常勝必見の「ドル円/今日の設定レンジ」は毎日更新⇒

こんにちは。天野愛菜です。

今日は朝起きてから(起こされてから)、マキちゃんのお供で兄弟子のお墓参り。
予想以上に時間が掛かってしまって更新が遅くなりました。
ごめんんさい。

さて昨晩のFOMCを、単純に整理してみます。

連邦準備制度理事会「FRB」は、連邦公開市場委員会「FOMC」で三ヶ月ぶりの利上げを決定しました。

―このことは市場では織り込んでいました。

 

そして最大の注目点は
現時点では、2020年をピークにそれ以降の利上げは考えていない、ということ。

―これが市場の意表を突いて、今後の展望に対して冷静さを呼び起こしました。

アメリカで活躍する独立系エコノミストの人たちは、ご自分のサイトで総じて「今後の経済の見通しについて再考するタイミングだ」と書いています。

あっ、私が今あえて「独立系」と書いたのは、エコノミスト・アナリスト・ストラテジストさんといえども生活費を稼ぐ必要があるので、独立系の人以外は、多かれ少なかれ雇われている会社の都合を優先します。
ですからご本人は素晴らしい能力があるのに、あえて違うことを書いたりするので私は「独立系」びいきです。

独立系エコノミストの直近の分析

FOMCの今後の見通しによって、ドル高マインドが縮小。「ドル安」。

貿易戦争による景気の下振れ感はあるものの、昨日中国政府が発表した「関税引き下げ」がリスク選好となって日本とEUは漁夫の利。これはドルが世界の基軸通貨であるので「ドル高」。

中間選挙に向けて共和党が下院で過半数を取れないという報道が出る度に「ドル安」。

クリスマス商戦に向けてアメリカの景気のよさが意識されると「ドル高」。

 

つまりこれらのまちまちのコメントでもみなさんが共通して書かれていることは、これからは天井が意識されるフラットな状態がしばらく続いて、それから緩やかなドル安になる、ということ。

フラットな状態では市場の相場観は不安定。

とくに経済指標の発表時にはナーバスな展開になるので、自分の思い込みは捨てて方向性を確かめてからエントリーしなさいと書いてありました。

 

独立系エコノミストの人たちのコメントはよく当たるのですが、サイトの購読料で生活費費と取材費をまかなっているのでとにかく高額。1ヶ月で500ドルなんてザラ。

なのでエコノミストの個人名を出すと、あとで情報料を請求されても困るので、こっそりと書きました。

 

昨日のトレード 利益35銭

下限・第2ターゲットまで

昨日の「ドル円/今日の設定レンジ」
上限は113.02円。下限は112.88円。

上限越えのターゲットは
113.15円、113.26円、113.35円。
下限越えのターゲットは
112.81円、112.65円、112.51円。

1回目 午後3時
設定レンジ下限112.88円→112.78円。「売り」10銭。
●早出の欧州勢(ドイツ)は売りから参入。私も追随。

2回目 午後5時前
下限・第1ターゲット112.81円→設定レンジ下限112.88円。「買い」7銭。
●ナント7銭の利益に1時間も掛かりました。

3回目 午後6時半
設定レンジ下限112.88円→112.94円。「買い」6銭。
●6銭の利益を得るのに1時間。

4日目 午後8時
112.90円→設定レンジ上限113.02円。「買い」12銭。
●5分足チャートのローソク足では、ヒゲが伸びることなくトレード出来ました。

 

午後9時過ぎからは、設定レンジ上限越えを何度も試していましたが膠着状態。

 

「取りあえずお風呂に入ってFOMCの前まで寝たらどうなの?」というマキちゃんの声。
私の弱点は優柔不断なこと。
だからいつまでも粘って、いつも寝不足。

マキちゃんからは「頭脳明晰な状態でトレードしなければいい結果なんて生まれない。愛菜のトレードは、失敗はないけど時間が掛かり過ぎ。つまり勝っていてもいいトレードじゃあないってこと。そこが伸び悩みの原因。」と言われています。

そこでマキちゃんのご託宣にしたがってお風呂に入って、午前2時半に目覚ましをかけて寝ました。

そうしたら…、熟睡。
マキちゃんの可愛い笑顔と、いい香りのコーヒーに起こされたのが午前8時。

チーン。

さっそくチャートを見ましたが、FOMC以降の値動きを見ると、私自身は「買い」と思っていたので、起きていてもきっとついていけなかったので結果オーライでした。

今日のドル円に影響を与えそうな経済指標

※発表時間ですぐに相場が反応したり、ドル円以外の通貨を経由して影響を受けたり、発表時の価格がそれ以降の相場の参考レートになったりします。

9月27日(木曜日)

イタリア 財政計画の議会提出期限

15:00
ドイツ    10月GFK消費者信頼感調査

15:35
日本       黒田東彦日銀総裁講演(全国証券大会)

17:00
ユーロ圏 欧州中央銀行(ECB)月報
ユーロ圏 8月マネーサプライM3(前年同月比)

18:00
ユーロ圏 9月経済信頼感
ユーロ圏 9月消費者信頼感(確定値)

21:00
ドイツ    9月消費者物価指数(CPI、速報値)(前月比)

21:30
米国     前週分新規失業保険申請件数
米国     4-6月期四半期実質国内総生産(GDP、確定値)(前期比年率)
米国     8月耐久財受注(前月比)
米国     8月耐久財受注・輸送用機器除く(前月比)

22:30
ユーロ圏 ドラギ欧州中央銀行(ECB)総裁、発言

23:00
米国     8月住宅販売保留指数(前月比)
英国     カーニー英中銀(BOE)総裁、発言

翌5:30
米国       パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長、発言(上院関連イベント)

 

2018/09/27(木曜日)
ドル円/今日の設定レンジ
上限は112.90円。下限は112.65円です

「ドル円/今日の設定レンジ」下降トレンドラインができました(午後2時)

20180927_1uy_p

 

「ドル円・日足」上値の重さが意識されています

20180927_duy_p

 

今日のトレード戦略

何人かいる会ったこともない、長年メールだけのお付き合いの為替プロディーラーさんがいますが、FOMCの今後の見通しを受けてみなさん午前中は「緊急ミーティング」。
年末までのクリスマス商戦で予定していたドル高幅の縮小調整だったそうです。
詳しくは教えてくれないけど…。

12月の利上げが決まったようなものなので、115円に向かうべく今朝から上昇を期待していた昨日までの私は忘れることにして、今日も相場の流れにお供します。

 

設定レンジの上限を越えたらー
112.95円、113.00円、113.12円がターゲット。

設定レンジの下限を越えたらー
112.55円、112.43円、112.35円をターゲットとします。

設定レンジ内では、設定レンジの上限が抵抗線として上値を押さえ、設定レンジの下限が支持線として下値を支える目安となりますから気を付けてください。

 

今日は頑張ります!

愛菜