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為替条項には動じなかったドル円

こんにちは。天野愛菜です。

ムニューシン財務長官の日米貿易協定に為替条項を入れようと目論む発言に対して、日経平均株価は慌てたようですが為替相場は冷静に対応しました。

そして麻生財務大臣が毅然として「そんなことは聞いていないし、米国側と話し合ったこともない」と発言しました。

これで不安解消。ドル高へ。さすがです!

このところアメリカ政権内で存在感の薄れているムニューシン財務長官の誇示発言だったのかな。

そしてサウジアラビアによる記者殺害事件で揺れているサウジアラビアで、今月下旬に投資説明会が予定せれています。

アメリカの経済界の大物たちがこぞって「行かない」と表明しているのに、ムニューシン財務長官は「私は行く」と発言して、アメリカ国内のメディアは元より共和党をはじめとする政治家からも非難されています。

どうしてしまったのでしょう。

 

ポンドの動きから波及してくるドル円に注意

さて今日の為替は、今もっとも注目されている「合意なき離脱か」で揺れているイギリスの「9月消費者物価指数(CPI)」と「9月小売物価指数(RPI)」とEU首脳会議に焦点をあてています。

結果いかんでは、ポンドから波及してすべての通貨が、一旦ステージを変えるかも知れない、と言われています。

 

ところで海外トレーダーの人たちが口をそろえて言っているのが、「イギリスは交渉上手」。

「柔道でいう寝技が得意で、いつも最後はイギリスにとってよい結果に持ち込んでいる。EUにいながら、ユーロを使わないでポンドが世界の主要通貨と認識されていることをもってしても理解できること」と通釈がついています。

メイ首相の今後の発言と行動に注目していましょう。

昨日の経済指標・結果

22:15 米国・9月鉱工業生産 [前月比]
結果:0.3% 予想:0.2% 前回:0.4%

22:15 米国・9月設備稼働率
結果:78.1% 予想:78.2% 前回:78.1%

⇒ドル円は下落

23:00 NAHB住宅市場指数
結果:68 予想:67 前回:67

⇒ドル円は上昇

 

昨日のトレード 利益53銭

○上限・第2ターゲットまで。

昨日の「ドル円/今日の設定レンジ」
上限は112.04円。下限は111.73円。

上限越えのターゲットは
112.10円、112.23円、112.39円。
下限越えのターゲットは
111.65円、111.54円、111.46円。

1回目 午後2時
設定レンジ上限112.04円→第1ターゲット112.10円。「買い」6銭。

一旦、第1ターゲットを付けてから折り返したのですが、設定レンジ上限まで戻らず112.08円から上昇しました。

 

2回目 午後4時前
設定レンジ上限112.04円→112.14円。「買い」10銭。

一度設定レンジ上限付近まで押し戻されて焦りました。しかし跳ね返ってくれて助かりました。

 

3回目 午後6時過ぎ
第1ターゲット112.10円→設定レンジ上限112.04円。「売り」6銭。

なんとなくこれから下落という雰囲気でしたが…。

 

4回目 午後6時半前
設定レンジ上限112.04円→第1ターゲット112.10円。「買い」6銭。

押し戻される感じが強いことに少々驚きました。

 

マキちゃんがご飯を食べに行こうというので、「シャングリ・ラホテル東京」からタクシーで銀座の「加藤肉店」へ。

ここはカウンターのお席がメインでお値段もしっかりしていますが、抜群のお肉を出してくださいます。

時間も時間だったので、銀座のクラブのホステスさんが2組、同伴でお食事していました。

秀逸なお料理とワインのお店を選べる男性も素敵だなぁと。

そう私は数年前に、猪八戒先生に連れてきていただきました。

 

5回目 午後10時15分
第1ターゲット112.10円→設定レンジ上限112.04円。「売り」6銭。

米国・9月鉱工業生産と米国・9月設備稼働率の指標発表。

瞬間下がって瞬間上がって、そしてじっくり下落。

おもしろい動きでしたね。

海外トレーダーは、アルゴリズム取引の失敗例とネットに書き込んでいました。

もともと下げでプログラムされていましたが、恒例の後付け解説の「予想よりも結果が悪かった」が使えなくなったのでコンピュータが焦ったことが原因だそうです。

 

6回目 午後10時20分
設定レンジ上限112.04円→第1ターゲット112.10円。「買い」6銭。

利益は少なかったのですが、絶妙なタイミングで買いエントリーが出来ました。

 

7回目 午後10時50分
第1ターゲット112.10円→第2ターゲット112.23円。「買い」13銭。

やっと第2ターゲットに到達しました。
午後11時発表の「米国・NAHB住宅市場指数」の数字がよかったので押し上げられた感じでした。

 

疲れました。午後11時15分。

マキちゃんのもう寝ようよ、という誘惑の言葉に負けて、昨日のトレードはそこでおしまいにしました。

 

今日のドル円に影響を与えそうな経済指標

※発表時間ですぐに相場が反応したり、ドル円以外の通貨を経由して影響を受けたり、発表時の価格がそれ以降の相場の参考レートになったりします。

10月17日(水曜日)
ベルギー EU首脳会議
パプアニューギニア APEC財務相会合
カナダ 大麻合法化
香港 休場

17:30
英国 9月消費者物価指数(CPI)(前月比)
英国 9月消費者物価指数(CPI)(前年同月比)
英国 9月小売物価指数(RPI)(前月比)
英国 9月小売物価指数(RPI)(前年同月比)
英国 9月卸売物価指数(食品、エネルギー除くコアPPI)(前年同月比)

18:00
ユーロ圏 8月建設支出(前月比)
ユーロ圏 8月建設支出(前年同月比)
ユーロ圏 9月消費者物価指数(HICP、改定値)(前年同月比)

20:00
米国 MBA住宅ローン申請指数(前週比)

21:30
米国 9月住宅着工件数(年率換算件数)
米国 9月住宅着工件数(前月比)
米国 9月建設許可件数(年率換算件数)
米国 9月建設許可件数(前月比)

翌3:00
米国 米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨

 

2018/10/17(水曜日)
ドル円/今日の設定レンジ
上限は112.41円。下限は112.27円です

ターゲット

設定レンジの上限を越えたらー
112.49円、112.56円、112.71円がターゲット。

設定レンジの下限を越えたらー
112.20円、112.12円、112.01円をターゲットとします。

設定レンジ内では、設定レンジの上限が抵抗線として上値を押さえ、設定レンジの下限が支持線として下値を支える目安となりますから気を付けてください。

 

「ドル円/今日の設定レンジ」EU首脳会談への警戒感

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「ドル円・日足」下値を模索

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今日のトレード戦略

経済指標の発表では、午後5時30分の英国の「9月消費者物価指数(CPI)」と「9月小売物価指数(RPI)」と午後9時半発表の「米国・9月住宅着工件数」「米国・9月建設許可件数」が注目されています。

ドル安が意識されています。

それとEU首脳会議の報道と要人発言。

昨晩から、11月下旬にも臨時のEU首脳会議があると海外トレーダーの人たちの間ではされていて、今回でイギリスのEU離脱条件で合意がなくても、一旦下げても戻ると考えられています。

今日は、油断禁物デーです。

 

愛菜