常勝必見の「ドル円/今日の設定レンジ」は毎日更新⇒

こんにちは。天野愛菜です。

私のカラダ…。どうしてしまったの?
熱が38度から下がりません。
病院に行って、解熱用の座薬を処方してもらってきました。

でもインフルエンザではなくてよかったです。

さておじいちゃんからは、お見舞いに牛一頭を解体してそれぞれの部位に分けたものをおおよそ16オンス(450gぐらい)にカットして、それを冷凍真空パックにしたものが空輸されてきました。250kgはあったそうです。

昨日の午前10時頃に冷凍車で運んでくれたDHLの人たちが、30分も掛けてマキちゃんの食料保管庫に運び入れてくれました。
いくらマキちゃんがお料理教室の先生をしているからといっても、全部を保管なんて出来ないし、私だってせいぜい食べられても200gぐらいです。

私のことを心配してくれて、とってもありがたいけれど…。

マキちゃんが「神様は、することが派手ね。」といって、さっそくお料理教室のお弟子さんたちと、普段お世話になっている米軍将校さんの家のメイドさんたちに来ていただいて、全部をお分けすることが出来ました。

マキちゃんはすごいな、と私が思ったのは、それぞれの部位に合わせてソースを作って、それをボトルに詰めてお肉と一緒にマキちゃんの真心が添えられたこと。

私では、決して思いつかないことでした。

トランプ大統領就任1周年

さて昨日で、トランプ大統領が第45代アメリカ合衆国大統領に就任して一年が経ちました。
思い起こせばその就任式の日から、メディアはフェイクニュースを流してトランプ大統領に宣戦布告。

―「閑散とした就任式であった」と。

その画像は、就任式の準備をしていた時のもので、実際はオバマ大統領の時よりアメリカ合衆国議事堂の西側正面に集まった人たちは多かったのです。
大統領選挙運動の時からメディアに服従しないトランプ大統領のことを、現場の記者は腹立たしく思っていましたが、それが一年も続きました。

 

メディアの人たちは、選挙の結果で支持されたわけではない官僚と同じで、やっぱり民衆を下に見ています。
これほどインターネットが普及した現代でも、民衆は自分たちが支配出来ると勘違いしています。
民衆を自分たちの思う方向に誘導することに、快感を持っているのでしょうか。

トランプ大統領の一年間の評価

「大型減税」と「大規模な財政出動」によって、アメリカ経済が浮上したことは、メディアも受け入れざるを得ません。

しかしどのメディアもこぞって批判していたのが、グローバリズムの景気後退
とくに中国経済に与えた打撃によって、アメリカ企業も損害を被ったことについて、大きく取り上げていました。

でもと、私が思うのは、もし対中貿易関税で中国製品の輸入に障壁を設けなければ、トランプ大統領がこの一年間でなし遂げた「大型減税」と「大規模な財政出動」の恩恵は、間違いなく中国が得ていたということです。

中国経済の発展は、リーマンショック後の米国利下げによって、中国へ流れたドルのお陰であったことをトランプ大統領は熟知した上で、対中貿易関税を引き上げたのだと私は理解しています。

私たちには中国への幻想があって、今の中国の発展は中国自らで築き上げてきたものと思いがちですが、中国がアメリカの政策によって貿易が縮小した途端に、中国経済は減速しました。
逆にアメリカは減速するどころか、国内景気は上昇しました。

私たちがトレードをしていく上で大切な視点は、メディアの報道を鵜呑みにしないで、自分なりに「起こった事実を分析すること」かな、とこの一年のトランプ大統領への批判報道をみて感じています。

メディアはトランプ大統領への不支持が増えたというけれど

Real Clear Politics さんの最新データです。
アンケートに意図的な誘導がないことで知られている「米国政治情報サイト」です。

 

氏名 役職 政党 支持% 不支持%
ドナルド・トランプ 大統領 共和党 40.5 56.3
ナンシー・ペロシ 下院議長 民主党 34.8 46.5
ミッチ・マコネル 上院院内総務 共和党 25.0 47.7
チャック・シュマー 上院院内総務 民主党 30.7 42.7

 

メディアの報道で判断を誤っていけないのは、トランプ大統領だけが不支持が多いわけではないこと。
アメリカの有名な政治家は、不支持の方が多いのです。昔から。

この表から、いろいろなことを考えてくださいね。

(表が変な形になっていたらごめんなさい。私はいまだにWord Pressを熟知出来ません。)

