常勝必見の「ドル円/今日の設定レンジ」は毎日更新⇒
無事のメールが届きました
こんにちは。天野愛菜です。
北海道にお住まいで、愛菜のブログを読んでくださっている方全員のご無事が確認出来ました。
小心者の愛菜としては、会ったこともない方でもご縁は感じているので心配していました。
本当によかったです。
何度かメールのやり取りをしているうちに、お互いの気候の話になってお住まいを知りました。
「実は私も北海道に住んでいて、パソコンの電源を落としたところだったので、停電の被害に合わずに助かった。」と月一連絡の香奈さんから、パソコンも無事であったとメールがありました。(遅くまで頑張っていたんですね。)
退職してからFXを始めた大阪の片山さんからは「いまだに停電なんだ」、とトレード出来ない嘆きのメールがありました。
この数日で、関西では台風、北海道では地震と日本は天災続きです。
ご不自由な生活をしている方々の苦労は計り知れませんが、心からのお見舞い申し上げます。
無力な私にでも、お役に立てることがあったらメールくださいね。
今日の雇用統計
昨日の「ADPの8月雇用統計」
7月は5万2000人で8月は2万1000人で減少しました。
その時間は米10年債利回りが低下につれてドル円は下落しましたが、ADP社によると「雇用者数の減少は、堅調なアメリカ経済にともなう労働市場が、人材確保を困難としており、新規採用枠を埋められなかったのが原因。」とコメントを出しました。
そしてISMの8月非製造業指数指数は、58.5と市場予想さえも上回りました。
ISM(アメリカ供給管理協会)は「貿易摩擦による原材料費の輸入関税増額分は、(値上げはしなくても)事業拡大で対応できている。」とコメントしました。
どちらも、アメリカ経済の底堅さを示しました。
そして今日の雇用統計―
一昨日のISM製造業指数は、2月以来の高水準。
昨日のISM非製造業指数は、2ヶ月連続上昇。
貿易摩擦による悪影響はまったく感じられません。
それにともなって、今日発表の雇用統計(8月非農業部門雇用者数変化(前月比)、8月失業率、8月平均時給(前月比)、8月平均時給(前年同月比))も、その前哨戦ともいえる昨日の「ADPの8月雇用統計」がよかったので、内容は期待出来るものとなっています。
ここで押さえておくことは、現在のアメリカは、採用の需要に応募者の数が追いついていないという「人手不足」の現状があるということです。
そしてドル円の反応
雇用統計の好結果に素直に「ドル高」で反応するのか。
市場予測を下回っても、それは「人手不足」だから仕方ない、と「ドル高」になるのか。
平均時給に焦点をあてて、良すぎると企業収益が悪化するとして、「ドル安」で反応するのか。
そもそも「人手不足」なので、数値が市場予想を下回って「ドル安」で反応するのか。
―とにかく、今日の出てくる数字の解釈次第でドル円はどうなるかわからない、ということです。
今ここでいえることは、今日の雇用統計が悪くても、それは「人手不足」で採用が困難になっていることが原因で、アメリカ経済は力強く前進している、といことです。
午後9時半にバクチを打つにしても、1時間足ピボットのR3に「売り」、S3に「買い」くらいにしておいてくださいね。追随してはダメですよ。
「投資はご自分の判断で…云々」(笑)
もっかの「売り」材料
それから忘れてはいけないのが、対中第3弾の追加関税の発動と、アメリカとカナダの通商交渉の行方です。
いずれにしてもリスク回避の心理が働きます。「売り」です。
「投資はご自分の判断で…云々」(笑)
昨日のトレード 利益53銭
下限ターゲット オールクリアー
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昨日の「ドル円/今日の設定レンジ」
上限は111.51円。下限は111.21円。
上限越えのターゲットは、
111.58円、111.73円、111.88円。
下限越えのターゲットは、
111.14円、111.03円、110.95円。
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昨日は「今日のトレード戦略」で書いた通り、「売り」勝負でした。
1回目 午後9時半前
設定レンジ下限111.21円→第1ターゲット111.14円「売り」7銭。
勢いよく下がって戻ったところが111.14円でした。
2回目 午後10時半過ぎ
設定レンジ下限111.21円→第1ターゲット111.14円「売り」7銭。
3回目 午後11時
設定レンジ下限111.21円→第2ターゲット111.03円「売り」18銭。
米国8月ISM非製造業指数は58.5とよかったのですが、ドル円は逆行。
そのことがわかったのは6分過ぎ。
実際には、設定レンジ下限でもたついていたので、「エイ!」と売りでエントリーしたのが功を奏しました。
4回目 午後11時半
「愛菜の3MAトレード」1分足チャート。
111.06円→第3ターゲットを越えて110.85円。「売り」21銭。
今日のドル円に影響を与えそうな経済指標
※発表時間ですぐに相場が反応したり、ドル円以外の通貨を経由して影響を受けたり、発表時の価格がそれ以降の相場の参考レートになったりします。
9月7日(金曜日)
米国 雇用統計
イラン ロシア・トルコ・イラン三カ国首脳会談
ブラジル 休場
14:00
日本 7月景気先行指数(CI)・速報値
日本 7月景気一致指数(CI)・速報値
14:45
スイス 8月失業率
15:00
ドイツ 7月貿易収支
ドイツ 7月経常収支
ドイツ 7月鉱工業生産(前月比)
15:45
フランス 7月貿易収支
フランス 7月経常収支
フランス 7月財政収支-
フランス 7月鉱工業生産指数(前月比)
18:00
ユーロ圏 4-6月期四半期域内総生産(GDP、確定値)(前期比)
ユーロ圏 4-6月期四半期域内総生産(GDP、確定値)(前年同期比)
21:30
米国 8月非農業部門雇用者数変化(前月比)
米国 8月失業率
米国 8月平均時給(前月比)
米国 8月平均時給(前年同月比)
カナダ 8月新規雇用者数
カナダ 8月失業率
22:00
メキシコ 8月消費者物価指数(CPI)
23:00
カナダ 8月Ivey購買部協会指数
2018/09/07(金曜日)
ドル円/今日の設定レンジ
上限は110.68円。下限は110.38円です
「ドル円/今日の設定レンジ」トレンドラインは下降
20180907_1uy_p「ドル円・日足」下降トレンドラインが支えになるか
20180907_duy_p
今日のトレード戦略
普段なら雇用統計の発表までは小動きなのですが、その前に設定レンジを越えて、その時に1分足のボリンジャーバンドの+2σと-2σの幅が6Pips以上開いていたら、エントリーしてみようと思っています。
当然、雇用統計前にはスクエアです。
設定レンジの上限を越えたらー
110.76円、110.95円、111.10円がターゲット。
設定レンジの下限を越えたらー
110.29円、110.15円、109.98円をターゲットとします。
設定レンジ内では、設定レンジの上限が抵抗線として上値を押さえ、設定レンジの下限が支持線として下値を支える目安となりますから気を付けてください。
今日は、突然の変動は放っておいて、じっくりトレードしましょう。
そしてよい週末を、お迎えください。
関西と北海道の方のご不便が、一刻も早く解消されますように…。
愛菜