常勝必見の「ドル円/今日の設定レンジ」は毎日更新⇒

こんにちは。天野愛菜です。

今日は朝9時からの「島内ツアー」を引率することになり、午前中のトレードが出来なくて残念でした。

米国GDP

さて「21:30 米国 1-3月期四半期実質国内総生産」について。

先週金曜日・4月19日発表―
「アトランタ連銀・GDP Now」の予想値は、2.8%
「市場」の予想値は、おおむね2.0%。

そして

昨日木曜日・4月25日発表―
「アトランタ連銀・GDP Now」の予想値は、2.7%。
⇒下がっている…。これは住宅関連指標の低下によるものらしいです。
「市場」の予想値は、2.2%
⇒上がりました。これは納得です。

ということで「市場」の予想値よりも、GDPの発表値に近いと言われている「アトランタ連銀・GDP Now」の方が高い数値を算出しているので、発表後は「ドル高」と予想出来ます。

 

しかし海外トレーダーさんたちは、その後は「ドル安」と考えています。

日本の武田製薬さんによる5000億円の<円売りドル買い>がこのタイミングでされるのか、あるいは連休中にさらにドル円が急落したときに実行されるのかわかりません。

今日も警戒警報発令です。

 

昨日の主な経済指標の結果

20:00 トルコ
トルコ中銀、政策金利 
結果:24.00% 予想:24.00% 前回:24.00%

⇒心配されていた金利の引き下げがなくてよかったです。
しかし今回は「さらなる金融引き締めが必要なら実施」という文言が削除された理由でリラ売り。つまり投資家はトルコから資金の引き上げを考えているということです。

21:30 米国
3月 耐久財受注 [前月比]
結果:2.7% 予想:0.8% 前回:-1.1%

3月 耐久財受注・輸送用機器除く [前月比]
結果:0.4% 予想:0.2% 前回:-0.2%

⇒発表後は少し上がりましたが、その後からはBlogにも書きましたがお約束のドル安。
理由はわかりませんが、昨日は<米国勢が始動する21時30分過ぎから「ドル安」>という情報が海外のネットでは言われていて、私宛のメールにも「気を付けて!」と何通か来ていました。

昨日の主な要人発言

日銀声明
「少なくとも2020春ごろまでは現行の長短金利水準を維持」
「長短金利操作の現状維持や政策金利のフォワードガイダンス維持に原田委員、片岡委員が反対」

黒田日銀総裁
「物価は2%に向けて徐々に上昇」
「平成はデフレとの戦いであったと総括できる」

クドロー国家経済会議(NEC)委員長
「我々はぜひ日本と貿易協定を結びたい。安倍首相は非常に協力的だ。協議は全速力で進んでいる」

麻生財務相
「為替問題と貿易問題はリンクさせない、為替は財務当局間で協議することを確認した、ムニューシン米財務長官から為替への要求あったかはノーコメント」

昨日のトレード 利益1円2銭

○下限・ターゲット オールクリア

昨日の「ドル円/今日の設定レンジ」
上限は112.24円。下限は111.84円。

上限越えのターゲットは
112.31円、112.39円、112.48円。
下限越えのターゲットは
111.78円、111.70円、111.65円。

設定レンジ内のバランスラインは、112.00円、112.09円、112.16円。

昨日は、せっかく竹富島に来たのだからと、午後からビーチに行って夕食を終えてトレードを再開したのが21時半前。
遊び過ぎた感じですが、結果オーライでした。
久しぶりに1円利益を獲得できました。
「設定レンジ&ターゲット・Pivot」だけで獲れましたよ。

———-日本時間———-
1回目 9:00
112.13円(Pivot 1H)→112.20円(Pivot 1H・R2)。「買い」7銭。

2回目 9:39
112.20円(Pivot 1H・ R2)→112.09円(Pivot Day)。「売り」11銭。

3回目 10:25
112.09円(Pivot Day)→112.02円(Pivot 1H・R2)。「売り」7銭。

4回目 11:00
112.01円(Pivot 1H)→111.85円(昨日のバランスライン)。「売り」16銭。

———-欧米時間———-
5回目 21:32
111.87円(Pivot 1H)→下限・第1ターゲット111.78円。「売り」6銭。

6回目 22:30
下限・第1ターゲット111.78円→下限・第3ターゲット111.65円。「売り」13銭。

7回目 22:40
下限・第3ターゲット111.65円→111.56円(前日の下限第3ターゲット)。9銭。

8回目 23:10
111.60円(1分足・適応型移動平均線)→111.50円(Pivot Day・S2 )。「売り」10銭。

9回目 23:30
111.50円(Pivot Day・S2 )→111.36円(Pivot 1H・S2)。「売り」14銭。

10回目 0:27
111.47円(Pivot 1H)→111.56円(Pivot 1H・S1)。「買い」9銭。

今日のドル円に影響を与えそうな経済指標

※発表時間ですぐに相場が反応したり、ドル円以外の通貨を経由して影響を受けたり、発表時の価格がそれ以降の相場の参考レートになったりします。

4月26日(金曜日)
日本  3月・鉱工業生産・出荷・在庫指数
米国  1-3月期四半期実質国内総生産(GDP、速報値)

