常勝必見の「ドル円/今日の設定レンジ」は毎日更新⇒
こんにちは。天野愛菜です。
お問い合わせメールに「今日の経済指標の取り組み方は?」という内容が多くなってきたので、昨日から、毎日トレードする前に自分なりに考えていることを「愛菜の実戦トレード・攻略法」として書くことにしました。
情報源は海外トレーダー。
もうFXをはじめて17年にもなるので、情報交換の相手は100人位いるのですが、実際に有益なお話をくださるのは10数人。
私から発信しているのは日本のニュースと官公庁関係の白書。
それは今の相場には、あまり影響ないから申し訳ない気持ちでいっぱいなのですが、これから折りをみて書く「愛菜の実戦トレード・攻略法」で、その分あなたが儲かってくれたら満足です。
「愛菜の実戦トレード」の内容は、あくまでも書いている時点というのが前提ですから、要人発言や報道で相場の流れが変わったり、経済指標の発表直前の価格で考えていたように動かないことがあったりするので注意してください。
あなたのトレードのご参考に…。
昨日の主な経済指標の結果
22:30 米国
小売売上高 [前月比]
結果:0.8% 予想:0.5% 前回:0.1%
小売売上高(除自動車) [前月比]
結果:0.7% 予想:0.5% 前回:-0.1%
ニューヨーク連銀製造業景気指数
結果:23.3 予想:20 前回:21.1
フィラデルフィア連銀製造業景気指数
結果:12.9 予想:20 前回:22.2
輸入物価指数 [前月比]
結果:0.5% 予想:0.1%前回:0.2%
輸出物価指数 [前月比]
結果:0.4% 予想:0.1%前回:0%
前週分 新規失業保険申請件数
結果:21.6万件 予想:21.2万件 前回:21.4万件
⇒最重要と注目されていた「小売売上高(除自動車) [前月比]」は今年2番目の高水準。
これで114.00円を目指さなくてはどうする、というのが普通ですが、さすが米系ファンド、威力発揮。
最終的には力ずくで押し下げました。
昨日のトレード 利益73銭
○下限・第2ターゲット
昨日の「ドル円/今日の設定レンジ」
上限は113.67円。下限は113.45円。
上限越えのターゲットは
113.75円、113.86円、113.98円。
下限越えのターゲットは
113.30円、113.16円、113.06円。
★
1回目 18時前
設定レンジ下限113.45円→第1ターゲット113.30円。「売り」15銭。
2回目 21:30
設定レンジ下限113.45円→第2ターゲット113.16円。「売り」29銭。
⇒経済指標の発表の1時間前にエントリーしてそのまま下落。
22:30の発射台は113.36円。
昨日は「愛菜の実戦トレード外観」に書いたように下落の確信があったので、とりあえずストップを113.45円においてトレード継続。
経済指標の発表後に下がってから、良好な指標の結果に裏打ちされてジリジリと上昇してきました。
直近の高値が113.40円。
そこを越えたら観念しょうと思っていましたが、23時に113.40円を付けてから「下落のドラマ」が始まりました。
その時刻に1時間ピボットが変更。
。
22時台のS2が113.33円。変わった23時台のS2が113.13円。
下押し。
私にとっては「安全確認」。
とりあえず何もなければS2の113.13円を目指すと思って、決済ポジションを第2ターゲットに設定しました。
見事ヒット。約定しました。
実際は113.10円まで下がったのですが、「頭と尾っぽは、くれてやれ」だ、と自分をなだめました。
3回目 0:30
下限・第2ターゲット113.16円→設定レンジ下限113.45円。「買い」29銭。
⇒相場が113.00円の底値を確認したら買いと待ち構えていました。
何度か挑戦していましたが、結局113.10円が昨日の底値になりました。
「愛菜の実戦トレード外観」で書いた
発射台が113.30円付近であると「ドル売り」から「ドル買い」を相場は実戦してくれた感じ。
ありがたいことです。
今日のドル円に影響を与えそうな経済指標
※発表時間ですぐに相場が反応したり、ドル円以外の通貨を経由して影響を受けたり、発表時の価格がそれ以降の相場の参考レートになったりします。
11月16日(金曜日)
パプアニューギニア APEC閣僚会議
16:00
ドイツ 10月卸売物価指数(WPI)[前月比]
