常勝必見の「ドル円/今日の設定レンジ」は毎日更新⇒

こんにちは。天野愛菜です。

アメリカのサマータイムが、今年も昨日から始まりました。(11月3日まで)
今までよりも1時間前倒しになるので、これで夜のトレードも少し楽になります。

さてこれから私たちは、シンガポールを発って東京へ。

私のBlogは、毎日兄弟子のサーバーから<検閲>を受けて配信(笑)。
今日のBlogですが、シンガポールのネットセキュリティーが厳重で、通常のネット契約では、文字数が多いと日本に届かないことが判明しました。
そこで何度も削除したら、ここまで短くなってしまいました。

またこの土日で私にメールを送って下さった方もいると思いますが、こちらも1通も届いていません。

帰ったら兄弟子のサーバーから再ダウンロードして拝見します。

返信が遅れていてごめんなさい。

手が大きい…

先週金曜日(8日)の主な経済指標の結果

22:30 米国
2月 非農業部門雇用者数変化 [前月比]
結果:2万人 予想:18万人 前回:31.1万人

2月 平均時給 [前年同月比]
結果:3.4% 予想:3.3% 前回:3.2%

2月 失業率
結果:3.8% 予想:3.9% 前回:4.0%

先週金曜日(8日)の主な要人発言

メイ英首相
「私の欧州連合離脱案を議会が拒否した場合、何が起こるか誰にもわからない」
「来週は歴史的な選択に直面する」

トランプ米大統領
中国との通商交渉がまとまってもまとまらなくても、米国はうまくやっている」

クドロー国家経済会議(NEC)委員長
「(通商交渉は)よい合意が欲しいのであって、早い合意を求めてはいない」
「満足しなければ、大統領は署名しないだろう」

先週金曜日(8日)のトレード 利益93銭

○下限 ターゲット オールクリア

先週金曜日(1日)の「ドル円/今日の設定レンジ」
上限は111.65円。下限は111.35円。

上限越えのターゲットは
111.79円、111.85円、112.00円、112.12円。
下限越えのターゲットは
111.26円、111.15円、111.06円、110.95円。

———-日本時間———-
1回目 13:15
設定レンジ下限111.35円→下限・第4ターゲット110.95円。「売り」40銭。

———-欧州時間———-
2回目 16:50
下限・第4ターゲット110.95円→下限・第2ターゲット111.15円。「買い」20銭。

———-米国時間———-
3回目 雇用統計
1分足チャート平滑化移動平均(200)110.80円→1時間ピボットS3111.02円。「買い」22銭。

雇用統計のドル円の動きは、「愛菜の実戦トレード」で書いたように「売り」で結果オーライ。ただ「2月 非農業部門雇用者数変化 [前月比]」の結果が2.0万人とは驚きました。
発射台は下限・第3ターゲット111.15円でした。

金曜日お伝えした「愛菜の経済指標トレード」では、ポジションメイクが問題でした。

1日ピボットS3は111.17円。
1時間ピボットS3は111.02円。
記載していた第4ターゲットと5分足チャートの-3σは110.95円。
ともに25銭以内。

ここで私はふたつの反省。
①第5ターゲットの110.80円を書かなかったこと。
②以前からBlogを読んでくださっている方からメール。
「平滑化移動平均(200)でのポジションメイクが抜けてるよ。」と…。

本当に私はズボラ。本当にごめんなさい。

4回目 23:30
第4ターゲット110.95円→第3ターゲット111.06円。「買い」11銭。

今週のドル円に影響を与えそうな経済指標

※発表時間ですぐに相場が反応したり、ドル円以外の通貨を経由して影響を受けたり、発表時の価格がそれ以降の相場の参考レートになったりします。

3月11日(月曜日)
日本 東日本大震災から8年
ユーロ圏 ユーロ圏財務相会合

8:50
日本 2月マネーストックM2(前年同月比)

16:00
ドイツ 1月鉱工業生産(前月比)
ドイツ 1月鉱工業生産(前年同月比)
ドイツ 1月貿易収支
ドイツ 1月経常収支

21:30
米国 1月小売売上高(前月比)
米国 1月小売売上高(除自動車)(前月比)

