常勝必見の「ドル円/今日の設定レンジ」は毎日更新⇒

こんにちは。天野愛菜です

今日は兄弟子の墓参で福井にいて、これから沖縄に帰ります。
17型の少し大きめなパソコンで、Blogを更新しながら小松空港に向かっています。
小松空港→羽田空港→那覇空港。
最近は飛行機ばかり乗っています。飽きた…。

更新が遅くなって、ごめんなさい。

注目のEU首脳会議

さて今週の注目を私は、英国の議会採決と思っていましたが、欧州のトレーダーさんたちから
「違うよ!EU首脳会議だよ。」と。

その理由は、
「英国がEU離脱の延期を決めたが、それはEU加盟国すべての承認が必要で、一ヶ国でも不承認の国があれば、英国は3月29日に<合意なき離脱>が決定されるということ。」

「これはメイ首相の高等戦術。メイ首相は英国議会対策として自ら<合意なき離脱>に賛成票を投じて、EU残留派と離脱強行派を牽制。そして20日の<EU離脱修正案>の再採決に臨む訳だけど、仮に再度否決されても翌日のEU首脳会議で、一ヶ国の反対でもあれば、メイ首相の主張するEU離脱が決定される訳だ。現時点ではフランスのマクロン大統領が承認しないといっている。アイルランドもわからない。
パイはEU首脳会議に渡された。メイ首相は高みの見物でよい。」

というものでした。

それでドル円はどうなるの?と聞いたら

今週のドル円の問題は19日のアメリカの「フェデックスの決算」で、どれだけ株価とドル円が下がるかだ。その下落に英国の不透明感が折り込まれれば、EU首脳会議でどのような結論が出されても限定的な動きになる。やはり20日の英国議会採決までわからない。可決されたらドル円は前日の下落は帳消し。そのようにとくに今週は<明日>のことはわからない。
MANA、迂闊に手を出したらダメだよ。狙うは<押し目買い>か<戻り売り>だから落ち着いてトレードするように。

という意見を寄せてくださいました。

私も十分に情報を仕入れて、またBlogを更新します。

先週金曜日(15日)の主な経済指標の結果

21:30 米国
3月 ニューヨーク連銀製造業景気指数
結果:3.7 予想:10 前回:8.8

21:15 米国
2月 鉱工業生産 [前月比]
結果:0.1% 予想:0.4% 前回:-0.6%

2月 設備稼働率
結果:78.2% 予想:78.4% 前回:78.3%

23:00 米国
3月 ミシガン大学消費者態度指数・速報値
結果:97.8 予想:95.3 前回:93.8

先週金曜日(15日)の主な要人発言

麻生財務相
「物価目標2%にこだわりすぎるとおかしくなる点を考えなければならない」
「物価目標2%に対しては、国際情勢が大きく変わってきている」
「物価目標2%にこだわっているのは、新聞記者と日本銀行」

黒田東彦日銀総裁
「海外経済の減速の影響が見られるが、総じて見れば緩やかに成長」
「輸出に関して足元は弱めな動きだが、基調としては緩やかに回復」
「企業収益は良好、設備投資も増加」
「景気動向指数の悪化は認識している」
「税率変更・教育無償化の物価への影響は軽微」
「2%の物価安定を出来るだけ早期にという目標を変更することは好ましくない」

