常勝必見の「ドル円/今日の設定レンジ」は毎日更新⇒

午前中はピボットで安心トレード

こんにちは。天野愛菜です。

今日も、午前中のトレードの詳細を書きました。

最近のお問い合わせに「設定レンジが確定する前」のトレードのご質問が多くなっているので、まとめてお答えしています。
でもね、決して一人ひとりに返信しないという「手抜き」ではなくて、午後1時過ぎにBlogを更新するので、ホットな内容をお届けした方がいいかと思って…。

何回か書いていますが、移動平均線やRSIなど同じインディケーターでも各時間足で違う内容を表示しますが、ピボットや「設定レンジ&ターゲット」は全時間足に共通です。

とくに「成り行き」で注文する場合はタイミングが問題になって、エントリーを逃してしまって、安心感が出たところでエントリーして逆行、なんていうハメに陥ります。
―「下値で売って、上値で買う」スパイラル。
そのような結果にならないために、ピボットや「設定レンジ&ターゲット」を参考にしてください。

私のトレードは、ピボットと「設定レンジ&ターゲット」に、指値や逆指値をおくスタイルです。

そのことに関連して言えば、ボリンジャーバンド幅が収縮している状況では、エントリーしない方がいいです。

本日の午前中のトレード

今日の初動は9時8分。

午前9時の段階では、1分足チャートのボリンジャーバンド±2σ間が1.3Pips。
一旦下がって、2.7Pips。広がってきました!

111.99円(Pivot 1h)に戻って3.0Pips。
通常なら私は1分足チャートのボリンジャーバンドの±2σ間が6.0Pips以上ないとエントリーはしないのですが、年初来高値112.13円を目前にした今回は別。
トレードGO!

111.99円(Pivot 1h)→112.15円(Pivot Day・R2)。「買い」16銭。
年初来高値更新(112.16円)!その間2分。

そこから考えました。

「Pivot Day・R3」が112.25円。(10Pips上)

その手前に112.20円。(5Pips上)
この付近には大きな売りがある、と先日から言われていました。

とりあえず112.20円と112.25円に「売り」ポジション。
ヘタをすると「ナンピンだぁ。」と思いながら、いくらなんでも次のターゲットの112.35円はないよね、と思っていました。

動かず…。

そうなると「仲値」対応。時間は9時35分。
とりあえずふたつのポジションは取り消し。

仲値が112.15円(Pivot Day・R2)はあり得ないと思って「売り」エントリー。
80ティックチャートをガン見。
112.11円で決済。

9時55分。あれれ、「仲値」が112.14円。ヤバかったぁ~。

10時10分。だらだらと下落
1分足チャートのボリンジャーバンドの±2σ間が2.7Pips。
私にはこの幅ではエントリーする勇気がない。

そして10時20分。
1分足チャートのボリンジャーバンドの±2σ間が3.0Pipsに拡大。
112.08円が「Pivot 1h」。
行きましょう!

112.08円(Pivot 1h)→111.94円(Pivot Day)。「売り」14銭。

 

そして午前11時「中国 1-3月期四半期国内総生産(GDP)」

その30秒前。突然の上昇。「なにこれ!フライング?」

私は112.04円(Pivot Day・R1)→112.12円(Pivot 1h・R1)。「買い」8銭。
この112.12円(Pivot 1h・R1)は、午前11時に出来たもの。
結構、効果あるんです。直後に出来たPivotライン。

アナタも研究してみてください、ね。

これからBlogの準備開始。
今日は更新が、少し遅れそう…。

今では懐かしい、冬とロング。

昨日の主な経済指標の結果

17:30 英国
3月 失業保険申請件数
結果:2.83万件 予想:2万件 前回:2.67万件

3月 失業率
結果:3% 予想:―% 前回:2.9%

2月 失業率(ILO方式)
結果:3.9%  予想:3.9%  前回:3.9%

22:15 米国
3月 鉱工業生産 [前月比]
結果:-0.1% 予想:0.2% 前回:0.1%

3月 設備稼働率
結果:78.8% 予想:79.1% 前回:78.2%

23:00    米国
4月 NAHB住宅市場指数
結果:63 予想:63 前回:62

昨日の主な要人発言

麻生財務相
「日銀が物価2%目標の実現に向けて努力していくことを期待していることに変わりない」

クドロー米国家経済会議(NEC)委員長
「中国との貿易協議は非常によい進展が続いている」

17日 早朝

茂木経済財政相
「デジタル貿易について適切な時期に議論を行う」
「米側からは対日貿易赤字を減らしたいといった話が出た」
「次回以降の早期合意に向けてこれからの議論を加速する」

