常勝必見の「ドル円/今日の設定レンジ」は毎日更新⇒

こんにちは。天野愛菜です。

昨日のドル円トレードは投稿通りに「戻り売り」作戦だけでトライしてみました。

ユーロの下落にドル円もつられました。

 

ユーロの下落の新たな要因

ユーロの下落は欧州経済の減速を意味している訳ですが、今まではその原因をトランプ大統領の貿易関税問題のせいにしていましたが、どうやら欧州自体の足元に問題があるようです。

その足元の問題とは、欧州のトレーダーの間では「欧州委員会」がキーワードとなっています。

数ヶ月前までは「Googleさん(以下さん付け省略)の個人情報収集問題」が俎上に上っていましたが、今では「欧州委員会の権威と権力の増大さ」に議論が移っています。

Googleの個人情報を狙う「欧州委員会」

Googleの個人情報の収集については、「Googleがデータを集めること自体は、他でもやっているしとくに規制など必要はないが、その利用方法が間違っていれば問題」という意見に集約されたみたい。

それよりもGoogleに関して言えば、Googleが「欧州委員会」に媚びへつらうようになってしまったら大問題であると言っています。

「欧州委員会」に要求さるままに個人情報がGoogleから渡ると、それが洗脳に使われる懸念。

第二次世界大戦の「ヒットラーの悪夢」を連想してしまうそうです。

 

政治家は落としどころを探って相手との妥協点にたどり着きますが、官僚組織の「欧州委員会」は自らの決定が妥協点である、と信じて疑がっていないそうです。

「欧州委員会」はエリート中のエリートの精鋭集団なので、一般人の政治家は太刀打ち出来ない。

その頭脳がGoogleの持つデータを活用することによる危機感があります。

 

データそのものに善悪はない、と私は思っています。

問題は、それを使用する人の善悪で、データが神様にもなれば悪魔にでもなる。

 

海外トレーダーのGoogle応援

今、海外トレーダーの中では「Googleを使おう」という呼びかけがあります。

その理由は、「欧州委員会」に太刀打ちするには「Google」はまだ力不足なので、「Google」が「欧州委員会」の意のままに動かされないようにもっと大きくしよう、と言っています。

「欧州委員会」がGoogleに対して今年の7月に日本円にして5700億円の制裁金命令を出しましたが、これはお金が目的ではなくてGoogleの持つデータの「欧州委員会」による独占と活用。

Googleを揺さぶってタダでデータを奪取しようとしている。

それほど「欧州委員会」の権力はすごいものだそうです。

 

イタリアの予算案・イギリスのブレグジット・移民問題・中東への関与・またEU経済運営方針など、最近の「欧州委員会」のほころびが、トレードを通しながら私も実感しています。

Googleの「頭脳と革新」、欧州委員会の「頭脳と保守」なら、次代はどちらを選ぶのでしょうか。

そして今日のユーロはどう動くのかな。

昨日(2018/10/23)の主な経済指標の結果

23:00 リッチモンド連銀製造業指数
結果:15 予想:24 前回:29

⇒ほんの気持ちだけ、ドル安に振れました。
この時間まで下がり過ぎていたからかな。
期待していたらごめんなさい。

 

昨日のトレード 利益86銭

○下限・ターゲット オールクリアー

昨日の「ドル円/今日の設定レンジ」
上限は112.82円。下限は112.55円。

上限越えのターゲットは
112.88円、112.96円、113.10円。
下限越えのターゲットは
112.50円、112.44円、112.35円。

1回目 13時過ぎ
設定レンジ下限112.55円→第1ターゲット112.50円。「売り」5銭。

⇒エントリーしたら急に動かなくなってしまって少し焦りました。

 

2回目 14時過ぎ
設定レンジ下限112.55円→第2ターゲット112.44円。「売り」11銭。

⇒これぞまさしく「今日のトレード戦略」に昨日書いた通りの「戻り売り」。
112.44円をつけて上昇。そして112.59円から下落しました。

 

3回目 15時半
第2ターゲット112.44円→第3ターゲット112.35円。「売り」11銭。

⇒再度「戻り売り」。
上昇して112.45円からの戻りに対応出来ました。

 

4回目 16時半過ぎ
第2ターゲット112.44円→第3ターゲット越え112.20円。「売り」24銭。

⇒三度の「戻り売り」。
今回も上昇して112.45円からの戻りでした。

 

