常勝必見の「ドル円/今日の設定レンジ」は毎日更新⇒

こんにちは。天野愛菜です。
イギリスでは「EU離脱問題」と「風邪とインフルエンザ」が猛威をふるっています。

「いつものいじめられっ子」

私は、ロンドン時間で10日午前8時(日本時間10日午後5時)からトレード開始。

こちらの館のご主人が誰なのかも知らず、ご挨拶も断られ、使用人たちもお部屋にお食事を運んでくれるだけで目も合わせず。

脱出のときに急いで持ったお化粧ポーチのなかは、口紅とファンデと化粧水とコットンと髪の毛をとかすブラシだけ。
マスカラは取れてしまったし。眉を書けないのが致命的。
お洋服も着たきり雀だし。(下着はバスタブ洗いましたが、お部屋ではなかなか乾かない。)

100%女性と思われていますが、汚そうだからかな。

嫌われることには慣れているので、そのことは別にいいのですが、ロンドンでのホテル滞在中に身の回りをお世話してくださっていた彼のメイドさんが、わざわざ私の大量の荷物を6時間もかけて運んできてくれたのに、ここの人たちは荷物だけ受け取って早々に追い返してしまったようです。
ロンドンに戻ってから私の携帯に連絡があって「大丈夫ですか。さみしくないですか。」と言われました。
メイドさんもイヤな思いをしたのだろうけど、それよりも私のことを気遣ってくれる優しさに泣けました…。

「愛菜の実戦トレード」

さて昨日の「愛菜の実戦トレード」では以下のことを書きました。

今日の基本は「売り」。このままいけば、市場は104.60円を目指します。

しかし設定レンジ内の107.93円を越えたら、設定レンジ上限108.25円や108.50円が視野に入ってきます。

いずれにしても米国勢が参入してきてからが、本格的なトレンドとなります。

 

結果的には108.50円ジャストを付けて昨日は終了しました。

私がトレードを始めたときは、すでに設定レンジ下限107.84円を破られていました。
しかし15分後には設定レンジ下限を支えに上昇を始めました。

昨日は、設定レンジ下限から「買い」で入った理由は、日本時間で午後3時から欧州勢では一番乗りのドイツ勢がユーロを売り込んでいたから。

こうなれば、米国勢が参入してきていったんはもみ合いになっても、米国株価と見合いながら上昇と考えていました。

ダブルボトム形成

そしてドル円は、足場(108.00円)を確認し、覆い被さる岩(108.20円)に2回も阻まれながらも3回目でトライ成功。

つまりダブルボトムからの上昇になりました。
教科書通りの展開でした。
その時点になってはじめて、私が書いた108.50円の到達に自信を持ちました。

昨日のトレード 利益1円54銭

○上限・ターゲット オールクリア

昨日の「ドル円/今日の設定レンジ」
上限は108.25円。下限は107.84円。

上限越えのターゲットは
108.35円、108.43円、108.50円。
下限越えのターゲットは
107.73円、107.62円、107.52円。

———-欧州時間———-
1回目 17:15
設定レンジ下限107.84→設定レンジ上限108.25円。「買い」36銭。

2回目 19:30
108.20円→108.00円「売り」20銭。

3回目 20:30
108.00円→108.20円。「買い」20銭。

———-米国時間———-
4回目 23:00
108.20円→108.00円「売り」20銭。

5回目 0:00
108.00円→上限・第1ターゲット108.35円。「買い」35銭。

6回目 3:00
第1ターゲット108.35円→第2ターゲット108.43円。「買い」8銭。

7回目 4:00
第1ターゲット108.35円→第3ターゲット108.50円。「買い」15銭。

 

日本にいれば夕方から明け方までの時間でのトレードになりますが、英国にいると昨日は午前8時から午後9時まで。

それからお部屋の真ん中にあるバスタブにゆっくりつかって、就寝。

人間関係はよくないけれど、すこぶる健康的な環境です。

 

今日のドル円に影響を与えそうな経済指標

※発表時間ですぐに相場が反応したり、ドル円以外の通貨を経由して影響を受けたり、発表時の価格がそれ以降の相場の参考レートになったりします。

1月11日(金曜日)
フランス 日仏2プラス2

8:30
日本 11月全世帯家計調査・消費支出(前年同月比)

8:50
日本 11月国際収支・経常収支(季調前)
日本 11月国際収支・経常収支(季調済)
日本 11月国際収支・貿易収支

14:00
日本 12月景気ウオッチャー調査-現状判断DI(内閣府)
日本 12月景気ウオッチャー調査-先行判断DI(内閣府)

18:30
英国 11月商品貿易収支
英国 11月貿易収支
英国 11月鉱工業生産指数(前月比)
英国 11月鉱工業生産指数(前年同月比)
英国 11月製造業生産指数(前月比)
英国 11月月次国内総生産(GDP)(前月比)

