常勝必見の「ドル円/今日の設定レンジ」は毎日更新⇒

こんにちは。天野愛菜です。

今日は朝から、マキちゃんの検診にお付き合い。帰宅したのが午後2時。

そしてあと1時間半ほどで、お家を出発して東京へ。
急遽決まった、マキちゃんのお仕事の同行です。

豪ドル急落で世界金融市場に暗雲か

午前中のドル円の急落は、オーストラリア準備銀行のロウ総裁の発言から。
もっとも反応したのは
「失業率の上昇やインフレの停滞が続けば利下げが必要」―との言葉。

FXの初心者の方は、オーストラリアのことなのになぜ?と思われるのではないでしょうか。

その理由は、オーストラリアの堅実な金融政策運営は、世界中の金融関係者の間でも定評があるのです。

オーストラリアは世界中がリーマンショックで苦しんでいた2009年でさえも、GDPの落ち込みはなく、昨年まで27年連続でプラス成長を維持してきています。

主要先進国のなかでも「類をみない好景気」を続けているのです。

そのオーストラリアの準備銀行総裁が「場合によっては利下げが必要かも。」とおっしゃったので、市場は大慌て。

オーストラリアは資源国であって、中国への輸出もそうですが、中国からの投資も非常に多い国なので、中国経済の減衰が憶測から現実のものとなったと市場は受け止めました。

ドル円とは関係ない国の方の要人発言では、通例ですと急落しても元の価格に戻るのですが、今回は半値で押し戻されていることが、今日の私たちのトレードを難しくさせてしまいます。

 

今日の挑戦。ズック持参。

昨日の主な経済指標の結果

24:00 米国
1月 ISM非製造業景況指数(総合)
結果:56.7 予想:57.2 前回:57.6

昨日のトレード 利益61銭

○下限・第1ターゲット

昨日の「ドル円/今日の設定レンジ」
110.04円。下限は109.89円。

上限越えのターゲットは
110.14円、110.21円、110.29円、110.41円。
下限越えのターゲットは
109.78円、109.70円、109.63円、109.51円。

———-欧州時間———-
1回目 17:45
設定レンジ下限109.89円→設定レンジ上限110.04円。「買い」15銭。

———-米国時間———-
2回目 22:20 「愛菜の3MAトレード」5分足
109.95円→109.82円。「売り」13銭。

3回目 1:30 「愛菜の3MAトレード」5分足
設定レンジ下限109.89円→110.00円。「買い」11銭。

4回目 2:00
110.00円→設定レンジ下限109.89円。「売り」11銭。

5回目 3:30
定レンジ下限109.89円→110.00円。「買い」11銭。

今日のドル円に影響を与えそうな経済指標

※発表時間ですぐに相場が反応したり、ドル円以外の通貨を経由して影響を受けたり、発表時の価格がそれ以降の相場の参考レートになったりします。

2月6日 (水曜日)
カナダ ファーウェイ副会長が出廷
日経中国関連企業決算/三菱ケミHD・新日鉄住金・三菱重工業・トヨタ自動車・住友商事
他/ソフトバンクグループ

16:00
ドイツ 12月製造業新規受注(前月比)
ドイツ 12月製造業新規受注(前年同月比)

21:00
米国 MBA住宅ローン申請指数(前週比)

22:30
米国 10-12月期四半期単位労働コスト・速報値(前期比年率)
米国 10-12月期四半期非農業部門労働生産性・速報値(前期比)
(米国 11月貿易収支)

 愛菜の用語解説 

MBA住宅ローン申請指数

個人の住宅ローン申請が行われた指数。
米抵当銀行協会(The Mortgage Bankers Association)が、毎週水曜日に発表。
基準値は1990年3月16日を100としたものです。

あくまでも「申請」なので、住宅建設の着工に結びつくとは限りません。
また個人による複数の申請も計算に入れているので、住宅関連指数のなかでは概況として参考にします。

貿易収支

輸出額(国内に入ってきた金額)から輸入額(国外に出て行った金額)を差し引いたもの。経常収支の一部として算出されます。
輸出額が輸入額を上回れば貿易黒字、反対に輸出額が輸入額を下回れば貿易赤字ということです。
米国では、商務省が発表。
とくに米国は、多額の貿易赤字を抱えているので、貿易収支の動向が注目されています。

2019/02/06(水曜日)
ドル円/今日の設定レンジ
上限は110.05円。下限は109.62円です

ターゲット

設定レンジの上限を越えたらー
110.12円、110.20円、110.35円、110.44円がターゲット。

設定レンジの下限を越えたらー
109.55円、109.45円、109.33円、109.24円をターゲットとします。

設定レンジ内のバランスラインは、109.80円。

※設定レンジ内では、設定レンジの上限が抵抗線として上値を押さえ、設定レンジの下限が支持線として下値を支える目安となりますから気を付けてください。
また設定レンジの上限や下限を越えた後は、上限や下限が支持線や抵抗線となります。

「ドル円/今日の設定レンジ」移動平均線(75)に注意

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「ドル円/日足」110.00円の天井感が払拭される可能性

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愛菜の実戦トレード 今日の予想・攻略法

上にでも下にでも、動く材料がありません。
テクニカルは「売り」
しかしトランプ大統領の一般教書演説での下げがそれほどでもなかったので、アメリカ勢のファンダメンタルズは「買い」なのでしょう。

私の今日の戦略は、
①バランスラインの109.80円を上抜けたら「買い」で、目標は109.90円~110.00円。そしてそこからの「戻り売り」。

②ここまで下がったので110.00円突破もありです。設定レンジ上限を越えたら追随。

③ユーロ/ドルが買われ始めたら、設定レンジ下限から「売り」の順張り。だだし1時間足の移動平均線(75)で跳ね返って上昇もあります。

ユーロ/ドルを見ながらのトレードがオススメです。

★午後2時半現在★
「ドルインデックス」=買い
「米国10年債利回り」=低下
「ユーロドル」=ユーロ売り/ドル買い

★通貨の強さ★
米ドル/ユーロ/日本円/ポンド

※「愛菜の実戦トレード」の内容は、あくまでも書いている時点というのが前提ですから、要人発言や報道で相場の流れが変わったり、経済指標の発表直前の価格次第では考えていたように動かないことがあったりするので注意してください。

※欧州勢が参入してくる午後3時~午後4時と、アメリカ勢が参入してくる午後10時前後には相場の流れが大きく変化することがありますから注意が必要です。

 

今日は欧米勢の出方を待ってからのトレードの方が安全かな。

急変した後のインディケータは、平均値が整うまで不安定ですから要注意です。

今日も頑張りましょう、ね。

天野 愛菜(まな)