常勝必見の「ドル円/今日の設定レンジ」は毎日更新⇒
海外でも当然注目の中間選挙
こんにちは。天野愛菜です。
昨日の為替相場は閑散としていました
昨晩は私の設定レンジトレードのスタイルでは、トレード出来ないくらいの小幅な動きでした。
私のメル友である海外トレーダーの人たちも市場に参加していませんでした。
そのなかのひとりのドイツ在住のトレーダーさんは、どこかの証券銀行のディーラールームでマネージャー的存在であると私は思っていますが、普段なら日本時間の夜に書き込みなんてしない彼がせっせと情報発信。
外国で「銀行」と言えば、銀行と証券会社が一緒になった「証券銀行」のことですが、そこで働く人は日常生活でもさまざまな制約があるらしいです。
個人メールや、恋人や友人との電話は内容開示。ブロブやツィターなどの情報発信は原則禁止。
そのような中、彼が開設しているプライベート掲示板は、各国ディーラーからの情報収集が名目で会社から許可を得ているものです。
私は彼が10年前にプライベート掲示板を開設した直後に入れて貰っています。
その彼の掲示板は、政治や経済の情勢を元にかなり的確に為替がどう動くのかということを展望しているので、海外のディーラーの間では「天使からの伝言」とかいわれていて注目されています。
(私は彼のことは絶対におっさんだと思っていますが…。)
そこの掲示版に参加している私にとってのプレッシャーと言えば、「日本の情報提供」。
情報提供といっても、求められた「課題」について、各省庁や団体が発行している最新の「白書」を英訳してお伝えしているだけなのですが、彼はそれを独自の視点で分析して為替の動向を示しています。
海外ディーラーの中間選挙に向けたトレード方針
さてその彼が、今晩からの中間選挙に付いてコメントしています。
日本時間になおすとー
「今晩6日の午後8時から投票が始まって、明日7日の正午から午後3時くらいまでには結果が判明しているだろう。
長丁場のトレードを覚悟しよう。
情勢が判明してからのトレードでは「大きな利益」は得られない。
私たちディーラーにとって大切なことは、共和党が勝つことでも民主党が勝利を収めることでもない。相場の動きに合わせて利益を出していくことだ。
個人的には民主党が勝てば、アメリカ経済は中国のそれより早く凋落して、為替相場が大きく動くからありがたいと思っている。」
―儲けることに徹底していますね。
第一波 日本時間の午後8時から7日午前3時。
「今晩6日の午後8時から投票が始まってすぐに反トランプメディアによる出口調査が発表されるが、これはブラフ。信用しない方がいい。
民主党への投票率が高い地域の天気はおおむね晴れ。つまり有権者は仕事に行くので帰宅後の投票行動を勧めるような内容となる。
つまり現実的にはどこも僅差だということ。
日本時間の7日午前2時のニュースで、中間選挙のそれまでの時間の投票率が発表されるので、そこがポイント。信頼できるメディアはFOX。そこのサイトにアクセスしょう。
今までの中間選挙の投票率はおよそ40%。これが50%になると推定出来るようなら下院の民主党勝利に近づく訳だから、ドルの急落に備えるべきである。
買いポジションは決済することをオススメする。」
―ここまでがホップ。
第二波。日本時間の7日午後9時から午後2時。
「本格的な動意は、日本時間の午前9時前後から。ここから出てくる出口調査はある程度信頼してよい。
そして日本市場が開場。
日本人が持つアメリカ情報は信頼度も高く正確だから、日本の株価のなかでも「輸出関連株価」の動向に注意。
輸出企業にとって損失が見込まれるような「結果」を日本人が想定すれば、これらの株価は下落。
そうなるといったんのリスク回避行動が取られて、ドルを決済して円に換える「円高」が始まる。
7日の午前中は、日本の輸出関連株価の動向を注視。
ユーロドルはドル円につられて動くことになる。」
―ここまでは、ステップ
第三波 日本時間の午後3時以降
「日本時間の午後には、アメリカの中間選挙の結果が判明するだろう。
ここまでに大きな動きに翻弄されてきたわけだけれど、これからは、売り買いのレンジポジションの形成期に入る。
―そしてジャンプ
午後3時には、欧州の実需筋が参入。
当然はじめは広いレンジだけど、それが徐々に狭くなってきて、当面の損益分岐を各企業は算定し始める。
そうなると為替相場には一定の方向感出てくるだろう。
少額投資の個人トレーダーは、この調整期間の動きに惑わされることなく相場についていくことが大切である。」
「結論をいうと、今回の中間選挙でのトレードでは「戻り売り」戦略が基本。
そうすれば損失は最小限に抑えられるだろう。」
ー私が尊敬している彼の意見です。
あなたのトレードの参考にしてください。
これから午後8時くらいまではチャートを離れてしばし休息。
昨日もゆっくりしていましたけど…。
昨日の主な経済指標の結果
24:00 米国
ISM非製造業景況指数(総合)
結果:60.3 予想:59.3 前回:61.6
⇒市場予想よりも結果はよかったのですが、振れて下落。
振れたといっても設定レンジ内でした。
昨日のトレード ノー・トレードでした。
昨日の「ドル円/今日の設定レンジ」
上限は113.24円。下限は113.10円。
上限越えのターゲットは
113.31円、113.40円、113.49円。
下限越えのターゲットは
113.01円、112.88円、112.75円。
★
動かないことにはしかたないと、諦めました。
今日のドル円に影響を与えそうな経済指標
※発表時間ですぐに相場が反応したり、ドル円以外の通貨を経由して影響を受けたり、発表時の価格がそれ以降の相場の参考レートになったりします。
11月6日(火曜日)
米国 中間選挙
ユーロ圏 EU財務相理事会
16:00
ドイツ 9月製造業新規受注(前月比)
17:55
ドイツ 10月サービス部門購買担当者景気指数(PMI、改定値)
18:00
ユーロ圏 10月サービス部門購買担当者景気指数(PMI、改定値)
19:00
ユーロ圏 9月卸売物価指数(PPI)(前月比)
ユーロ圏 9月卸売物価指数(PPI)(前年同月比)
2018/11/06日(火曜日)
ドル円/今日の設定レンジ
上限は113.32円。下限は113.19円です
ターゲット
設定レンジの上限を越えたらー
113.38円、113.52円、113.65円がターゲット。
設定レンジの下限を越えたらー
113.07円、112.99円、112.89円をターゲットとします。
※設定レンジ内では、設定レンジの上限が抵抗線として上値を押さえ、設定レンジの下限が支持線として下値を支える目安となりますから気を付けてください。
また設定レンジの上限や下限を越えた後は、上限や下限が支持線や抵抗線となります。
「ドル円/今日の設定レンジ」アメリカ勢の参入待ち
20181106_1uy_p「ドル円・日足」方向感なし
20181106_duy_p
今日のトレード戦略
今日はアメリカ発の経済指標の発表はありません。
相場の意識は中間選挙に集中しているようです。
アメリカの中間選挙の動向はすぐには伝わってきませんから、動いたら深追いしないで小さな利益を積み重ねていけたらいいな、と思っています。
今晩から明日にかけて頑張りましょう、ね。
愛菜