23:00
米国 12月企業在庫(前月比)

3月12日(火曜日)
英国 EU離脱修正案の議会採決
日本 1~3月期法人企業景気予測調査(財務省・内閣府)
ユーロ圏 EU財務相理事会
ドイツ フォルクスワーゲン2018年の決算

8:00
米国 パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長、発言

8:50
日本 1-3月期四半期法人企業景気予測調査・大企業全産業業況判断指数(BSI)
日本 1-3月期四半期法人企業景気予測調査・大企業製造業業況判断指数(BSI)

18:30
英国 1月商品貿易収支
英国 1月貿易収支
英国 1月鉱工業生産指数(前月比)
英国 1月鉱工業生産指数(前年同月比)
英国 1月製造業生産指数(前月比)
英国 1月月次国内総生産(GDP)(前月比)

21:30
米国 2月消費者物価指数(CPI)(前月比)
米国 2月消費者物価指数(CPI)(前年同月比)
米国 2月消費者物価指数(CPIコア指数)(前月比)
米国 2月消費者物価指数(CPIコア指数)(前年同月比)

3月13日(水曜日)
英国 前日の採決が否決された場合・合意なき離脱をするか採決
日本 春闘 集中回答日
米国 元トランプ選対幹部の判決

8:50
日本 2月国内企業物価指数(前月比)
日本 2月国内企業物価指数(前年同月比)
日本 1月機械受注(前月比)
日本 1月機械受注(前年同月比)

13:30
日本 1月第三次産業活動指数(前月比)

19:00
ユーロ圏 1月鉱工業生産(前月比)
ユーロ圏 1月鉱工業生産(前年同月比)

20:00
米国 MBA住宅ローン申請指数(前週比)

21:30
米国 2月卸売物価指数(PPI)(前月比)
米国 2月卸売物価指数(PPI)(前年同月比)
米国 2月卸売物価指数(PPIコア指数、食品・エネルギー除く)(前月比)
米国 2月卸売物価指数(PPIコア指数、食品・エネルギー除く)(前年同月比)
米国 1月耐久財受注(前月比)
米国 1月耐久財受注・輸送用機器除く(前月比)

23:00
米国 1月建設支出(前月比)

3月14日(木曜日)
英国 前日の採決が否決された場合・離脱を延期するか採決
日本 日銀・金融政策決定会合(~15日)

8:50
日本 前週分対外対内証券売買契約等の状況(対外中長期債)
日本 前週分対外対内証券売買契約等の状況(対内株式)

11:00
中国 2月鉱工業生産(前年同月比)
中国 2月小売売上高(前年同月比)

16:00
ドイツ 2月消費者物価指数(CPI、改定値)(前月比)
ドイツ 2月消費者物価指数(CPI、改定値)(前年同月比)

21:30
米国 前週分新規失業保険申請件数
米国 前週分失業保険継続受給者数
米国 2月輸入物価指数(前月比)
米国 2月輸出物価指数(前月比)

23:00
米国 1月新築住宅販売件数(前月比)
米国 1月新築住宅販売件数(年率換算件数)

3月15日(金曜日)
日本 日銀金融政策決定会合、終了後政策金利発表
中国 全国人民代表大会 閉幕 (終了後・李克強首相会見)

15:30
日本 黒田東彦日銀総裁、定例記者会見

19:00
ユーロ圏 2月消費者物価指数(HICP、改定値)(前年同月比)

19:00
ユーロ圏 2月消費者物価指数(HICPコア指数、改定値)(前年同月比)

21:30
米国 3月ニューヨーク連銀製造業景気指数

22:15
米国 2月鉱工業生産(前月比)
米国 2月設備稼働率

23:00
米国 3月ミシガン大学消費者態度指数・速報値

翌5:00
米国 1月対米証券投資
米国 1月対米証券投資(短期債除く)

2019/03/11(月曜日)
ドル円/今日の設定レンジ
上限は111.15円。下限は110.87円です

ターゲット

設定レンジの上限を越えたらー
111.21円、111.34円、111.45円、111.56円がターゲット。

設定レンジの下限を越えたらー
110.75円、110.62円、110.56円、110.37円をターゲットとします。

※設定レンジ内では、設定レンジの上限が抵抗線として上値を押さえ、設定レンジの下限が支持線として下値を支える目安となりますから気を付けてください。
また設定レンジの上限や下限を越えた後は、上限や下限が支持線や抵抗線となります。

