常勝必見の「ドル円/今日の設定レンジ」は毎日更新⇒

午前中のトレード

こんにちは。天野愛菜です。

「午前中のトレード」の報告は先週でやめるつもりだったのですが、「トレードしながら書くのは大変だろうけど、もう少し続けよ。」という声におされて頑張ります。

今日は午前8時40分に1分足の値幅が上昇1.8銭に広がりました。
出足が早そうです。

ここでPivot分析。111.93円(Pivot Day)。
現在価格は、111.94円。
しかし1分足ボリンジャーバンド±2σ間はまだ1.3Pips。

9時ちょうど、大きく上昇。3Pips。
これはある意味で様子見の仕掛け。そして同じ値幅で111.93円(Pivot Day)から下降。

ここで今日最初の設定レンジ。バランスラインは、111.93円(Pivot Day)。
上は111.96円。下は111.90円。上下で6Pips幅。この状態なら最低でも3Pipsは獲れる

9時10分
111.93円(Pivot Day)から上昇。
1分足ボリンジャーバンド±2σ間は3.0Pips。
でもエントリーしない。
なぜって、1・5・15分足がすべて+2σ圏だから

9時15分
1分足チャートで一瞬下がって移動平均線(21)にタッチ。

111.95円(Pivot 1H・R1)→111.98円(Pivot Day R1)。「買い」3銭。
このとき私はすぐに決済。
その理由は、この時点での1分足チャートのボリンジャーバンド±2σ間が6Pips。
それ以上に広がるには、もう少し時間が必要だから。

そして迷わず「ドテン」。

111.98円(Pivot Day R1)→111.93円(Pivot Day)。「売り」5銭。

ここからボリンジャーバンドは収縮。
ボリンジャーバンド±2σ間をガン見していたら、60→40でちょうど(Pivot Day)。
よく出来ています。

9時32分
1・5・15分足のボリンジャーバンド%bが下降。

111.95円(Pivot 1H・S1)→111.80円。「売り」15銭。
111.80円での決済は、皆さんが意識していると思う価格だったから。

9時40分
価格の上方に111.83円(Pivot Day・S1)。

ここを上抜ければ上昇。
ここより下がると下降。

上昇したので買おうと思ったのですが、1分足チャートの移動平均線(21)が、左斜め上から価格に迫ってきています。
これはビリヤードでいう「キュー・スティック」と同じ。球=価格をはじき返します。

9時55分
三菱UFJ銀行さんのドル円仲値 111.86円。

9時56分
111.86円はさっき通過したもんね、と確認後に下降開始

111.83円(Pivot Day・S1)→111.70円。「売り」13銭。

10時
Pivot 1H改訂 111.79円。

1・5・15・30・1時間足の下値が111.70円。
ここから少しは下値をトライするでしょうが、これ以上の深追いは厳禁。
さらなる下げには、上昇が必要です。

というより、上昇しかあり得ないでしょう。

これまでの午前中の利益は、36銭。

ということでコーヒーTime。
これから後14時間もトレードするわけですから、目を休ませないと、と思いました。

そして今日のBlog制作に取りかかります。
私はのろまだから、それからはじめてもBlogの更新は午後1時頃…。はぁ。

 

 

昨日の主な経済指標の結果

23:00 米国
3月 中古住宅販売件数 [年率換算件数]
結果:521万件 予想:531万件 前回:551万件

3月 中古住宅販売件数 [前月比]
結果:-4.9% 予想:-2.3% 前回:11.2%

昨日の主な要人発言

トランプ米大統領
「のハーマン・ケイン氏(元ピザチェーン経営者)を米連邦準備理事会(FRB)理事候補に指名しない」

昨日のトレード 利益25銭

○設定レンジ内

昨日の「ドル円/今日の設定レンジ」
上限は111.99円。下限は111.89円。

上限越えのターゲットは
112.06円、112.13円、112.19円。
下限越えのターゲットは
111.86円、111.79円、111.67円。

設定レンジ内のバランスラインは、111.94円(Pivot Day)。

———-日本時間———-
1回目 9:10
111.91円(Pivot 1H)→111.97円(Pivot 1H・R3)。「買い」6銭。

2回目 10:29
111.95円(Pivot 1H)→111.91円(Pivot 1H・S1)。「売り」4銭。

3回目 10:37
111.94円(Pivot Day)→111.95円(Pivot 1H)。「買い」1銭。

4回目 14:30
バランスライン111.94円(Pivot Day)→設定レンジ下限111.89円。「売り」5銭。

———-欧米時間———-
5回目 17:05
設定レンジ下限111.89円→バランスライン111.94円(Pivot Day)。「買い」5銭。

6回目 22:00
バランスライン111.94円(Pivot Day)→111.90円(Pivot 1H・S3)。「売り」4銭。

今日のドル円に影響を与えそうな経済指標

※発表時間ですぐに相場が反応したり、ドル円以外の通貨を経由して影響を受けたり、発表時の価格がそれ以降の相場の参考レートになったりします。

4月23日(火曜日)
米国  下院歳入委員会が求めるトランプ大統領の納税記録提出期限
日本  超党派議員による靖国集団参拝

8:50
日本 3月企業向けサービス価格指数(前年同月比)

17:30
香港 3月消費者物価指数(CPI)(前年比)

22:00
米国 2月住宅価格指数(前月比)

23:00
米国 4月リッチモンド連銀製造業指数
米国 3月新築住宅販売件数(年率換算件数)
米国 3月新築住宅販売件数(前月比)
ユーロ圏 4月消費者信頼感(速報値)

