常勝必見の「ドル円/今日の設定レンジ」は毎日更新⇒

こんにちは。天野愛菜です。

株式関係のアナリストの方々もそろそろ諦めて相場全体を「売り」と判断し始めたので、私たちの迷いも少なくなりました。

今は買い上げる材料として、確信を持てる事柄がありません。

原油の増産に光を当てている方がいますが、実際はサウジアラビアもロシアもこれ以上の増産は、設備の老朽化で難しいのが現状です。

 

つまりイランの原油取引禁止が大きな問題となってきます。

11月5日からイラン産原油の取引が出来なくなって、イランとの通商を継続するならアメリカと取引が停止されるので、あの中国でさえも金融関係はイランの企業口座を凍結し始めました。

 

シェールオイルに期待出来ない理由

アメリカのシェールオイルも増産していますが、原油の質が悪いというか薄いので、自動車などの精密機器に使うには高価格の添加剤を入れなければならないので、ガソリンの用途でアメリカから海外に輸出していると聞いたことは少ないと思います。

アメリカのシェールオイルは、主に国内の暖房用とビルの空調用タービン、小型船舶に使われているので、世界の原油需要をイランに取って代わることなど出来ないのです。

イラン制裁は、イスラエルの強い要請でサウジアラビアを巻き込んではじめたことです。

ですからアメリカはイスラエルと話合いをして、イラン産原油の取引を認めないとアメリカの株安、金利高から世界経済を凋落させてしまいます。

 

新築住宅販売件数の落ち込みの原因

昨日の「アメリカの新築住宅販売件数」の落ち込みの原因は3つ。

資材の高騰 ⇒ 貿易関税問題

物流コスト増 ⇒ ガソリン価格の上昇

住宅ローン金利の高騰 ⇒ FRBの金融政策

 

FRBの金融政策だけに景気減速の兆候を押しつけるのは難しくなってきました。

現政権がすべてのことを「安全保障の問題」として国民を納得させられるかにかかっています。

 

民主党有力者にパイプ爆弾

そしてあちらこちらの海外ニュースで報道されているオバマ前大統領をはじめとする民主党有力者への「パイプ爆弾」。

すでに欧州では、中国とロシアによる策謀というコメントが出てきていますが、今は諜報戦という表に出ない戦術が主流ですから、中国とロシアもそこまではしないでしょう。

しかしパイプ爆弾などという稚拙な方法であったとしても、大衆に心理的負荷を与えます。

相場全体が、予断を許さない状況になってきつつあります。

今回の「パイプ爆弾」は、証券会社をはじめとする金融機関が仕掛けた調整下落ではないので、落としどころがわかりません。

 

こうゆう時のトレードは、いつもよりひと呼吸おいてからエントリーするに限ります。

大きく上下に振れるときは、「トレードしないのが、損失を出さない最良のトレード」です。

 

 

昨日の主な経済指標の結果

16:15 フランス
製造業購買担当者景気指数(PMI、速報値)
結果:51.2 予想:52.4 前回:52.5

サービス部門購買担当者景気指数(PMI、速報値)
結果:55.6 予想:54.7 前回:54.8

⇒ドル円は3銭、ユーロ円は1銭の小幅な下落。

 

16:30 ドイツ
製造業購買担当者景気指数(PMI、速報値)
結果:52.3 予想:53.4 前回:53.7

サービス部門購買担当者景気指数(PMI、速報値
結果:53.6 予想:55.5 前回:55.9

⇒ドル円は3銭、ユーロ円は8銭の下落でした。

 

17:00 ユーロ圏
製造業購買担当者景気指数(PMI、速報値)
結果:52.1 予想:53 前回:53.2

サービス部門購買担当者景気指数(PMI、速報値)
結果:53.3 予想:54.5 前回:54.7

⇒動かず

 

22:45  米国
製造業購買担当者景気指数(PMI、速報値)
結果:55.9 予想:55.5 前回:55.6

サービス部門購買担当者景気指数(PMI、速報値)
結果:54.7 予想:54.0 前回:53.5

総合購買担当者景気指数(PMI、速報値)
結果:54.8 予想:—– 前回:53.9

⇒結果は悪くなかったのですが、このときはすでに下落基調に入っていました。

 

23:00 米国
新築住宅販売件数 [年率換算件数]
結果:55.3万件 予想:62.5万件 前回:62.9万件

⇒ドル円は7銭、ユーロ円は9銭の下落。

 

昨日のトレード 利益72銭

○上限・第1ターゲット、下限・ターゲット オールクリアー

昨日の「ドル円/今日の設定レンジ」
上限は112.55円。下限は112.32円。

上限越えのターゲットは
112.71円、112.80円、113.00円。
下限越えのターゲットは
112.21円、112.10円、112.01円。

昨日は「売り」でゆっくりしようと思っていましたが、序盤はまさかの上昇。

 

