常勝必見の「ドル円/今日の設定レンジ」は毎日更新⇒

こんにちは。天野愛菜です。

週末はいかがお過ごしでしたか?

マキちゃんは、兄弟子の知人がお亡くなりになったので、急遽土曜日の午後にシンガポールに行きました。

「愛菜、どうする?一緒に行く?」と誘われたのですが、9番目の兄弟子の奥さんにマキちゃんの同行を託して、私はお家でゆっくりさせて貰いました。

ドル円111円天井のひとつの理由

さて今週のドル円。

最近は、ドル円で111円が堅い天井。

「どうして111円を突破しないのですか。」と海外トレーダーさんに一斉メールをしたら、
アメリカのシカゴで実需筋の資金を扱っているトレーダーさんから、次のような返信をいただきました。

ドル円の現在レートは、1ドル=110.72円。円ドルで、100円=0.903ドル。

これが1ドル=111.00円になると、円ドルで100円=0.900ドル。

1ドル=110.00円だと、円ドルで100円=0.909ドル。

 

アメリカでは先々週に「輸出振興に向けた為替ガイダンス」が商務省から輸出企業に対して通知があって、そこから読み取れるイメージは、政府はドル安誘導を考えているようだ。

各通貨に対して参考レートが示されていて、ドル円の上値は111円で0.9ドル

これが効いているのではないでしょうか。

 

このメールは、あくまでも実需筋の話です。

投機筋はどう考えているかわかりませんが、参考までに書きました

先週金曜日(22日)の主な経済指標の結果

16:00 ドイツ
10-12月期 国内総生産(GDP、改定値) [前期比]
結果:0% 予想:0% 前回:0%

10-12月期 国内総生産(GDP、改定値) [前年同期比]
結果:0.6% 予想:0.6% 前回:0.6%

19:00 ユーロ圏
1月 消費者物価指数(HICPコア指数、改定値) [前年同月比]
結果:1.1% 予想:1.1% 前回:1.1%

1月 消費者物価指数(HICP、改定値) [前年同月比]
結果:1.4% 予想:1.4% 前回:1.4%

先週金曜日(22日)のトレード 利益60銭

○上限・第1ターゲット

先週金曜日(22日)の「ドル円/今日の設定レンジ」
上限は110.75円。下限は110.63円

上限越えのターゲットは
110.83円、110.94円、111.02円。
下限越えのターゲットは
110.55円、110.45円、110.37円。

設定レンジ内のバランスラインは、110.70円。

———-欧州時間———-
1回目 16:00
設定レンジ上限110.75円→バランスライン110.70円。「売り」5銭。

2回目 16:45 「愛菜の3MAトレード」5分足
110.72円→110.89円。「買い」17銭。

———-米国時間———-
3回目 21:30
110.89円→設定レンジ下限110.63円。「売り」26銭。

4回目 1:00
設定レンジ上限110.75円→設定レンジ下限110.63円。「売り」12銭。

今週のドル円に影響を与えそうな経済指標

※発表時間ですぐに相場が反応したり、ドル円以外の通貨を経由して影響を受けたり、発表時の価格がそれ以降の相場の参考レートになったりします。

2月25日(月曜日)
コロンビア 米ペンス副大統領コロンビア訪問

8:50
日本 1月企業向けサービス価格指数(前年同月比)

14:00
日本 12月景気先行指数(CI)・改定値
日本 12月景気一致指数(CI)・改定値

19:00
英国 カーニー英中銀(BOE)総裁、発言

24:00
米国 12月卸売在庫(前月比)
米国 12月卸売売上高(前月比)

 

2月26日(火曜日)
米国  パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長 上院証言<半期金融政策報告>

16:00
ドイツ 3月GFK消費者信頼感調査

19:00
英国 カーニー英中銀(BOE)総裁、発言

22:30
米国 12月住宅着工件数(年率換算件数)
米国 12月住宅着工件数(前月比)
米国 12月建設許可件数(年率換算件数)
米国 12月建設許可件数(前月比)

23:00
米国 10-12月期四半期住宅価格指数(前期比)
米国 12月住宅価格指数(前月比)
米国 12月ケース・シラー米住宅価格指数
米国 12月ケース・シラー米住宅価格指数(前年同月比)

24:00
米国 2月消費者信頼感指数(コンファレンス・ボード)
米国 2月リッチモンド連銀製造業指数
米国 パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長、発言

 

2月27日(木曜日)
ベトナム 米朝首脳会談(~28日)
米国  パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長 下院証言<半期金融政策報告>

18:00
ユーロ圏 1月マネーサプライM3(前年同月比)

19:00
ユーロ圏 2月経済信頼感
ユーロ圏 2月消費者信頼感(確定値)

21:00
米国 MBA住宅ローン申請指数(前週比) – 3.6% –

24:00
米国 パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長、発言
米国 12月製造業新規受注(前月比)
米国 1月住宅販売保留指数(前月比)
米国 1月住宅販売保留指数(前年同月比)

 

2月28日(木曜日)
日本  1月鉱工業生産
米国  2018年10-12月期GDP <政府機関の閉鎖で延期された速報値と改定値を統合>

8:50
日本 1月鉱工業生産・速報値(前月比)
日本 1月鉱工業生産・速報値(前年同月比)
日本 1月小売業販売額(前年同月比)
日本 1月百貨店・スーパー販売額(既存店)(前年同月比)
日本 前週分対外対内証券売買契約等の状況(対外中長期債)
日本 前週分対外対内証券売買契約等の状況(対内株式)

10:00
中国 2月製造業購買担当者景気指数(PMI)

14:00
日本 1月新設住宅着工戸数(前年同月比)