ライトハイザー米通商代表部(USTR)代表
「農業とデジタル貿易についても協議した」
「米国側は非常に大きな対日貿易赤字に懸念がある」

昨日のトレード 利益51銭

○ほぼ設定レンジ内

昨日の「ドル円/今日の設定レンジ」
上限は112.04円。下限は111.89円。

上限越えのターゲットは
112.13円、112.20円、112.38円。
下限越えのターゲットは
111.81円、111.72円、111.65円。

設定レンジ内のバランスラインは、112.00円。

昨日のトレードは、ほぼスキャルピング。

一度スキャルピングをはじめてしまうと、その日が終わるまで、少ない値幅で決済してしまう私の悪いクセ。

切り替えがうまく出来ないのが、私の最大の欠点です。
それにしても疲れました…。

 

———-日本時間———-
1回目 9:00
111.96円(Pivot 1H)→112.02円(Pivot 1H・R2)。「買い」6銭。

2回目 9:30
112.02円(Pivot 1H・R2)→111.99円(Pivot 1H・Day)。「売り」3銭。

3回目 9:40
111.99円(Pivot 1H・Day)→112.02円(Pivot 1H・R2)。「買い」3銭。

4回目 9:42
112.02円(Pivot 1H・R2)→111.96円(Pivot 1H)。「売り」6銭。

5回目 10:35
111.96円(Pivot 1H・9時台)→111.93円(Pivot 1H・S1)。「売り」3銭。

———-欧米時間———-
6回目 20:15
設定レンジ下限111.89円→バランスライン112.00円。「買い」11銭。

7回目 21:30
バランスライン112.00円→111.96円。「売り」4銭。

8回目 22:20
バランスライン112.00円→111.96円。「売り」4銭。

9回目 23:15
バランスライン112.00円→設定レンジ下限111.89円。「売り」11銭。

今日のドル円に影響を与えそうな経済指標

※発表時間ですぐに相場が反応したり、ドル円以外の通貨を経由して影響を受けたり、発表時の価格がそれ以降の相場の参考レートになったりします。

4月17日(水曜日)
日本  貿易統計
中国  1-3月期四半期国内総生産(GDP)
英国  3月消費者物価指数(CPI)
米国   2月貿易収支
米国  米地区連銀経済報告(ベージュブック)

8:50
日本 3月貿易統計(通関ベース、季調前)
日本 3月貿易統計(通関ベース、季調済)

11:00
中国 3月小売売上高(前年同月比)
中国 3月鉱工業生産(前年同月比)
中国 1-3月期四半期国内総生産(GDP)(前期比)
中国 1-3月期四半期国内総生産(GDP)(前年同期比)

13:30
日本 2月鉱工業生産・確報値(前月比)
日本 2月鉱工業生産・確報値(前年同月比)
日本 2月設備稼働率(前月比)

17:00
ユーロ圏 2月経常収支(季調済)
ユーロ圏 2月経常収支(季調前)

17:30 
英国 3月消費者物価指数(CPI)(前月比)
英国 3月消費者物価指数(CPI)(前年同月比)
英国 3月消費者物価指数(CPIコア指数)(前年同月比) 
英国 3月小売物価指数(RPI)(前月比)
英国 3月小売物価指数(RPI)(前年同月比)
英国 3月卸売物価指数(食品、エネルギー除くコアPPI)(前年同月比)

18:00
ユーロ圏 2月貿易収支(季調済)
ユーロ圏 2月貿易収支(季調前)
ユーロ圏 3月消費者物価指数(HICP、改定値)(前年同月比)
ユーロ圏 3月消費者物価指数(HICPコア指数、改定値)(前年同月比)

20:00
米国 MBA住宅ローン申請指数(前週比)

21:30
米国 2月貿易収支

22:00
英国 カーニー英中銀(BOE)総裁、発言

23:00
米国 2月卸売在庫(前月比)
米国 2月卸売売上高(前月比)

27:00
米国 米地区連銀経済報告(ベージュブック)

愛菜の経済指標・用語解説

住宅ローン申請指数

個人の住宅ローン申請が行われた指数。
米抵当銀行協会(The Mortgage Bankers Association)が、毎週水曜日に発表。
基準値は1990年3月16日を100としたものです。

あくまでも「申請」なので、住宅建設の着工に結びつくとは限りません。
また個人による複数の申請も計算に入れているので、住宅関連指数のなかでは概況として参考にします。