8:30
日本 3月失業率
日本 3月有効求人倍率
日本 4月東京都区部消費者物価指数(CPI、生鮮食料品除く)(前年同月比)
日本 3月小売業販売額(前年同月比)
日本 3月百貨店・スーパー販売額(既存店)(前年同月比)
日本 3月鉱工業生産・速報値(前月比)
日本 3月鉱工業生産・速報値(前年同月比)

14:00
日本 3月新設住宅着工戸数(前年同月比)

19:00
日本 外国為替平衡操作の実施状況(介入実績)

21:30
米国 1-3月期四半期実質国内総生産(GDP、速報値)(前期比年率)
米国 1-3月期四半期GDP個人消費・速報値(前期比)
米国 1-3月期四半期コアPCE・速報値(前期比)

23:00
米国 4月ミシガン大学消費者態度指数・確報値

愛菜の経済指標・用語解説

国内総生産GDP

米国内で生産されたモノやサービスなどの金額の合計。
個人消費や設備投資などの内需と、輸出に伴い発生する外需で構成される指標。
発表は、米国―商務省経済分析局(BEA)。

GDPには単に生産額を足し合わせただけの「名目GDP」とインフレやデフレの影響を除いた「実質GDP」があります。
為替相場で注目されるのは実質GDPの方。

なおGDPには、発表される時期によって、速報値・改定値・確報値があります。
速報値…出揃っている推計値から算出。
改定値…速報値から約1ヶ月半頃に発表。その間の経済指標も加味されます。
確報値…改定値をさらに検証して発表されます。

市場の注目度は、速報値>改定値>確報値。

ミシガン大学消費者態度指数

消費者のマインド調査を指数化したもの。
発表は、ミシガン大学のサーベイ・リサーチセンター。
1964年の指数を100として算出し、速報値は300人、確報値は500人を対象に調査を行ったもの
調査対象が5000人のコンファレンスボード(全米産業審議委員会)の「消費者信頼感指数」より先行して発表されるので、先行指数として注目され、予想値より結果が乖離していた場合、相場は動きます。

2019/04/26(金曜日)
ドル円/今日の設定レンジ
上限は111.74円。下限は111.50円です

ターゲット

設定レンジの上限を越えたらー
111.80円、111.93円、112.00円がターゲット。

設定レンジの下限を越えたらー
111.44円、111.35円、111.25円をターゲットとします。

設定レンジ内のバランスラインは、111.73円、111.60円です。

※設定レンジ内では、設定レンジの上限が抵抗線として上値を押さえ、設定レンジの下限が支持線として下値を支える目安となりますから気を付けてください。
また設定レンジの上限や下限を越えた後は、上限や下限が支持線や抵抗線となります。

※設定レンジ&ターゲットはボラティリティ(変動)を考慮していますが、オーバーシュート(行き過ぎた動き)する可能性があることにも注意してください。

「ドル円/今日の設定レンジ」テクニカルは「売り」

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「ドル円/日足」上限112.13円 下限110.83円

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愛菜の実戦トレード 今日の予想・攻略法

午前中のチャートを見る限りでは、日本の機関投資家の方々は強いドル買いの意志を持っていないようです。

ここで買っておいても、連休中に下落すれば損失を抱えることになるので、消極的にならざるを得ないのかな、と思ってしまいます。

また中国の「上海総合指数」には外国人保有制限があって30%を越えると強制売却措置となるので、中国景気がよいと思えば、日本の中国企業関連株に投資するので、そこでも<
ドル売り円買い>が始まります。

 

今日の私のトレード戦術は、昨日同様に「売り」主体。
「設定レンジ&ターゲット・Pivot」で売買を組み立てます。

 

※「愛菜の実戦トレード」の内容は、あくまでも書いている時点というのが前提ですから、要人発言や報道で相場の流れが変わったり、経済指標の発表直前の価格次第では考えていたように動かないことがあったりするので注意してください。

※欧州勢が参入してくる午後3時~午後4時と、アメリカ勢が参入してくる午後10時前後には相場の流れが大きく変化することがありますから注意が必要です。

 

明日からの10連休を前にメールをいただきました。

「日本にはいないよぉ」とか「家族旅行でトレードなし。」
「沖縄に行くけど会えるかな?」―会えない。

サービス業に従事している兼業トレーダーさんからは、
「私はシフトが埋まらなくて逆に休日返上。月給制の人たちはお休みでもその分の給料があるんでしょう。いいなぁ。私も仕事するんだから、愛菜さんもトレードしてね。」とちょっと意味不明。(笑)。

―などなど。

そうです!私は昼の時間は地元町内会の「観光客おもてなし分担表」にしたがってお手伝いをしますが、夜は出来るだけトレードしようと思っています。

いつもより更新時間が遅くなるかも知れませんが、Blogは書くつもりでいます。
よかったら覗きに来てください。

連休の方もお仕事の方も、カラダには気を付けていてください。
素敵な10日間となりますように、私の気持ちを届けます。

天野 愛菜(まな)