16:00
ドイツ 1月輸入物価指数(前月比)
ドイツ 1月輸入物価指数(前年同月比)

22:00
ドイツ 2月消費者物価指数(CPI、速報値)(前月比) 0.5% -0.8% –
ドイツ 2月消費者物価指数(CPI、速報値)(前年同月比) 1.5% 1.4% –

22:30
米国 10-12月期四半期実質国内総生産(GDP、速報値)(前期比年率)
米国 10-12月期四半期GDP個人消費・速報値(前期比)
米国 10-12月期四半期コアPCE・速報値(前期比)
米国 前週分新規失業保険申請件数(前週分)
米国 前週分失業保険継続受給者数(前週分)

23:45
米国 2月シカゴ購買部協会景気指数

 

3月1日(金曜日)
米中  米中通商協議の期限

8:30
日本 1月有効求人倍率
日本 1月失業率
日本 2月東京都区部消費者物価指数(CPI、生鮮食料品除く)(前年同月比)
日本 10-12月期四半期法人企業統計調査・ソフトウェア含む全産業設備投資額(前年同期比)

10:15
米国 パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長、発言

10:45
中国 2月Caixin製造業購買担当者景気指数(PMI)

14:00
日本 2月消費者態度指数・一般世帯

16:00
ドイツ 1月小売売上高指数(前月比)
ドイツ 1月小売売上高指数(前年同月比)

17:55
ドイツ 2月製造業購買担当者景気指数(PMI、改定値)
ドイツ 2月失業者数(前月比)
ドイツ 2月失業率

18:00
ユーロ圏 2月製造業購買担当者景気指数(PMI、改定値)

18:30
英国 1月消費者信用残高
英国 1月マネーサプライM4(前月比)
英国 1月マネーサプライM4(前年同月比)
英国 2月製造業購買担当者景気指数(PMI)

19:00
ユーロ圏 1月失業率
ユーロ圏 2月消費者物価指数(HICP、速報値)(前年同月比)
ユーロ圏 2月消費者物価指数(HICPコア指数、速報値)(前年同月比)

22:30
米国 1月個人所得(前月比)
米国 12月個人消費支出(PCE)(前月比)
米国 12月個人消費支出(PCEデフレーター)(前年同月比)-
米国 12月個人消費支出(PCEコア・デフレーター、食品・エネルギー除く)(前月比)
米国 12月個人消費支出(PCEコア・デフレーター、食品・エネルギー除く)(前年同月比)

23:45
米国 2月製造業購買担当者景気指数(PMI、改定値)

24:00
米国 2月ISM製造業景況指数
米国 2月ミシガン大学消費者態度指数・確報値

2019/02/25(月曜日)
ドル円/今日の設定レンジ
上限は110.86円。下限は110.59円です

ターゲット

設定レンジの上限を越えたらー
110.94円、111.00円、111.12円がターゲット。

設定レンジの下限を越えたらー
110.51円、110.36円、110.25円をターゲットとします。

設定レンジ内のバランスラインは、110.71円です。

※設定レンジ内では、設定レンジの上限が抵抗線として上値を押さえ、設定レンジの下限が支持線として下値を支える目安となりますから気を付けてください。
また設定レンジの上限や下限を越えた後は、上限や下限が支持線や抵抗線となります。

「ドル円/今日の設定レンジ」上値が重い展開

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「ドル円/日足」上限110.90円・下限110.55円

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愛菜の実戦トレード 今日の攻略法

今日の米国の経済指標は
「24:00 米国 12月卸売在庫」のみ。

しかしこの指標の発表は、商務省。

政府機関の一部閉鎖がなければ、2月8日に発表されていたものでした。

笑ってしまいますが、海外トレーダーさんたちは「小売売上高」のときのように、「歪んだ」結果で大きく動くかもしれないと、変な意味で期待しています。

なのでこれはー「要注意」です。

そして今週は更にもうひとつ。

2月28日(木曜日)に「米国 2018年10-12月期GDP」がありますが、これも政府機関の一部閉鎖で延期されたために<速報値>と<改定値>が統合されて発表されます。

海外トレーダーさんたちは、統合ってどういう意味なの?といいながら、このGDPにも「歪んだ」結果で大きく動くことが期待されています。(笑)。

 

米中通商協議については、トランプ大統領が市場に気を遣っていて、盛んにツィート。

米国株価は、対中関税の25%への引き上げの延期は、すでに株価には織り込み済みだそうです。

 

今日はテクニカル的には、レンジ相場となっても「売り」の方が強い印象です。

今日の私は、設定レンジ内のバランスライン110.71円前後を見極めながら、トレードしようと思っています。

レンジが狭いので、インディケータも右往左往しますから注意しましょう、ね。

 

★正午現在★
「ドルインデックス」 日足=買い 1時間足=売り
「米国10年債利回り」 日足=低下 1時間足=低下
「ユーロドル」 日足=ユーロ売り/ドル買い 1時間足=ユーロ売り/ドル買い

★米ドルと日本円の強さの比較★
1時間足 米ドル<日本円
日足   米ドル>日本円

 

※「愛菜の実戦トレード」の内容は、あくまでも書いている時点というのが前提ですから、要人発言や報道で相場の流れが変わったり、経済指標の発表直前の価格で考えていたように動かないことがあったりするので注意してください。

※欧州勢が参入してくる午後3時~午後4時と、アメリカ勢が参入してくる午後10時前後には相場の流れが大きく変化することがありますから注意が必要です。

 

今週の為替相場は、訳もわからなく動いて、後付けの解釈が横行するかな。
自分とチャートを信じて頑張りましょう、ね。

今週も、よろしくお願いいたします。
あなたと一緒に、利益を取っていきたです。

天野 愛菜(まな)