常勝必見の「ドル円/今日の設定レンジ」は毎日更新⇒

昨日マキちゃんがシンガポールから帰国。

こんにちは。天野愛菜です。

予定より3日も早く「今日帰るよ。」の電話があってから大急ぎで家事三昧。

6時間も掛かってすべてが終わって、コーヒーTimeとほんの少しの安らぎを得ようと思った途端に「ピンポ~ン。」

「愛菜、帰ったよぉ」とマキちゃんの声。

シンガポールの事業が予想外に進展したので、途中から兄弟子たちが応援に駆けつけたみたいで、マキちゃんの後ろから3・6・9番の兄弟子が登場。

「なんで家まで来るのよ。さっさと帰ったら。」という私の言葉を無視して「おまえ化粧濃くないか。」と余計なお世話。

結局、3人とも私が一生懸命キレイにした客室を散らかして、今日の早朝便でそれぞれの目的地に向かいました。

 

マキちゃんとふたりの日常が戻って来ました。
日ごと輝きを増しているマキちゃんが、とっても素敵です。

今週の大きなイベントは3つ

5日(火曜日)・中国 第13期全国人民代表大会第2回全体会議

7日(木曜日)・ユーロ圏 ECB(欧州中央銀行)理事会

8日(金曜日)・米国 雇用統計

全人代

5日の全国人民代表大会では、会議の冒頭で李克強首相が今後のGDP成長率目標と五カ年計画を発表。

中国の経済指標は眉唾ものばかりと言われていますが、李首相が話す内容だけは市場も信用します。

それだけに李首相が、どのような言い回しで今後の中国経済を話すかが注目されています。

ドル円が動くのは成長率目標値ではなく、「減税」と「市場への資金供給」の度合い。

中国企業は右肩上がりの経済成長を前提として「借金」を重ねてきていて、その反動が顕著になっている現在、政府がどのような方法で景気浮揚の対策に臨むのか、が焦点です。

ECB理事会

欧州経済を牽引しているドイツが、その成長を依存している中国の景気後退の影響をもろに受けています。

欧州経済は小回りが効かない。

収入の分母が小さくなっても支出の分子を小さくする考えが欧州委員会にはないので、足りない分を各国の銀行に頼っていますが、その銀行経営が苦しくなって、企業や個人に貸し出す実質金利が上昇。

そこで銀行金利を下げるための「貸出条件付き長期資金供給オペ」が討議されています。

笑ってしまったのが、銀行に資金を依存している欧州委員会が、銀行支援のためのオペはいかがなものか、と言っていること。

欧州経済の景気減速の要因に、欧州委員会の強権と政治の不透明さにあることがわかっていないからますます混乱してしまうのです。政経分離はあり得ません。

個人的には、聡明なECB理事会の景気浮揚策に期待して「ドル高」と読んでいます。

ユーロ上昇でユーロ円上昇。つられてドル高の相関関係発生です。

雇用統計

アメリカの雇用環境は依然として堅調。

1月の「政府機関の一部閉鎖」の影響がなくなって、市場も先月よりもよい、と考えています。

しかし先週のGDPと同じで「予想値」次第でドル円がどうのように反応するかわかりません。

8日(金曜日)までの予想値の変動をチェックしておきます。

 