22:30
米国 12月消費者物価指数(CPI)(前月比)
米国 12月消費者物価指数(CPI)(前年同月比)
米国 12月消費者物価指数(CPIコア指数)(前月比)
米国 12月消費者物価指数(CPIコア指数)(前年同月比)

翌4:00
米国 12月月次財政収支

 愛菜の用語解説 ♥

英国の消費者物価指数

消費者物価指数は、経済用語ではCPI(Consumer Price Index)。
消費者が購入するモノやサービスなどの物価の動きを把握するための統計指標です。
発表元は、国家統計局。
最近はブレグジットを控えているので注目度は高く、EU経済牽引しているドイツの指標よりもドル円に影響を与えます。

米国の消費者物価指数

消費者物価指数は、経済用語ではCPI(Consumer Price Index)。
消費者が購入するモノやサービスなどの物価の動きを把握するための統計指標です。
発表元は、アメリカの労働省労働統計局。
最近では、FRB(連邦準備制度理事会)が国内インフレ率を分析するために注視。
そして市場は、米国金利動向の先読みをします。

2019/01/11(金曜日)
ドル円/今日の設定レンジ
上限は108.47円。下限は108.27円です

ターゲット

設定レンジの上限を越えたらー
108.54円、108.63円、108.74円がターゲット。

設定レンジの下限を越えたらー
108.22円、108.10円、108.01円をターゲットとします。

※設定レンジ内では、設定レンジの上限が抵抗線として上値を押さえ、設定レンジの下限が支持線として下値を支える目安となりますから気を付けてください。
また設定レンジの上限や下限を越えた後は、上限や下限が支持線や抵抗線となります。

「ドル円/今日の設定レンジ」欧米時間で動意

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「ドル円/日足」今は下には行きたくない、と頑張っています

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愛菜の実戦トレード 今日の予想・攻略法

今日の経済指標には動意を見込めます。
しかし来週には、米国企業の決算発表と、ほどほど重要な経済指標の発表があるので、今日は値幅に期待出来ない米国株価が重しになるかも知れません。

英国の経済指標の発表では、ポンド/ドルやユーロ/ドル、ポンド/円から「ドル円」が動かされます。
この予想がマチマチなので、欧州のトレーダーの人たちは戦闘態勢。

米国の経済指標の予想は意外に弱き。
しかし今月4日(金曜日)の雇用統計の「12月非農業部門雇用者数変化 [前月比]」が、予想の17.7万人を大きく上回る31.2万人だったことで、今日の「12月消費者物価指数」も予想に反して好調なのではないか、と思われています。

そうなると問題が出てきます。
日本時間で発表の午後10時30分の1時間くらい前からドル円は上昇し、発表後には少しの上昇か、ファンドの利益確定で下落する可能性があるのです。

 

この経済指標の発表は「米労働省労働統計局」
先ほどサイトを確認したら、労働省の予算は「2019年9月30日」まで確保しているので、予定通り発表しますと書いてありました。
今週に入って、商務省管轄の「製造業新規受注(7日)」・「貿易収支(8日)」「卸売在庫(10日」が発表されなかったので、今日の指標には市場の意気込みを感じます。

 

今日は「売り」に追随しても、それは円高へ向かっているのではなく、上昇のための価格調整と考えていた方が賢明ではないでしょうか。
どこから買い上げるかをしっかりと見極めてトレードします。

米中貿易協議の進展のなかでナーバスな報道がでたら一瞬の急落。
でもすぐに戻るでしょう。

FRBの誰かが、「やっぱり今年の利上げはしないほうがいいよね」などという発言があったら、また急落です。

それから英国のニュースで、「中国が台湾への軍事行動の準備」とありました。
すぐには現実にはならないでしょうが、この報道の不気味さは、ドル円の下落、日本勢の円の買い戻しにつながります。

今日は気持ちを「買い」としながらも、注意が必要です。

★正午現在★
「ドルインデックス」=売り
「米国10年債利回り」=低下
「ユーロドル」=ユーロ買い/ドル売り
「ダウ先物」=停滞

※「愛菜の実戦トレード」の内容は、あくまでも書いている時点というのが前提ですから、要人発言や報道で相場の流れが変わったり、経済指標の発表直前の価格次第では考えていたように動かないことがあったりするので注意してください。

※欧州勢が参入してくる午後3時~午後4時と、アメリカ勢が参入してくる午後10時前後には相場の流れが大きく変化することがありますから注意が必要です。

 

先ほどマキちゃんから電話があって、おじいちゃんのプライベートジェット機でニューヨークに連れて行かれてから、すぐにユナイテッド航空に乗ってロンドンに戻ってきた、と。

「愛菜、日本に帰ろう!今日は警護の人たちと帰りのルートを検討して、明日中にはすべてのチケットの手配を終えて、あさってには迎えに行くよ。」涙、涙、涙。

私はいつも自分の殻に閉じこもっているけど、周りの人たちの優しさと温かさで、私も羽化出来るかな…。

そういう訳があって、14日のBlogの更新が危ういのです。

日本は連休ですよね。
よい週末をお過ごしください。

天野 愛菜(まな)