愛菜の経済指標・用語解説

住宅価格指数
アメリカの住宅価格の代表的な指標は次のふたつ
・「FHFA(連邦住宅金融局)住宅価格指数」
・「S&P/ ケース・シラー(Case-Shiller)住宅価格指数」

単に<住宅価格指数>と表現れるのは、FHFA(連邦住宅金融局)住宅価格指数の方です。
発表は、アメリカ連邦住宅金融局。
調査地域は
ニューイングランド、パシフィック、ミドル・アトランティック、サウス・アトランティック、マウンテン、イースト・ノース・セントラル、ウエスト・ノース・セントラル、イースト・サウス・セントラル、ウエスト・サウス・セントラル。

そのなかで、住宅ローン専門の政府系金融機関の「ファニーメイ(Fannie Mae)」と「フレディマック(Freddie Mac)」から住宅ローンを受けたり保証されたりした1 戸建て住宅価格が対象。
つまり生活基盤がしっかりした人が対象。

リッチモンド連銀製造業指数

「リッチモンド連邦準備銀行」が管轄する、バージニア州やノースカロライナ州などの製造業約220社を対象としたアンケートの調査結果を指数化したもの。
リッチモンド連邦準備銀行が、ほぼ毎月第4火曜日に発表。
同地域は米国のGDPの約10%を占めることもあって、米国全体の景況感が推測されます。

新築住宅販売件数

全米並びに、北東部・中西部・南部・西部の4エリアの「新築住宅の販売件数、販売価格」。
発表は、米国商務省センサス局。
米国では住宅の需要と景気動向の連動性が高いため、景気動向をみる際の重要な先行指標の一つとされています。
新築住宅とは別に中古住宅についての発表が別日されますが、新築住宅の方が中古住宅より先行性があるので市場の注目度は高いのですが、相場が動くのは市場規模の大きな中古住宅の方です。

2019/04/23(火曜日)
ドル円/今日の設定レンジ
上限は111.97円。下限は111.65円です

ターゲット

設定レンジの上限を越えたらー
112.05円、112.13円、112.20円がターゲット。

設定レンジの下限を越えたらー
111.55円、111.49円、111.35円をターゲットとします。

設定レンジ内のバランスラインは、111.89円(Y’s Low Line)です。

※設定レンジ内では、設定レンジの上限が抵抗線として上値を押さえ、設定レンジの下限が支持線として下値を支える目安となりますから気を付けてください。
また設定レンジの上限や下限を越えた後は、上限や下限が支持線や抵抗線となります。

※設定レンジ&ターゲットはボラティリティ(変動)を考慮していますが、オーバーシュート(行き過ぎた動き)する可能性があることにも注意してください。

「ドル円/今日の設定レンジ」移動平均線(75)に注意

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「ドル円/日足」上限112.13円 下限110.84円

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愛菜の実戦トレード 今日の予想・攻略法

今日の午前中の下落は、日本の輸出勢の利益確定売り。
昨日まで112.00円で待ち構えていましたが、痺れを切らした感じでしょうか。
そうなると天井が少し薄くなったので、上昇トライにも力が入ってきます。

とはいうものの今日の経済指標はー
「22:00 米国 2月住宅価格指数」
「23:00 米国 3月新築住宅販売件数」。
住宅価格指数でドル円が動くことはめったにないので、注目は新築住宅販売件数。

4月19日(金曜日)

3月 住宅着工件数 [年率換算件数]
結果:113.9万件 予想:123.0万件 前回:114.2万件

3月 住宅着工件数 [前月比]
結果:-0.3% 予想:5.9% 前回:-12.0%

3月 建設許可件数 [年率換算件数]
結果:126.9万件 予想:130万件 前回:129.6万件

3月 建設許可件数 [前月比]
結果:-1.7% 予想:0.7% 前回:-2.0%

4月22日(月曜日)

3月 中古住宅販売件数 [年率換算件数]
結果:521万件 予想:531万件 前回:551万件

3月 中古住宅販売件数 [前月比]
結果:-4.9% 予想:-2.3% 前回:11.2%

最近の住宅関連指数はよくないのです。
といことで、数値的にドル高は期待薄。

しかしここにきて、今日の市場予想では、思いっきり予想値を下げてきているので、
「前回値よりも結果は悪かったが、予想値よりもよかったのでドル円は上昇した」と後付け解説が出ないとも限りません。

ただそうなっても、元の位置に戻るでしょうから、そこから指し値の検討をしても遅くないと思います。

 

今日の私のトレード戦略は、「売り」。
出来れば上方に引きつけてからの「売り」で参入したいなぁ。
25日の耐久財受注や26日のGDPを前にして、それほど上昇するとは思えないし…。
当然、設定レンジ重視で上限を越えたら、ターゲットを狙うかターゲットに「指し値」を置いて待つか、の選択をします。

確証のない余談ですが、AIプログラム取引では112.20円を越えてから「買い」が始まるそうです。

 

※「愛菜の実戦トレード」の内容は、あくまでも書いている時点というのが前提ですから、要人発言や報道で相場の流れが変わったり、経済指標の発表直前の価格次第では考えていたように動かないことがあったりするので注意してください。

※欧州勢が参入してくる午後3時~午後4時と、アメリカ勢が参入してくる午後10時前後には相場の流れが大きく変化することがありますから注意が必要です。

 

今日はドル円が動きそうなので、心理的に昂揚して「買い」の気持ちが先行しがちですが、ここは冷静に対処していきましょう。

今日も、頑張りましょう、ね。

天野 愛菜(まな)