先週金曜日(18日)の主な経済指標の結果

23:15 米国
12月 鉱工業生産 [前月比] 結果:0.3% 予想:0.2% 前回:0.6%

12月 設備稼働率
結果:78.7% 予想:78.5% 前回:78.5%

24:00 米国
1月 ミシガン大学消費者態度指数・速報値
結果:90.7 予想:97 前回:98.3

先週金曜日(18日)のトレード 利益43銭

○上限・ターゲット オールクリア

先週金曜日(18日)の「ドル円/今日の設定レンジ」
上限は109.40円。下限は109.10円。

上限越えのターゲットは
109.49円、109.68円、109.75円。
下限越えのターゲットは
109.01円、108.94円、108.85円。

———-米国時間———-
1回目 0:15
109.41円→第2ターゲット109.67円。「押し目買い」26銭。

2回目 0:29 (いつもは15分単位で四捨五入して書いていますが、今日は正確。)
109.58円→第3ターゲット109.75円。「買い」17銭。

⇒金曜日の「愛菜の実戦トレード」で次のように書きました。
「私は設定レンジ上限を上抜けて109.50円をつけて戻ったところで「押し目買い」で参入してみようと思っています。」
「深夜0時のオプション決済からの下落にも注意が必要です。」と。

風邪で熱がなかなか下がらなかったので、私はこの時間だけ起きてトレードしました。
勝てるときには取っておきたい…から。

23:59 109.52円
24:00 「オプション決済」と「ミシガン大学消費者態度指数・速報値」で急落。
0:15  下値109.41円からの「押し目買い」
0:19  急騰⇒第2ターゲット109.67円ジャスト!
⇒上昇基調時の深夜0時。お決まりのパターントレード。

0:20~0:28 下値109.58円のトリプルボトム
0:29  109.58円「買い」エントリー
1:22  終了
⇒5分足のボリンジャーバンド+1σが、ローソク足の下値をしっかりサポートしていたので、第3ターゲットまで安心して待てました。

今週のドル円に影響を与えそうな経済指標

※発表時間ですぐに相場が反応したり、ドル円以外の通貨を経由して影響を受けたり、発表時の価格がそれ以降の相場の参考レートになったりします。

1月21日(月曜日)
米国  休場(キング牧師誕生日)
英国  メイ首相 EU離脱代案 表明期限
中国  10-12月期GDP
日本  安倍首相 ロシア・スイス訪問(~24日帰国)

11:00
中国 12月小売売上高(前年同月比)
中国 12月鉱工業生産(前年同月比)
中国 10-12月期四半期国内総生産(GDP)(前年同期比)
中国 10-12月期四半期国内総生産(GDP)(前期比)

16:00
ドイツ 12月生産者物価指数(PPI)(前月比)

1月22日(火曜日)
ロシア 日ロ首脳会談
日本 日銀・金融政策決定会合(~23日)
スイス 世界経済フォーラム年次総会(ダボス会議・~25日)

18:30
英国 12月失業保険申請件数
英国 12月失業率
英国 11月失業率(ILO方式)

19:00
ドイツ 1月ZEW景況感調査(期待指数)
ユーロ圏 1月ZEW景況感調査

24:00
米国 12月中古住宅販売件数(年率換算件数)
米国 12月中古住宅販売件数(前月比)

1月23日(水曜日)
日本  安倍首相 ダボス会議出席
日本 日銀金融政策決定会合、終了後政策金利発表

8:50
日本 12月貿易統計(通関ベース、季調前)
日本 12月貿易統計(通関ベース、季調済)

13:30
日本 11月全産業活動指数(前月比)

15:30
日本 黒田東彦日銀総裁、定例記者会見

21:00
米国 MBA住宅ローン申請指数(前週比)

23:00
米国 11月住宅価格指数(前月比)

24:00
米国 1月リッチモンド連銀製造業指数
ユーロ圏 1月消費者信頼感(速報値)

1月24日(木曜日)
日本  衆・参厚生労働委員会 (閉会中審査)
ドイツ ECB理事会

8:50
日本  11月消費動向指数
日本 前週分対外対内証券売買契約等の状況(対外中長期債)
日本 前週分対外対内証券売買契約等の状況(対内株式)

14:00
日本 11月景気先行指数(CI)・改定値
日本 11月景気一致指数(CI)・改定値

17:30
ドイツ 1月製造業購買担当者景気指数(PMI、速報値)
ドイツ 1月サービス部門購買担当者景気指数(PMI、速報値)

18:00
ユーロ圏 1月製造業購買担当者景気指数(PMI、速報値)
ユーロ圏 1月サービス部門購買担当者景気指数(PMI、速報値)

21:45
ユーロ圏 欧州中央銀行(ECB)政策金利

22:30
ユーロ圏 ドラギ欧州中央銀行(ECB)総裁、定例記者会見

22:30
米国 前週分新規失業保険申請件数
米国 前週分失業保険継続受給者数

23:45
米国 1月総合購買担当者景気指数(PMI、速報値)
米国 1月製造業購買担当者景気指数(PMI、速報値)
米国 1月サービス部門購買担当者景気指数(PMI、速報値)