貿易収支

輸出額(国内に入ってきた金額)から輸入額(国外に出て行った金額)を差し引いたもの。経常収支の一部として算出されます。
輸出額が輸入額を上回れば貿易黒字、反対に輸出額が輸入額を下回れば貿易赤字ということです。
米国では、商務省が発表。
とくに米国は、多額の貿易赤字を抱えているので、貿易収支の動向が注目されています。

卸売在庫

米国の製造業、卸売業、小売業の在庫状況を知る経済指標です。
発表は、商務省。
各業種の在庫状況と、自動車や家電製品などの「耐久財」と、食品や日用品、衣料などの「非耐久財」に分けて発表されます。

卸売在庫の増加が、売上が伸びなかったのか、売上増を見込んだのか判断しにくいので、他の経済指標と合わせて検討します。

卸売売上高

製造業、卸売業、小売業の販売動向を示す経済指標。
発表は、商務省。
小売売上高とともに、景気判断の材料です。

米地区連銀経済報告(ベージュブック)

米地区連銀経済報告(ベージュブック)とは、地区連銀経済報告のこと。
米国の12の地区連銀が管轄地域の経済状況を報告する文章のことで、FOMCの討議資料となり、年8回、FOMCが開催される2週間前の水曜日にFRB(連邦準備理事会)が公表します。
12の地区連銀とは、アトランタ・ボストン・シカゴ・ミネアポリス・ニューヨーク・フィラデルフィア・セントルイス・クリーブランド・ダラス・カンザスシティー・リッチモンド・サンフランシスコの各地区の「連銀」のことです。
報告書の表紙がベージュ色をしているため、ベージュブックと呼ばれています。

この米地区連銀経済報告(ベージュブック)の公表は、為替には直接影響しませんが、米国株価や債権が反応するとそれに連動することがあります。

2019/04/17(水曜日)
ドル円/今日の設定レンジ
上限は112.16円。下限は111.96円です

ターゲット

設定レンジの上限を越えたらー
112.20円、112.26円、112.35円がターゲット。

設定レンジの下限を越えたらー
111.87円、111.81円、111.65円をターゲットとします。

設定レンジ内のバランスラインは、
112.04円(Y’s High Line)、111.94円(Pivot Day)です。

※設定レンジ内では、設定レンジの上限が抵抗線として上値を押さえ、設定レンジの下限が支持線として下値を支える目安となりますから気を付けてください。
また設定レンジの上限や下限を越えた後は、上限や下限が支持線や抵抗線となります。

※設定レンジ&ターゲットはボラティリティ(変動)を考慮していますが、オーバーシュート(行き過ぎた動き)する可能性があることにも注意してください。

「ドル円/今日の設定レンジ」上値が重たくなってくるでしょう

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「ドル円/日足」上限112.16円 下限111.81円

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愛菜の実戦トレード 今日の予想・攻略法

「日米貿易交渉において当面自動車への関税はなし」ということで安心感。
でもそれは日経平均株価の安心材料であって、為替には関係ないかな。

きょうの注目の経済指標は
「21:30 米国 2月貿易収支」
「27:00 米国 米地区連銀経済報告(ベージュブック)」

米地区連銀経済報告(ベージュブック)の時間は寝ているとして、「貿易収支」。
しかし今回の重要度は、中程度。
2月の結果よりも、今後の「米中通商協議の行方」の方が、市場の関心が強いから、というのが理由です。

 

今日のトレードの主体は「売り」。

午前中に年初来高値を更新したので、さらに上を目指して112.20円付近の岩盤に挑戦するかな、と思っています。

どちらかというと、111.50円を目指すのではないでしょうか。

もし上がったとしても、ピボットや「設定レンジ&ターゲット」に「売り」ポジションをおくのが安心。

今日は設定レンジ内のバランスライン(上に向かうか下に行くのか判断の分岐点。設定レンジを形成している均衡点)はしっかりしていますから、注意してください。

 

※「愛菜の実戦トレード」の内容は、あくまでも書いている時点というのが前提ですから、要人発言や報道で相場の流れが変わったり、経済指標の発表直前の価格次第では考えていたように動かないことがあったりするので注意してください。

※欧州勢が参入してくる午後3時~午後4時と、アメリカ勢が参入してくる午後10時前後には相場の流れが大きく変化することがありますから注意が必要です。

 

今日はこれから、今週最後の予定の「美容室」。(笑)。

一度長い髪を切ってしまうと、シャンプーあとのドライとか、朝セットの楽チンさの誘惑に勝てません。

ロングにしか似合わないお洋服ばかりなので、どうせ外出するときはウィッグつけるから、と今日もしっかりショートボブで整えてきます。

 

未知なる世界を楽しみつつ、今日も頑張りましょう、ね。

天野 愛菜(まな)