ポンペオ米国務長官
「トランプ米大統領と習近平中国国家主席の会談は4月中旬かそれ以後になる」

先週金曜日(15日)のトレード 利益67銭

○下限 第2ターゲットまで

先週金曜日(15日)の「ドル円/今日の設定レンジ」
上限は111.90円。下限は111.62円。

上限越えのターゲットは
111.98円、112.12円、112.25円。
下限越えのターゲットは
111.54円、111.46円、111.37円。

設定レンジ内のバランスラインは、111.80円。

———-米国時間———-
1回目 22:00
設定レンジ下限111.62円→下限・第2ターゲット111.46円。「売り」16銭。

2回目 23:00
下限・第1ターゲット111.54円→Pivot(1H. S1)111.40円。「売り」14銭。

3回目 23:55
下限・第2ターゲット111.46円→下限・第1ターゲット111.54円。「買い」8銭。

4回目 0:15
第1ターゲット111.54円→Pivot(Day)111.45円。「売り」9銭。

5回目 0:45
下限・第2ターゲット111.46円→111.58円。「買い」12銭。

6回目 1:45
下限・第1ターゲット111.54円→下限・第2ターゲット111.46円。「売り」8銭。

今週のドル円に影響を与えそうな経済指標

※発表時間ですぐに相場が反応したり、ドル円以外の通貨を経由して影響を受けたり、発表時の価格がそれ以降の相場の参考レートになったりします。

3月18日(月曜日)
日本  2月貿易統計(財務省)

8:50
日本 2月貿易統計(通関ベース、季調前)
日本 2月貿易統計(通関ベース、季調済)

13:30
日本 1月設備稼働率(前月比)
日本 1月鉱工業生産・確報値(前月比)
日本 1月鉱工業生産・確報値(前年同月比)

19:00
ユーロ圏 1月貿易収支(季調済)
ユーロ圏 1月貿易収支(季調前)

23:00
米国 3月NAHB住宅市場指数

 愛菜の経済指標・用語解説 ♥

NAHB住宅市場指数

米国の不動産業者(住宅建設業者)の景況感を示す経済指標のこと。
発表は、NAHB=全米住宅建設業者協会。
NAHB住宅市場指数の上昇は、今後の景気拡大や住宅価格の上昇を見込んでいる人が多いということで、ドル買いの要因。

3月19日(火曜日)
米国 米連邦公開市場委員会(FOMC・~20日)
日本  公示価格公表(国土交通省)

18:30
英国 2月失業保険申請件数
英国 2月失業率
英国 1月失業率(ILO方式)

19:00
ドイツ 3月ZEW景況感調査(期待指数)
ユーロ圏 3月ZEW景況感調査
ユーロ圏 1月建設支出(前月比)
ユーロ圏 1月建設支出(前年同月比)

23:00
米国 1月製造業新規受注(前月比)

3月20日(水曜日)
日本  月例経済報告
米国  米国 米連邦公開市場委員会(FOMC)、終了後政策金利発表
英国  EU離脱合意案 3度目の採決
英国   英中銀金融政策委員会(MPC)1日目

8:50
日本 日銀・金融政策決定会合議事要旨

16:00
ドイツ 2月生産者物価指数(PPI)(前月比)

18:30
英国 2月消費者物価指数(CPI)(前月比)
英国 2月消費者物価指数(CPI)(前年同月比)
英国 2月消費者物価指数(CPIコア指数)(前年同月比)
英国 2月卸売物価指数(食品、エネルギー除くコアPPI)(前年同月比)
英国 2月小売物価指数(RPI)(前月比)
英国 2月小売物価指数(RPI)(前年同月比)

20:00
米国 MBA住宅ローン申請指数(前週比)

翌5:00
米国 米連邦公開市場委員会(FOMC)、終了後政策金利発表

翌5:30
米国 パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長、定例記者会見

3月21日(木曜日)
日本 休場
日本  統一地方選公示
日本  知事選公示(北海道・神奈川・福井・三重・大阪・奈良・島根・徳島・福岡・大分)
ユーロ圏 EU首脳会議

18:30
英国 2月小売売上高(除自動車)(前月比)
英国 2月小売売上高(除自動車)(前年同月比)
英国 2月小売売上高(前月比)
英国 2月小売売上高(前年同月比)

21:00
英国 イングランド銀行(BOE、英中央銀行)金利発表
英国 英中銀資産買取プログラム規模
英国 英中銀金融政策委員会(MPC)議事要旨

21:30
米国 3月フィラデルフィア連銀製造業景気指数
米国 前週分新規失業保険申請件数
米国 前週分失業保険継続受給者数

23:00
米国 2月景気先行指標総合指数(前月比)