5回目 20時前
第3ターゲット112.35円→112.15円。「売り」20銭。

⇒4度目の戻り売り

18時過ぎから上昇したのでそれに乗ってもよかったかな、と振り返ればそう思うのですが、入るタイミングがよくわからなかった、というのが本心です。

 

6回目 23時前
112.15円→112.00円。「売り」15銭。

⇒112.15円は水平線と重複。
23時の「リッチモンド連銀製造業指数」はきっとよくないからと思って、売りポジションをキープしたままで発表を待ちました。
発表後は112.05円から112.00円まで少しダウン。そこで「決済」しました。

 

今日のドル円に影響を与えそうな経済指標

※発表時間ですぐに相場が反応したり、ドル円以外の通貨を経由して影響を受けたり、発表時の価格がそれ以降の相場の参考レートになったりします。

10月24日(水曜日)
日本  臨時国会召集(~12月10日・48日間)
インドネシア Trade Expo Indonesia(世界見本市)(~28日)

14:00
日本 8月景気先行指数(CI)・改定値
日本 8月景気一致指数(CI)・改定値

15:45
フランス 10月企業景況感指数

16:15
フランス 10月製造業購買担当者景気指数(PMI、速報値)
フランス 10月非製造業購買担当者景気指数(PMI、速報値)

16:30
ドイツ 10月製造業購買担当者景気指数(PMI、速報値)
ドイツ 10月非製造業購買担当者景気指数(PMI、速報値)

17:00
ユーロ圏 10月製造業購買担当者景気指数(PMI、速報値)
ユーロ圏 10月非製造業購買担当者景気指数(PMI、速報値)
ユーロ圏 9月マネーサプライM3[前年同月比]

20:00
米国 MBA住宅ローン申請指数[前週比]

22:00
米国 8月住宅価格指数[前月比]

22:45
米国 10月製造業購買担当者景気指数(PMI、速報値)
米国 10月非製造業購買担当者景気指数(PMI、速報値)
米国 10月総合購買担当者景気指数(PMI、速報値)

23:00
カナダ カナダ銀行 政策金利
米国 9月新築住宅販売件数[年率換算件数]
米国 9月新築住宅販売件数[前月比]

23:30
米国  週間原油在庫統計

翌3:00
米国 米地区連銀経済報告(ベージュブック)

2018/10/24日(水曜日)
ドル円/今日の設定レンジ
上限は112.55円。下限は112.32円です

ターゲット

設定レンジの上限を越えたらー
112.71円、112.80円、113.00円がターゲット。

設定レンジの下限を越えたらー
112.21円、112.10円、112.01円をターゲットとします。

設定レンジ内では、設定レンジの上限が抵抗線として上値を押さえ、設定レンジの下限が支持線として下値を支える目安となりますから気を付けてください。
また設定レンジの上限や下限を越えた後は、上限や下限が支持線や抵抗線となります。

 

「ドル円/今日の設定レンジ」移動平均線(75)は上抜けましたが弱い上昇

20181024_1uy_p

 

「ドル円・日足」112.00円が攻防線

20181024_duy_p

 

今日のトレード戦略

今日は-

16:15 フランス・10月製造業購買担当者景気指数(PMI、速報値)
16:30 ドイツ・10月製造業購買担当者景気指数(PMI、速報値)
17:00 ユーロ圏・10月製造業購買担当者景気指数(PMI、速報値)
22:45 米国・10月製造業購買担当者景気指数(PMI、速報値)

PMIのオンパレード。

 

アメリカでは、それに
23:00 米国・9月新築住宅販売件数
23:30 米国・週間原油在庫統計

カナダでは
23:00 カナダ・カナダ銀行 政策金利

があります。

フランス・ドイツ・ユーロ圏の経済指標は、ユーロドル経由でドル円に影響。

カナダの政策金利は、カナダドル/円が動けばドル円も動きます。

 

今日は、一昨日の「買い」、昨日の「売り」とはっきり言えません。

しかし私は、欧州勢が参入してきたら設定レンジ下限を越えたところで「売り場」を探してみようかな、と思っています。
今日は、楽をして稼ぎたいです。

とにかく流れに乗って頑張りましょう、ね。

愛菜