※設定レンジ&ターゲットはボラティリティ(変動)を考慮していますが、オーバーシュート(行き過ぎた動き)する可能性もあります。

「ドル円/今日の設定レンジ」遅行スパン(マゼンダ色)を注視

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「ドル円/日足」上限111.35円 下限110.35円

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愛菜の実戦トレード 今日の予想・攻略法

今日の経済指標の注目は
「21:30 米国 1月小売売上高(前月比)」。
前回は-1.7%と、2001年9月以来最大の落ち込みであったためにその改善が期待されています。
これは「ドル高」要因。
ただコアの方の予想値をここに来て上げてきているので、それが気になっています。

問題は明日のEU離脱修正案の採決に対する「要人発言」と「報道」で、市場心理が不安定になっていること。

今日は、朝からポンド/ドル、ポンド/円が窓を開けて「下落」。
ユーロ/ポンドは逆に窓を開けて「上昇」。
これは、ポンドが主要通貨に対して、「全面安」ということです。

次にユーロと米ドルと日本円を観ると、
ユーロ/ドル、ユーロ/円とも「下落」。
つまり米ドルと日本円は「ユーロ」よりも強いということです。

最後に米ドルと日本円を比較すると、ドル円は下落

つまり今週の為替市場開けの「通貨の強弱」は、
日本円>米ドル>ユーロ>ポンドで始まりました。

上記のスタートではじまった為替レースですが、次に考えることは、順番が入れ替わる状況。

今、注目されている通貨は最下位のポンドですが、今日はドル円にまで波及する英国の経済指標がありません。ポンドが他通貨を追い抜くには日本時間で夕方以降の「要人発言」に掛かってきます。

ということは夕方までは順位の変動は少ないし、ドル円も小動きでしょう。

 

ドル円に限った話をすれば、世界NO1の最強ファンドで、120兆円を運用して着実に成果を上げている「年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)」が、先週下がった外国株式を今週になって買い増しすればドルを買って円を売るので「ドル高」の方向。

海外に来て、いろいろなお客様とお話をさせていただいてわかったことは、日本に「年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)」がある限りは、日本の為替は安定的に推移出来るいうことでした。
「年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)」は米系ファンドのような博打はしないから、大きく下がったり上がったりしも慌てないでいることが大切なんだと思いました。

今日の戦略は、設定レンジとターゲットトレード重視が無難だと思います。

上昇の場合、上限・第1ターゲット111.21円を何度か時間を掛けて試してから上昇するのではないでしょうか。
ひとつの目安は、1時間足チャートの遅行スパンがローソク足を上抜けるタイミングです。

下降の場合は、金曜日の最安値がひとつの目安。
ここを抜けたら、もっと下を市場は狙ってきます。

何度か書いていますが、私はFX業者さんの癖を自分なりに判断して、6社のチャートを使い分けています。
(ドル円では毎日勝っているので、イジワルされないようにリスク分散です。笑。)

金曜日最安値は、瞬間的に下がったので、各社見事にバラバラでした。
111.755円から111.783円まで、2.8銭も開きがありました。

ですから今日の下限・第1ターゲットは、お使いになっているチャートでしっかり確認してください。

※「愛菜の実戦トレード」の内容は、あくまでも書いている時点というのが前提ですから、要人発言や報道で相場の流れが変わったり、経済指標の発表直前の価格で考えていたように動かないことがあったりするので注意してください。

※欧州勢が参入してくる午後3時~午後4時と、アメリカ勢が参入してくる午後10時前後には相場の流れが大きく変化することがありますから注意が必要です。

羽田空港に到着するのが、午後10時前の予定なので、今晩はトレード出来そうもありません。
なので私が月曜日にトレードするときの始めの一歩(通貨の強弱)をご紹介しました。

今週も頑張って、少しずつでも利益を積み上げていきましょう。
みんなで頑張りましょう、ね。

天野 愛菜(まな)