常勝必見の「ドル円/今日の設定レンジ」は毎日更新⇒

こんにちは。天野愛菜です。

昨日のアメリカ株価は3指数ともにそろって上昇。

・NYダウ 24,527.27 前日比+157.03(+0.64%)
・ナスダック総合 7,098.31 前日比+66.48(+0.95%)
・S&P 500 2,651.07 前日比+14.29(+0.54%)

「米国10年債利回り」も上昇して、2.9%台に乗せました。

そして米中貿易摩擦の懸案であった中国の「製造業2025年」について、中国側が目標を緩和。さらに外国企業に対して市場開放、ということで株式市場はリスク選好ムードでした。

また、中国HUAWEIのCFOの保釈。

米国・消費者物価指数は、可もなく不可もなし。

これだけの要因であれば、普通なら「ドル円」は上昇する展開になるはずでした。

しかしドル円は静かに、緩やかな坂道を風景を楽しむように下っていきました。

下落の考えられる理由は、メイ首相の保守党党首の信任決議でしたが、ドル円にとってそれは、上に書いた要因より大きなことなのでしょうか。

海外トレーダーさんたちは「なぜだ?」「これから何が起こるのだろう?」といっています。
気になっているのは、守秘義務を課されているプロのディーラーと思われる人たちからのコメントがないこと。

これからしばらくは、気をつけてトレードしなさい、ということかな…。

昨日の主な経済指標の結果

22:30 米国 消費者物価指数

消費者物価指数(CPI) [前月比]
結果:0% 予想:0% 前回:0.3%

消費者物価指数(CPI) [前年同月比]
結果:2.2% 予想:2.2% 前回:2.5%

消費者物価指数(CPIコア指数) [前月比]*
結果:0.2% 予想:0.2% 前回:0.2%

11月 消費者物価指数(CPIコア指数) [前年同月比]*
結果:2.2% 予想:2.2% 前回:2.1%

⇒ドル円はまったく意に介していませんでした。

昨日のトレード 利益36銭

○下限・第2ターゲット

昨日の「ドル円/今日の設定レンジ」
上限は113.51円。下限は113.31円。

上限越えのターゲットは
113.58円、113.65円、113.76円。
下限越えのターゲットは
113.24円、113.15円、113.05円。

——日本~欧州時間——-

1回目 15:00 「愛菜の3MAトレード」15分足
設定レンジ上限113.51円→設定レンジ下限113.31円。「売り」20銭。
⇒メイ首相の「不信任動議」の情報がネットに拡散しはじめて、やがて報道へ。

———-米国時間———-

1回目 0:15
設定レンジ下限113.31円→第2ターゲット113.15円。「売り」16銭。
⇒日本時間・午前3時から始まる「保守党 党首の信任投票」に向けた様子見

今日のドル円に影響を与えそうな経済指標

※発表時間ですぐに相場が反応したり、ドル円以外の通貨を経由して影響を受けたり、発表時の価格がそれ以降の相場の参考レートになったりします。

12月13日(木曜日)
ベルギー EU首脳会議(~14日)
ドイツ  欧州中央銀行(ECB)定例理事会

8:50
日本 前週分対外対内証券売買契約等の状況(対外中長期債)
日本 前週分対外対内証券売買契約等の状況(対内株式)

13:15
ユーロ圏 ECB・金融政策発表

14:30
ユーロ圏 ECB・記者会見

16:00
ドイツ 11月消費者物価指数(CPI、改定値)(前月比)
ドイツ 11月消費者物価指数(CPI、改定値)(前年同月比)

16:45
フランス 11月消費者物価指数(CPI、改定値)(前月比)
フランス 11月消費者物価指数(CPI、改定値)(前年同月比)

21:45
ユーロ圏 欧州中央銀行(ECB)政策金利

22:30
ユーロ圏 ドラギ欧州中央銀行(ECB)総裁、定例記者会見

22:30
米国 前週分失業保険継続受給者数
米国 11月輸入物価指数(前月比)
米国 11月輸出物価指数(前月比)
米国 前週分新規失業保険申請件数

 愛菜の用語解説 

米国・輸入物価指数

米国が外国から輸入した非軍事物資、サービスの価格変動を指数化したもの。
発表は、米国労働省。
一般的な経済効果の考え方としては、輸入物価指数→生産者物価指数→消費者物価指数と波及していくので、インフレ動向を知る上での先行指数といわれています。
しかしこの輸入物価指数は、為替レートの変動の影響を受けているので、前月比といっても、実際はその比較が難しいのです。
そのため結果が、市場予想と余程かけ離れていない限りは、ドル円が大きく動くことはありません。

米国・輸出物価指数

輸出価格指数は、米国の輸出製品・サービスの価格を指数化したものです。
発表は、米労働省。
輸入物価指数の対象品目と違って、軍事物資も含まれます。
またこの輸出物価指数も、生産者物価指数や消費者物価指数為替レートの変動を受けているので前月比との比較が難しいため、この指標の発表でドル円が動くことはめったにありません。

2018/12/13日(木曜日)
ドル円/今日の設定レンジ
上限は113.50円。下限は113.20円です

ターゲット

設定レンジの上限を越えたらー
113.57円、113.65円、113.80円がターゲット。

設定レンジの下限を越えたらー
113.13円、113.03円、112.96円をターゲットとします。

※設定レンジ内では、設定レンジの上限が抵抗線として上値を押さえ、設定レンジの下限が支持線として下値を支える目安となりますから気を付けてください。
また設定レンジの上限や下限を越えた後は、上限や下限が支持線や抵抗線となります。

「ドル円/今日の設定レンジ」上昇傾向

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「ドル円/日足」テクニカルは「買い」

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愛菜の実戦トレード 今日の予想・攻略法

今日は疑心暗鬼のなかでの「買い」戦略。

しかし欧州時間で、ユーロドルが上昇したら「売り」。
1時間足の3MAがローソク足を覆っても「売り」です。

米国時間は、「米国10年債利回り」・「ユーロドル」・「株価」のいずれかとの相関・逆相関を見極めながらトレードしようと思っています。

そして要人発言や報道で、ドル円が動いたら追随。
基本は設定レンジを越えてからのターゲットトレードに終始しようと思っています。

今日の経済指標の注目は

22:30
ユーロ圏 ドラギ欧州中央銀行(ECB)総裁、定例記者会見

ドル円はユーロドル経由で反応しそうです。。要注意

22:30
米国 前週分失業保険継続受給者数
米国 11月輸入物価指数(前月比)
米国 11月輸出物価指数(前月比)
米国 前週分新規失業保険申請件数

直接的にドル円が反応するとは思えませんが、輸出入に関連する企業株価に影響を与えるような結果となれば、変動する可能性があります。

★正午現在★
「ドルインデックス」=中立
「米国10年債利回り」=中立
「ユーロドル」=ユーロ買い/ドル売り
「ダウ先物」=買い

※「愛菜の実戦トレード」の内容は、あくまでも書いている時点というのが前提ですから、要人発言や報道で相場の流れが変わったり、経済指標の発表直前の価格で考えていたように動かないことがあったりするので注意してください。

※欧州勢が参入してくる午後3時~午後4時と、アメリカ勢が参入してくる午後10時前後には相場の流れが大きく変化することがありますから注意が必要です。

 

今日は、昨日よりも動いてほしいです。

愛菜