17:30
ユーロ圏 ドラギ欧州中央銀行(ECB)総裁、発言
17:30
香港 7-9月期四半期域内総生産(GDP)[前期比]
香港 7-9月期四半期域内総生産(GDP)[前年比]
19:00
ユーロ圏 10月消費者物価指数(HICP、改定値)[前年同月比]
23:15
米国 10月鉱工業生産[前月比]
米国 10月設備稼働率
ユーロ圏の消費者物価指数(HICP、改定値)
EU消費者物価指数(Harmonized Index of Consumer Prices)とは、ユーロ加盟国の消費物価指数をまとめた数値のこと。
公表は、よく聞くユーロスタット(Eurostat)=欧州委員会統計局です。
HICPで大切なことは速報値、改定値の2種類あること。
おおよそ速報値はその月の末。改定値はそれより2週間ぐらいに後に発表されます。
速報値はおおよその数値で、改定値はGDPでいう確報値となります。
最近はあまりないけど、ドル円にまで波及するのは改定値の方。
欧州中央銀行(ECB)の利上げや利下げの時期や規模を推定する指標ともいわれています。
鉱工業生産
アメリカの政策金利を決定している本家本元のFRB(連邦準備制度理事会)が発表する経済指数。
鉱工業部門の生産動向を指数化したもの。
鉱工業生産部門での企業活動状況を知ることができます。
GDP統計は四半期毎なのに対して、鉱工業生産指数は毎月発表されるので、景気実態を把握する上で速報値とも考えられています。
FRBのインフレ指標ですから、金利動向の判断材料です。
設備稼働率
生産能力に対する実際の生産量の比率を表す指数で、設備投資の動向を判断します。
発表は、FRB(連邦準備制度理事会)。
設備への投資判断は、企業の景気がいいことが前提なので、この数値によって今後の経済の発展性や景況感を予測します。
80%を超えると投資が活発化すると考えられています。
2018/11/16日(金曜日)
ドル円/今日の設定レンジ
上限は113.61円。下限は113.33円です
ターゲット
設定レンジの上限を越えたらー
113.69円、113.78円、113.96円がターゲット。
設定レンジの下限を越えたらー
113.24円、113.11円、113.02円をターゲットとします。
※設定レンジ内では、設定レンジの上限が抵抗線として上値を押さえ、設定レンジの下限が支持線として下値を支える目安となりますから気を付けてください。
また設定レンジの上限や下限を越えた後は、上限や下限が支持線や抵抗線となります。
「ドル円/今日の設定レンジ」設定レンジ内の113.57円をどう消化するか
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「ドル円・日足」調整反落かな
20181116_duy_p
「愛菜の実戦トレード・攻略法」今日のトレード戦略
注目度は中程度なのですが、
海外トレーダーは次の「10月鉱工業生産[前月比]」にサプライズ的な下落を期待しています。
23:15 米国
10月鉱工業生産[前月比]
前回0.3% 予想0.2%
10月設備稼働率
前回78.1% 予想78.2%
正午時点で
「米国10年債利回り」は下落傾向。
「ドルインデックス」は上昇傾向。
欧州トレーダーは「ドルが強いのはわかっているから、とりあえず「米国10年債利回り」に追随して113.00円を目指しましょうよ」って感じです。
つまり今日のドル円は上昇よりも下降圧力が強いと考えられています。
そしておおよその価格で113.80円・114.00円・114.20円に「売りポジション」。
113.10円・113.00円・112.80円に「買いポジション」が観測されています。
今日の基本は、早出のドイツ勢の参入から始まる午後3時以降の設定レンジ内にある113.57円がポイント。
そして設定レンジの上限113.61円を越えたら安易な「売り」は禁物です。
そして1時間足の移動平均線(75)を越えたら、113.80円を目指してきます。
しかし1時間足のボリンジャーバンド+3σが下向きだったら、用心しながら「売り」参入。
そして同じく欧州時間になって、設定レンジの下限を越えたら「売り」。
昨日の下値や113.00円に到達したら今度は「押し目買い」戦略に変更です。
今日も頑張りましょう、ね。
よい週末を…。
愛菜