24:00
ユーロ圏 3月消費者信頼感(速報値)

3月22日(金曜日)
日本  2月全国消費者物価指数(総務省)
日本  2月全国スーパー売上高(14:00 日本チェーンストアー協会)
日本  2月全国百貨店売上高(14:30 日本百貨店協会)

8:30
日本 2月全国消費者物価指数(CPI)(前年同月比)
日本 2月全国消費者物価指数(CPI、生鮮食料品除く)(前年同月比)
日本 2月全国消費者物価指数(CPI、生鮮食料品・エネルギー除く)(前年同月比)
日本 前週分対外対内証券売買契約等の状況(対外中長期債)
日本 前週分対外対内証券売買契約等の状況(対内株式)

14:00
日本 1月景気先行指数(CI)・改定値
日本 1月景気一致指数(CI)・改定値

17:30
ドイツ 3月製造業購買担当者景気指数(PMI、速報値)
ドイツ 3月サービス部門購買担当者景気指数(PMI、速報値)

18:00
ユーロ圏 1月経常収支(季調済)
ユーロ圏 1月経常収支(季調前)
ユーロ圏 3月製造業購買担当者景気指数(PMI、速報値)
ユーロ圏 3月サービス部門購買担当者景気指数(PMI、速報値)

22:45
米国 3月製造業購買担当者景気指数(PMI、速報値)
米国 3月サービス部門購買担当者景気指数(PMI、速報値)
米国 3月総合購買担当者景気指数(PMI、速報値)

23:00
米国 2月中古住宅販売件数(前月比)
米国 2月中古住宅販売件数(年率換算件数)
米国 1月卸売在庫(前月比)
米国 1月卸売売上高(前月比)

翌5:00
米国 2月月次財政収支

2019/03/18(月曜日)
ドル円/今日の設定レンジ
上限は111.61円。下限は111.45円です

ターゲット

設定レンジの上限を越えたらー
111.68円、111.75円、111.88円がターゲット。

設定レンジの下限を越えたらー
111.38円、111.28円、111.12円をターゲットとします。

※設定レンジ内では、設定レンジの上限が抵抗線として上値を押さえ、設定レンジの下限が支持線として下値を支える目安となりますから気を付けてください。
また設定レンジの上限や下限を越えた後は、上限や下限が支持線や抵抗線となります。

※設定レンジ&ターゲットはボラティリティ(変動)を考慮していますが、オーバーシュート(行き過ぎた動き)する可能性に注意してください。

「ドル円/今日の設定レンジ」移動平均線(75)を注視

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「ドル円/日足」上限111.88円 下限111.38円

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愛菜の実戦トレード 今日の予想・攻略法

米中首脳会談について香港誌が「6月に先送り」との記事で、ファンダメンタルズは「ドル売り」に傾いています。
それを後押ししているのが、ユーロ圏の経済悪化。
また明日から開催されるFOMCの利上げも年1回に後退。

今週はそんなスタートです。
そして漠然とした「ドル高」観測に注意しながら、今日の私は、設定レンジ&ターゲット重視で「戻り売り」戦略で臨みます。

★午後1時現在★
「ドルインデックス」 日足=売り 1時間足=売り
「米国10年債利回り」 日足=低下 1時間足=低下
「ユーロドル」 日足=ユーロ売り/ドル買い 1時間足=ユーロ買い/ドル売り

★米ドルと日本円の強さの比較★
1時間足 米ドル>日本円
日足   米ドル>日本円

※「愛菜の実戦トレード」の内容は、あくまでも書いている時点というのが前提ですから、要人発言や報道で相場の流れが変わったり、経済指標の発表直前の価格で考えていたように動かないことがあったりするので注意してください。

※欧州勢が参入してくる午後3時~午後4時と、アメリカ勢が参入してくる午後10時前後には相場の流れが大きく変化することがありますから注意が必要です。

今週も、いろいろな要人発言や経済指標に振り回されながら、頑張りましょう、ね。

天野 愛菜(まな)