米朝首脳会談から帰国してすぐの政治集会で、トランプ大統領が「強すぎるドルは疑問」と言ったことが、今晩の米国市場でドルの動きどれだけ影響するか警戒です。

雇用統計までにドル安となれば、素直に「ドル高」になります。

先週金曜日(1日)の主な経済指標の結果

22:30 米国
12月 個人消費支出(PCEデフレーター) [前年同月比] 結果:1.7% 予想:1.7% 前回:1.8%

12月 個人消費支出(PCEコア・デフレーター、食品・エネルギー除く) [前月比] 結果:0.2% 予想:0.2% 前回:0.2%

12月 個人消費支出(PCEコア・デフレーター、食品・エネルギー除く) [前年同月比] 結果:1.9% 予想:1.9% 前回:1.9%

1月 個人所得 [前月比] 結果:-0.1% 予想:0.3% 前回:1%

12月 個人消費支出(PCE) [前月比] 結果:-0.5% 予想:-0.2% 前回:0.4%

24:00 米国
2月 ISM製造業景況指数
結果:54.2 予想:55.5 前回:56.6

2月 ミシガン大学消費者態度指数・確報値
結果:93.8 予想:95.7 前回:95.5

先週金曜日(1日)の主な要人発言

トランプ米大統領
「金委員長との関係は非常に良好、私は彼が好きだ」

カーニーBOE総裁
「英国の設備投資は大幅に減少している」

ボスティック米アトランタ連銀総裁
「今年中に1回の利上げを予想」
「物価は上昇していくことを予想」

先週金曜日(1日)のトレード 利益59銭

○上限 ターゲットオールクリア

先週金曜日(1日)の「ドル円/今日の設定レンジ」
上限は111.76円。下限は111.32円。

上限越えのターゲットは
111.83円、111.92円、112.00円。
下限越えのターゲットは
111.23円、111.16円、111.05円。

———-日本時間———-
1回目 15:15
設定レンジ上限111.76円→第1ターゲット111.83円。「買い」7銭。
⇒ピッタリ

———-欧州時間———-
2回目 17:00
第1ターゲット111.83円→第2ターゲット111.92円。「買い」9銭。
⇒ピッタリ3分芸

3回目 18:00
第2ターゲット111.92円→111.95円。「買い」3銭。
⇒第3ターゲットに届くどころか逆行開始。慌てて決済。

4回目 19:00
第2ターゲット111.92円→設定レンジ上限111.76円。「売り」16銭。

(食事&お風呂Time)

———-米国時間———-
5回目 0:30
設定レンジ上限111.76円→第3ターゲット112.00円。「買い」24銭。
⇒3時間も掛かってやっと到達。

今週のドル円に影響を与えそうな経済指標

※発表時間ですぐに相場が反応したり、ドル円以外の通貨を経由して影響を受けたり、発表時の価格がそれ以降の相場の参考レートになったりします。

3月4日 (月曜日)
日本  参院予算委員会 基本的質疑

8:50
日本 2月マネタリーベース(前年同月比)

18:30
英国
2月建設業購買担当者景気指数(PMI)

19:00
ユーロ圏 1月卸売物価指数(PPI)(前月比)
ユーロ圏 1月卸売物価指数(PPI)(前年同月比)

24:00
米国 12月建設支出(前月比)

3月5日 (火曜日)
中国 第13期全国人民代表大会第2回全体会議・開幕(~15日)

10:45
中国 2月Caixinサービス部門購買担当者景気指数(PMI)

12:30
オーストラリア 豪準備銀行(中央銀行)、政策金利発表

17:55
ドイツ 2月サービス部門購買担当者景気指数(PMI、改定値)

18:00
ユーロ圏 2月サービス部門購買担当者景気指数(PMI、改定値)

18:30
英国 2月サービス部門購買担当者景気指数(PMI)

19:00
ユーロ圏 1月小売売上高(前月比)
ユーロ圏 1月小売売上高(前年同月比)

23:45
米国 2月サービス部門購買担当者景気指数(PMI、改定値)
米国 2月総合購買担当者景気指数(PMI、改定値)

24:00
米国 2月ISM非製造業景況指数(総合)
米国 12月新築住宅販売件数(年率換算件数)
米国 12月新築住宅販売件数(前月比)

24:35
英国 カーニー英中銀(BOE)総裁、発言

翌4:00
米国 1月月次財政収支 30億ドル

3月6日(水曜日)
カナダ ファーウェイCFOの米国引き渡しに関する審理

9:30
オーストラリア 10-12月期四半期国内総生産(GDP)(前期比)
オーストラリア 10-12月期四半期国内総生産(GDP)(前年同期比)

21:00
米国 MBA住宅ローン申請指数(前週比)

22:15
米国 2月ADP雇用統計(前月比)

22:30
米国 12月貿易収支

翌4:00
米国 米地区連銀経済報告(ベージュブック)

3月7日(木曜日)
ユーロ圏 ECB(欧州中央銀行)理事会
米国  元トランプ選対本部長マナフォート被告への判決

8:50
日本 前週分対外対内証券売買契約等の状況(対外中長期債)
日本 前週分対外対内証券売買契約等の状況(対内株式)

9:30
オーストラリア 1月貿易収支
オーストラリア 1月小売売上高(前月比)

14:00
日本 1月景気先行指数(CI)・速報値
日本 1月景気一致指数(CI)・速報値

19:00
ユーロ圏 10-12月期四半期域内総生産(GDP、確定値)(前期比)
ユーロ圏 10-12月期四半期域内総生産(GDP、確定値)(前年同期比)

