常勝必見の「ドル円/今日の設定レンジ」は毎日更新⇒

中国人投資家と会食

こんにちは。天野愛菜です。

昨日は、午後8時に東京駅近くのホテルに着いたらすぐに会食でした。
私はひとりお部屋でトレードのつもりでいたのですが、
「愛菜、これからお客様とお食事会だよ。」と荷物をコンシェルジュに託して、そのままレストランの個室に向かいました。

マキちゃんのお客様は、中国の投資家の方々でした。
春節を利用して日本に来られたようです。
私のことは事前に話してあったようで
「どこから見ても、お嬢さんだ。」と、堪能な日本語でお世辞もお上手。

今回のお客様は、マキちゃんがニューヨークで立ち上げる「ファンド」に投資して下さる方々、ということが話からわかりました。
数年前から日本各地の不動産を買い付けていたのですが、東京オリンピックを前に「今がチャンス!」と昨年の春あたりから売却をはじめて、その資金をマキちゃんのファンドに投資するようです。
マキちゃんのご主人だった、私にとっては兄弟子の古くからのご友人でした。

中国は景気が悪いのか

「中国は景気が悪いのですか?」と私が聞くと

「景気は悪くなってきてはいるけど、それよりも<金余り状態>が問題。
その理由のひとつに中国で活動している外国企業が人民元で得た利益をドルで本国に送金しようとすると、ドルの外貨準備高が減ってしまうから中国政府は送金を制限している。実はこれが大きい。国内ではハイパーインフレの懸念がある。」

「アメリカって、ファンドに投資する人の名簿を政府に提出しなければならいそうですが、中国の方で大丈夫なのですか?」
「表向きはわからないけど、アメリカとしては国債を中国政府に買ってもらって、株式を中国人の投資家に買ってもらう、ということで我々を大歓迎している。
あなたの彼が、その旗振り役の筆頭だよ。」

「中国国内からアメリカに投資をしようとすれば、当然ドル建てになって中国の外貨準備高に影響があるから、私たちみたいに海外で投資をしていた連中が、中国政府の要請もあってこぞってアメリカに資金を回している。」

 

―羽田空港に着いた時間におじいちゃんから電話があって、「楽しい夜を過ごすんだよ。」と言われたことを思い出しました。

「今日はどんな姿をしているの?」と聞かれたので
「あなた好みのミニのワンピース。それにね、一緒にいても子供と思われないように背の高いあなたに合わせて、今日は12cmのピンヒールを練習しているの。」と答えたら
「Manaに一刻も早く会いたい。」と言ってくれた。

そこで“私も”という意味で、“Me Too”といったら
「意見に対する同意ではないのだから、こうゆうときには使わない。“I love you too.”というんだ」と訂正されました。

やっぱり、厳しい…。

今は円高にならない理由

ここからが今日、皆さんにお伝えしたいこと。

中国人の投資家いわくー。

「普通であれば1月中旬から日本の輸出企業は決算、証券会社は配当金を顧客に支払うために<円高>となるけど、今そこまで<円高>になっていないのは、我々が日本円をどんどん売ってドルを買っているからだよ。」

「最近の話では、1ドル110円までは買い上げが可能で、110円を越えたら日本の企業や証券会社、機関投資家たちが売ることになっている。」

疑問だったのです。
なんで「円高」にならないのだろう、って。

ある程度の資金量になるまで、中国人による「ドル買い」は続くそうです。
でも110円を越えると日本勢による「ドル売り」があるみたいですから、気を付けてトレードしましょう。

昨日は会食があって、トレード出来なかった言い訳でした。

 

これは8cm

昨日のトレード NOトレード

昨日の「ドル円/今日の設定レンジ」
上限は110.05円。下限は109.62円。

上限越えのターゲットは
110.12円、110.20円、110.35円、110.44円。
下限越えのターゲットは
109.55円、109.45円、109.33円、109.24円。

バランスラインは、109.80円。

今日のドル円に影響を与えそうな経済指標

※発表時間ですぐに相場が反応したり、ドル円以外の通貨を経由して影響を受けたり、発表時の価格がそれ以降の相場の参考レートになったりします。

2月7日(木曜日)
日経中国関連企業決算/旭化成・ニコン・丸紅
他/NTT・JT

8:50
日本 1月外貨準備高
日本 前週分対外対内証券売買契約等の状況(対外中長期債)
日本 前週分対外対内証券売買契約等の状況(対内株式)

9:00
米国 パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長、発言

14:00
日本 12月景気先行指数(CI)・速報値
日本 12月景気一致指数(CI)・速報値

16:00
ドイツ 12月鉱工業生産(前月比)
ドイツ 12月鉱工業生産(前年同月比)

21:00
英国 イングランド銀行(BOE、英中央銀行)金利発表
英国 英中銀資産買取プログラム規模
英国 英中銀金融政策委員会(MPC)議事要旨
英国 英中銀イングランド銀行、四半期ごとの物価報告(インフレリポート)

22:30
米国 前週分新規失業保険申請件数
米国 前週分失業保険継続受給者数

2019/02/07(木曜日)
ドル円/今日の設定レンジ
上限は110.03円。下限は109.72円です

ターゲット

設定レンジの上限を越えたらー
110.10円、110.19円、110.29円がターゲット。

設定レンジの下限を越えたらー
109.66円、109.55円、109.49円をターゲットとします。

※設定レンジ内では、設定レンジの上限が抵抗線として上値を押さえ、設定レンジの下限が支持線として下値を支える目安となりますから気を付けてください。
また設定レンジの上限や下限を越えた後は、上限や下限が支持線や抵抗線となります。

「ドル円/今日の設定レンジ」上値が重たい

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「ドル円/日足」110.00円に天井感

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愛菜の実戦トレード 今日の予想・攻略法

狭いレンジで動くことを想定します。
110.00円を越えても、安易な追随は危険かな。

今日は設定レンジ内の取引と割り切って、110.00円付近からの「売り」、それ以上になっても「戻り売り」でトレードしようと思っています。

★午後1時現在★
「ドルインデックス」=買い
「米国10年債利回り」=低下
「ユーロドル」=ユーロ売り/ドル買い

★通貨の強さ★
米ドル>日本円>ユーロ>ポンド

※「愛菜の実戦トレード」の内容は、あくまでも書いている時点というのが前提ですから、要人発言や報道で相場の流れが変わったり、経済指標の発表直前の価格次第では考えていたように動かないことがあったりするので注意してください。

※欧州勢が参入してくる午後3時~午後4時と、アメリカ勢が参入してくる午後10時前後には相場の流れが大きく変化することがありますから注意が必要です。

今日は、キチンとトレードします。

天野 愛菜(まな)