1回目 18時半
設定レンジ上限112.55円→112.64円。「買い」9銭。

2回目 20時過ぎ
112.64円→第1ターゲット112.71円。「買い」7銭。

3回目 21時
第1ターゲット112.71円→設定レンジ上限112.55円。「売り」16銭。

4回目 22時半
112.64円→設定レンジ上限112.55円。「売り」9銭。

 

昨日は予想通り、最終的にはドル円はドル安になりました。

アメリカ勢が参入してきてからドル円は下落。

アメリカの株価も1歩上がって2歩下がる感じ。

経済指標の結果などものともせず、相場の意志は下落でした。

 

昨日はトレードしながらもどうして上がるのだろう、と不思議でした。

結論は、日本と欧州勢が買い上げていただけでアメリカ勢は「売り」。

これは政策的というより、アメリカの投資家の判断なんだなぁ、と思いました。

 

それならば昨日の、楽をして儲けようというスタンスでいこう、と思いました。

日本時間の午前2時からは、日本勢も欧州勢も参加の少ないアメリカ勢の独断場。

それなら売りでしょう、とポジションメイク。

 

設定レンジ下限112.32円に「売り」ポジション。

決済ポイントは
第1ターゲット 112.21円
第2ターゲット 112.10円
第3ターゲット 112.01円
にそれぞれおいて、楽をして儲かりますように!と笑顔でベッドイン。

 

そして毎朝のことですが、午前8時にマキちゃんに起こされてダイニングに行く前にチャートを確認したら、すべてのポジションが「約定」していました。

定レンジ下限112.32円→第3ターゲット112.01円。「売り」31銭。

ポジション的には31銭の利益ですが、3枚でポジションを作ったので本当の利益はもっとありました。

 

昨日の「今日のトレード戦略」の通り、楽をしても儲けられた一日でした。

でもこのようなことは、相場の逆転反応が起こった直後にだけ出来ることで、今日からはまた実需筋が作戦を錬って入ってきますから、真剣勝負です。

 

今日のドル円に影響を与えそうな経済指標

※発表時間ですぐに相場が反応したり、ドル円以外の通貨を経由して影響を受けたり、発表時の価格がそれ以降の相場の参考レートになったりします。

10月25日(木曜日)
日本 安倍首相訪中(~27日)
ドイツ 欧州中央銀行(ECB)定例理事会
シンガポール フード・ジャパン2018

15:00
ドイツ 11月GFK消費者信頼感調査

17:00
ドイツ 10月IFO企業景況感指数

20:00
トルコ トルコ中銀、政策金利

20:45
ユーロ圏 欧州中央銀行(ECB)政策金利

21:30
ユーロ圏 ドラギ欧州中央銀行(ECB)総裁、定例記者会見

21:30
米国 前週分新規失業保険申請件数
米国 卸売在庫(速報値)
米国  9月耐久財受注[前月比]
米国  9月耐久財受注・輸送用機器除く[前月比]

23:00
米国  9月中古住宅販売成約指数[前月比]

 

2018/10/25日(木曜日)
ドル円/今日の設定レンジ
上限は112.16円。下限は111.82円です

ターゲット

設定レンジの上限を越えたらー
112.25円、112.34円、112.45円がターゲット。

設定レンジの下限を越えたらー
111.70円、111.62円、111.52円をターゲットとします。

設定レンジ内では、設定レンジの上限が抵抗線として上値を押さえ、設定レンジの下限が支持線として下値を支える目安となりますから気を付けてください。
また設定レンジの上限や下限を越えた後は、上限や下限が支持線や抵抗線となります。

 

「ドル円/今日の設定レンジ」上値は重い。移動平均線(75)に注意

20181025_1uy_p

 

「ドル円・日足」下降トレンドラインが形成

20181025_duy_p

 

今日のトレード戦略

日本時間は、それでも上げたい。

欧州時間は、ユーロドルの動きに連動。

アメリカ時間になって、ユーロドルに連動するか、逆相関になるか見極めが必要です。

 

今日のドル円の相場はアメリカ勢が作ります。

午後9時を過ぎたら、それまでの流れを忘れることです。

今日は朝までトレードで頑張ります。

 

そうそう、明日は自動車の運転免許証の書き換えに山梨県まで行かなくてはならないので、ブログの更新は少し遅れます。ごめんなさい。

すっかり沖縄に住民票を移動することを忘れていました。
マキちゃんには「言い訳なんか聞かないから」とムッとされています。

愛菜