21:30
米国 2月チャレンジャー人員削減数(前年比)-

21:45
ユーロ圏 欧州中央銀行(ECB)政策金利

22:30
ユーロ圏 ドラギ欧州中央銀行(ECB)総裁、定例記者会見

22:30
米国 10-12月期四半期非農業部門労働生産性・改定値(前期比)
米国 前週分新規失業保険申請件数
米国 前週分失業保険継続受給者数

翌5:00
米国 1月消費者信用残高(前月比)

3月8日 (金曜日)
米国  雇用統計
中国 2月貿易収支(米ドル)
中国 2月貿易収支(人民元)

8:30
日本 1月全世帯家計調査・消費支出(前年同月比)

8:50
日本 10-12月期四半期実質国内総生産(GDP、改定値)(前期比)
日本 10-12月期四半期実質国内総生産(GDP、改定値)(年率換算)
日本 1月国際収支・経常収支(季調前)
日本 1月国際収支・経常収支(季調済)
日本 1月国際収支・貿易収支

14:00
日本 2月景気ウオッチャー調査-現状判断DI
日本 2月景気ウオッチャー調査-先行き判断DI

16:00
ドイツ 1月製造業新規受注(前月比)
ドイツ 1月製造業新規受注(前年同月比)

22:30
米国 2月非農業部門雇用者数変化(前月比)
米国 2月失業率
米国 2月平均時給(前月比)
米国 2月平均時給(前年同月比)
米国 1月住宅着工件数(年率換算件数)
米国 1月住宅着工件数(前月比)
米国 1月建設許可件数(年率換算件数)
米国 1月建設許可件数(前月比)

2019/03/04(月曜日)
ドル円/今日の設定レンジ
上限は112.00円。下限は111.80円です

ターゲット

設定レンジの上限を越えたらー
112.07円、112.14円、112.25円がターゲット。

設定レンジの下限を越えたらー
111.72円、111.65円、111.53円をターゲットとします。

※設定レンジ内では、設定レンジの上限が抵抗線として上値を押さえ、設定レンジの下限が支持線として下値を支える目安となりますから気を付けてください。
また設定レンジの上限や下限を越えた後は、上限や下限が支持線や抵抗線となります。

「ドル円/今日の設定レンジ」欧米勢次第

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「ドル円/日足」下降トレンドラインが出来そうな予感

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愛菜の実戦トレード 今日の予想・攻略法

今日の経済指標は「24:00 米国 12月建設支出」がメインとなりますが、12月分ということもあって、あまり関心を持たれていません。

テクニカルは上昇。
上昇といっても設定レンジ下限あたりからの反発。

でも要人発言で、110.65円や110.50円まで下げてもおかしくない状況です。

海外トレーダーさんたちは、今週中に「112.70円」までいかないかなぁ、と言っています。

しかしそこまでいくにしても、雇用統計の数値が予想値よりよい場合でしょう。

今日の私の戦術は、「押し目買い」。
トランプ大統領が「ドル高牽制」を米国時間に発言したら、素直に下落についていきます。

米中通商協議の報道については、明日から全人代なので「推測」の域。
慌てないで大丈夫です。

★正午現在★
「ドルインデックス」 日足=買い 1時間足=買い
「米国10年債利回り」 日足=上昇 1時間足=買い
「ユーロドル」 日足=ユーロ買い/ドル売り 1時間足=ユーロ売り/ドル買い

★米ドルと日本円の強さの比較★
1時間足 米ドル>日本円
日足   米ドル>日本円

※「愛菜の実戦トレード」の内容は、あくまでも書いている時点というのが前提ですから、要人発言や報道で相場の流れが変わったり、経済指標の発表直前の価格で考えていたように動かないことがあったりするので注意してください。

※欧州勢が参入してくる午後3時~午後4時と、アメリカ勢が参入してくる午後10時前後には相場の流れが大きく変化することがありますから注意が必要です。

 

さぁ、今週も始まりました。

明日からの本番に向けて、午前0時を過ぎたあたりからポジション調整が始まります。
ポジション調整が始まったら、これは機関投資家の綱引きですから巻き込まれると大変です。

変な動きが始まったら、さっさと今晩は寝てしまいましょう。

お互いに健康に気を付けながら、今週もがんばりましょう、ね。

天野 愛菜(まな)