)

21:00
南アフリカ 7月貿易収支

21:30
カナダ 7月鉱工業製品価格(前月比)
カナダ 7月原料価格指数(前月比)

22:45
米国 8月シカゴ購買部協会景気指数

23:00
米国 8月ミシガン大学消費者態度指数・確報値

2018/08/27(月曜日)
ドル円/今日の設定レンジ
上限は111.35円。下限は111.00円です

「ドル円/今日の設定レンジ」3MAをしっかりみてトレードします

20180827_1uy_p

「ドル円・日足」110.50円が意識されています

20180827_duy_p

 

今日のトレード戦略

午前9時半にはパソコンの前にいました。

仲値に向けた流れに乗ろうと思ったからです。最近は動きが小さいので、少しでも利益を稼ぎたい、という見苦しい足掻き…。

午前9時45分。動き出しました。

一瞬のダマシに惑わされることなく111.30円から「売り」。111.20円で「決済」。10銭。

三菱UFJ銀行さんが発表した仲値は、111.20円。

気持ちがいいほど、日本勢の一糸乱れぬ動きです。

 

午前中のトレードの感触は、上値が重いということ。

ドルを買い上げるつもりはないのかな、と感じてしまいます。

そのようなことを書いているうちに、111.20円から突然の下落。「売り」。111.00円で「決済」。20銭。

あらら、午前中に30銭も取れちゃった…。

 

ヘッドラインニュースを読むと、「南アフリカから大量の資金流出とIMFが公表」とありました。

今日は午前中にここまで下がるということは、買いの材料が乏しいということです。

 

設定レンジの上限を越えたら、111.46円、111.55円、111.67円がターゲット。

設定レンジの下限を越えたら、110.91円、110.86円、110.70円をターゲットとします。

設定レンジ内で意識されている価格は、仲値の111.20円と、先週金曜日の設定レンジ下限の111.30円です。

設定レンジ内では、設定レンジの上限が抵抗線として上値を押さえ、設定レンジの下限が支持線として下値を支える目安となりますから気を付けてください。

 

今週は月末を控えているので、ある程度の動きは期待したいです。

健康には気を付けて頑張りましょう、ね。

愛菜