24:00
米国 12月景気先行指標総合指数(前月比)

1月25日(金曜日)
スイス 世界経済フォーラム年次総会(最終日

8:30
日本 1月東京都区部消費者物価指数(CPI、生鮮食料品除く)(前年同月比)

18:00
ドイツ 1月IFO企業景況感指数

2019/01/21(月曜日)
ドル円/今日の設定レンジ
上限は109.76円。下限は109.48円です

ターゲット

設定レンジの上限を越えたらー
109.87円、109.98円、110.05円、110.15円がターゲット。

設定レンジの下限を越えたらー
109.41円、109.33円、109.28円。109.15円をターゲットとします。

※設定レンジ内では、設定レンジの上限が抵抗線として上値を押さえ、設定レンジの下限が支持線として下値を支える目安となりますから気を付けてください。
また設定レンジの上限や下限を越えた後は、上限や下限が支持線や抵抗線となります。

「ドル円/今日の設定レンジ」欧州勢次第

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「ドル円/日足」トレンドは上昇

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愛菜の実戦トレード 今日の予想・攻略法

今日は、ドル円に大きく影響を与える経済指標はありません。

日米の金利差を考えると、自然な流れは「ドル高」。
アメリカに不吉な予兆があれば、円はアメリカから日本に戻ってきて「ドル安」です。

今晩は英国のメイ首相が、先週否決されたEU離脱合意案に代わる「EU離脱代案」を議会に表明する期限。
私たちが注目しなければならないことは、その内容というよりも、これからの英国とEUとの関係を市場がどう予想するか、です。

ドル円はユーロ/ドルの反応で、ユーロが売られればドルが買われる訳ですから、その流れで「ドル高」です。

しかし最近は、そのユーロ/ドルに加えて、ポンド/ドルの動きからもドル円は影響を受けています。
注意点は、ユーロ/ドルとポンド/ドルが相関関係にあればわかりやすいのですが、逆相関になると、ドル円に方向性がなくなってしまうこと。

メイ首相の本音

交渉上手のメイ首相は「合意なき離脱」になると「EUの方も経済的打撃を受けて大混乱になるのではないですか」、とEUを今、脅しているところです。

そして「北アイルランドは国際法で認められた英国の領土です。それをEUは<バック・ストップ>とかいって最終的はアイルランドに併合させるつもりなら、英国はEUを道連れにしますよ。どうしてたった一言、北アイルランドは英国の領土です、と欧州委員会はいってくれないのですか。そうしたら解決の糸口が見えるのに。」とメイ首相は叫んでいます。

英国にいてわかったことは、英国のメディアもEUの官僚組織である欧州委員会のお先棒を担いでいることでした。

EU離脱に反対している議員のスポンサーは、その多くが英国以外のEU企業であるということ。
そのことも今回の問題を、複雑にしています。

それはさておき今日のロンドン時間の正午から夕刻までの間で、メイ首相のEU離脱代案が議会に提出されても、審議および採決は29日の予定です。

ですから私は、代案提出となっても為替への影響は軽微であると考えています。

★午後2時現在★
「ドルインデックス」=買い
「米国10年債利回り」=上昇
「ユーロドル」=ユーロ売り/ドル買い
「ダウ先物」=売り傾向

今日の戦略

なにがあったのかわかりませんが、日本時間の午後2時を過ぎた頃から、ダウ平均先物が下落。
海外トレーダーさんたちは今日の欧州株価は「軟調」と予想しています。
今日のアメリカ市場は「キング牧師の誕生日」でお休みですが、アメリカの為替トレーダーの人たちからは、すでに「Good morning!」とメールがきています。

今日は素直に上昇していくかわかりません。
上昇するとしても、「109.41円」や「109.15円」まで下げてから110.00円に向かわないと、機関投資家としてはうまみがないのではないか、と思っています。

ということで今日は、設定レンジ下限を越えたら、上昇する恐れを感じなから「売り」で参入して、あとは素直に追随していこうと思っています。

※「愛菜の実戦トレード」の内容は、あくまでも書いている時点というのが前提ですから、要人発言や報道で相場の流れが変わったり、経済指標の発表直前の価格で考えていたように動かないことがあったりするので注意してください。

※欧州勢が参入してくる午後3時~午後4時と、アメリカ勢が参入してくる午後10時前後には相場の流れが大きく変化することがありますから注意が必要です。

 

今週も、どうぞ宜しくお願いいたします。

天野 愛菜(まな)