常勝必見の「ドル円/今日の設定レンジ」は毎日更新⇒
こんにちは。天野愛菜です。
遅くなりました。
ごめんなさい。
午後4時過ぎに沖縄に戻ってきました。
昨日の概況
昨日の欧州時間はユーロの動きに翻弄されました。
元凶はイタリアの「スタンバ紙」。
動いたのが、「サルビーニ伊副首相は伊予算の修正に前向き」の記事。
16:15 ユーロドル高騰。ドル円下落。
その2時間後、サルビーニ伊副首相が主導するイタリア同盟が否定。
18:15 ユーロドル急落。ドル円上昇。
その勢いで、「今日のドル円/設定レンジ」の第3ターゲット113.15円に付けました。
誰もが予想していなかった「イタリアの欧州委員会への降伏」。
やっぱりそんなことはありませんでした。
英国がEU離脱を決めた根本的な原因は「大官僚機構・欧州委員会の横暴」にあったわけですが、今のイタリアの政権も英国と同様に「反欧州委員会」を旗印にして国民の支持を得ています。
それが前提にあるので、今回のいうなれば「フェイスニュース」に市場は驚きを隠せず、真意を確かめる間もなく反応したというのが正直なところです。
それからのドル円は、22:30の耐久財受注が市場予想を下回って下落。
その後「米国10年債利回り」の上昇につられてドル円も上昇。
24:00の「米国中古住宅販売件数」は年率換算で522万件と予想を上回り、7ヵ月ぶりの増加。
発表直後はドル買いの反応がありましたが、限定的でした。
「売り」圧力は健在です。
昨日の主な経済指標の結果
22:30 米国
耐久財受注 [前月比]*
結果:-4.4% 予想:-2.5% 前回:0.8%
耐久財受注・輸送用機器除く [前月比]*
結果:0.1% 予想:0.4% 前回:0.1%
⇒米中貿易戦争の影響が現れました。ドル円は10銭安。
24:00 米国
10月 中古住宅販売件数 [年率換算件数]*
結果:522万件 予想:520万件 前回:515万件
10月中古住宅販売件数 [前月比]*
結果:1.4% 予想:1.0% 前回:-3.4%
⇒相場のあまのじゃく。
弱い数字であれば敏感に反応する可能性もあったと思いますが、最近は良好な数字のすべてに反応するとは限らなくなってきています。
昨日のトレード 利益59銭
○上限・オールクリア
昨日の「ドル円/今日の設定レンジ」
上限は112.92円。下限は112.65円。
上限越えのターゲットは
112.99円、113.08円、113.15円。
下限越えのターゲットは
112.55円、112.44円、112.35円。
★
1回目 19:00
設定レンジ上限112.92円→第3ターゲット113.15円。「買い」23銭。
2回目 22時過ぎ 「愛菜の3MAトレード」5分足
第2ターゲット113.08円→112.88円。「売り」20銭。
3回目 24時
第2ターゲット113.08円→設定レンジ上限112.92円。「売り」16銭。
今日のドル円に影響を与えそうな経済指標
※発表時間ですぐに相場が反応したり、ドル円以外の通貨を経由して影響を受けたり、発表時の価格がそれ以降の相場の参考レートになったりします。
11月22日(木曜日)
・米国 休場(サンクスギビングデー・感謝祭)
・日本 11月月例経済報告
21:30
ユーロ圏 欧州中央銀行(ECB)理事会議事要旨
24:00
ユーロ圏 11月消費者信頼感(速報値)
2018/11/22日(木曜日)
ドル円/今日の設定レンジ
上限は113.12円。下限は112.95円です
ターゲット
設定レンジの上限を越えたらー
113.20円、113.25円、113.34円がターゲット。
設定レンジの下限を越えたらー
112.88円、112.80円、112.75円をターゲットとします。
※設定レンジ内では、設定レンジの上限が抵抗線として上値を押さえ、設定レンジの下限が支持線として下値を支える目安となりますから気を付けてください。
また設定レンジの上限や下限を越えた後は、上限や下限が支持線や抵抗線となります。
「ドル円/今日の設定レンジ」移動平均線(75)に注意です
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「ドル円/日足」113.20円を見据えています
20181122_duy_p
愛菜の実戦トレード 今日の攻略法
今日は注目の経済指標は、すべてユーロドル経由でドル円が動く展開。でも多少…。
一昨日のドル買いは、昨日のニューヨーク株式相場が反発して始まったことで納得。
さて今日のアメリカは感謝祭。そして実質4連休に突入。
1時間足チャートではちょうど真ん中に移動平均線(75)。
日足は3MAで立ち止まり。
「米国10年債利回り」は下がってはいますが、これは押し目買いのパターン。
「ドルインデックス」は上値のボックスブレイク待ち。
相場の格言「閑散に売りなし」
だからといって「買い」でエントリーしても、ストンと落ちるときがあって、そこから立ち上がりを待つ時間が苦痛になります。
買いはロングといいますが、時間がかかります。
反対の売りはショートで、短時間勝負です。
海外トレーダーのレンジ相場のときのトレードは、時間をかけて上がったところで調整的に下落するタイミングで「売り」に入ります。
決済のタイミングは、ゆっくりしているときのインディケータは反応もよくないので、上がった最初の価格から半分のところで決済するのがいいとされています。
今日は、設定レンジ上限を越えたら下がったところで「売り」。
そして設定レンジ下限の場合は、下がって戻ったところの「戻り売り」で参入しようと思っています。
今日は欧州発の報道でドル円も動く可能性があります。
動きの少ない時のチャートは、大きく広がっていますから、値幅はしっかり管理してください。
※「愛菜の実戦トレード」の内容は、あくまでも書いている時点というのが前提ですから、要人発言や報道で相場の流れが変わったり、経済指標の発表直前の価格で考えていたように動かないことがあったりするので注意してください。
※欧州勢が参入してくる午後3時~午後4時と、アメリカ勢が参入してくる午後10時前後には相場の流れが大きく変化することがありますから注意が必要です。
今日こそ気を抜かないでトレードしてみましょう。
いいことがあるかも知れません。
愛菜