常勝必見の「ドル円/今日の設定レンジ」は毎日更新⇒

こんにちは。天野愛菜です。

昨日のわたしはチューリップ畑に行って、気持ちがよかったので、そのまま近くの宿に泊まりました。

居心地がいいのでもう一泊したかったのですが、東京のホテルのコンシェルジュから、「海外航空便で荷物が届いていますよ」という連絡をいただいたので、これから帰ることにします。

なので午前中のトレードは1回だけ。
今晩に賭けます。

1回目 9:10
110.04円(Pivot1H)→110.84(昨日の第2ターゲット)。「売り」20銭。

 

昨日はひとり温泉。撮影:仲居さん

昨日の主な経済指標の結果

正午過ぎ 中国
4月 貿易収支(米ドル
結果:138.4億ドル 予想:350.0億ドル 前回:324.2億ドル

4月 貿易収支(人民元)
結果:935.7億元 予想:2167.5億元 前回:2196.9億元

20:00 米国
MBA住宅ローン申請指数 [前週比]
結果:2.7% 予想:―% 前回:-4.3%

昨日の主な要人発言

トランプ米大統領
「劉・中国副首相は、通商協議を合意に向けたプランを持っている」
「2000億ドルの中国製品への課税は、米国経済にとってはいいことだ」

サンダース米大統領報道官
「中国から米国に合意に前向きな示唆があった」

昨日のトレード 利益78銭

○下限・第1ターゲットまで

昨日の「ドル円/今日の設定レンジ」
上限は110.27円。下限は110.00円。

上限越えのターゲットは
110.33円、110.39円、110.47円。
下限越えのターゲットは
109.93円、109.84円、109.70円。

設定レンジ内のバランスラインは、110.16円。

———-日本時間———-
1回目 9:00
110.24円→110.15円。「売り」9銭。

2回目 10:05
110.20円(Pivot Day S1)→110.00円(Pivot Day S2)。「売り」20銭。

3回目 12:30
設定レンジ下限110.00円→下限・第1ターゲット109.93円。「売り」7銭。

———-欧米時間———-
4回目 17:20
バランスライン110.16円→設定レンジ下限110.00円。「売り」16銭。

5回目 21:45
バランスライン110.16円→110.26円(Pivot 1H・R1)。「買い」10銭。

6回目 0:15
バランスライン110.16円→設定レンジ下限110.00円。「売り」16銭。

今日のドル円に影響を与えそうな経済指標

※発表時間ですぐに相場が反応したり、ドル円以外の通貨を経由して影響を受けたり、発表時の価格がそれ以降の相場の参考レートになったりします。

5月9日 (木曜日)
日本  菅官房長官訪米(~12日)
日本  河野外相訪ロ(~11日)
米国  貿易収支
米国  米中閣僚級貿易協議

10:30
中国  4月消費者物価指数(CPI)(前年同月比)
結果:2.5% 予想:2.5% 前回:2.3%

中国  4月生産者物価指数(PPI)(前年同月比)
結果:0.9% 予想:0.6% 前回:0.4%

14:00
日本  4月消費者態度指数・一般世帯

21:30
米国  4月卸売物価指数(PPI)(前月比)
米国  4月卸売物価指数(PPI)(前年同月比)
米国  4月卸売物価指数(PPIコア指数、食品・エネルギー除く)(前月比)-
米国  4月卸売物価指数(PPIコア指数、食品・エネルギー除く)(前年同月比)
米国  3月貿易収支
米国  前週分新規失業保険申請件数
米国  前週分失業保険継続受給者数
米国 パウエルFRB議長、発言。

23:00
米国 3月卸売在庫(前月比)
米国 3月卸売売上高(前月比)

愛菜の経済指標・用語解説

卸売物価指数(PPI)

PPIとは、「Producer Price Index」の略です。
米国のPPIにおいては、FX業者によって公表している内容の捉え方に違いがあって「卸売物価指数」または「生産者物価指数」と言われます。
要はー
石油・鉄・小麦などの原材料や、中間財と呼ばれる製品を作るための部品などの仕入れ価格や完成品が前月と比べて上がったのか下がったのか、ということです。

このPPI「卸売物価指数」「生産者物価指数」の前後に、「消費者物価指数」CPI(Consumer Price Index)があり、そのふたつの指標から景気動向を判断します。

ちなみに日本の場合は、「企業物価指数(CGPI)」として発表していて、商品の輸送費や流通業者のマージンを含めて算出されています。

貿易収支

輸出額(国内に入ってきた金額)から輸入額(国外に出て行った金額)を差し引いたもの。経常収支の一部として算出されます。
輸出額が輸入額を上回れば貿易黒字、反対に輸出額が輸入額を下回れば貿易赤字ということです。
米国では、商務省が発表。
とくに米国は、多額の貿易赤字を抱えているので、貿易収支の動向が注目されています。

新規失業保険申請件数

失業者が「はじめて失業保険給付を申請」した件数を集計したものです。
発表は米労働省雇用統計局。
毎週集計したものを翌週の木曜日に公表します。
週次指標なので、景気先行性指数として用いられています。
先行性は、おおむね3ヶ月。
40万人を下回っていれば、雇用環境は良好と考えます。
とくに雇用統計の基準日である12日を含む週の結果は注目度が高くなります。

また祝日や工場が稼働停止となる夏休みなどの長期休暇、災害などが起因した申請件数の増加もあるので、4週を平均化して数値を分析するのが一般的です。

失業保険継続受給者数

失業者が「継続して失業保険給付を受給」している件数を集計したものです。
発表は米労働省雇用統計局。
毎週集計したものを翌週の木曜日に、新規失業保険申請件数と合わせて公表します。
週次指標なので、景気先行性指数として用いられています。
先行性は、おおむね3ヶ月。
また祝日や工場が稼働停止となる夏休みなどの長期休暇、災害などが起因した申請件数の増加もあるので、4週を平均化して数値を分析するのが一般的です。

卸売在庫

米国の製造業、卸売業、小売業の在庫状況を知る経済指標です。
発表は、商務省。
各業種の在庫状況と、自動車や家電製品などの「耐久財」と、食品や日用品、衣料などの「非耐久財」に分けて発表されます。

卸売在庫の増加が、売上が伸びなかったのか、売上増を見込んだのか判断しにくいので、他の経済指標と合わせて検討します。

卸売売上高

製造業、卸売業、小売業の販売動向を示す経済指標。
発表は、商務省。
小売売上高とともに、景気判断の材料です。

2019/05/09(木曜日)
ドル円/今日の設定レンジ
上限は110.08円。下限は109.84円です

ターゲット

設定レンジの上限を越えたらー
110.16円、110.27円、110.39円がターゲット。

設定レンジの下限を越えたらー
109.77円、109.70円、109.53円をターゲットとします。

設定レンジ内のバランスラインは、110.00円、109.90円です。

※設定レンジ内では、設定レンジの上限が抵抗線として上値を押さえ、設定レンジの下限が支持線として下値を支える目安となりますから気を付けてください。
また設定レンジの上限や下限を越えた後は、上限や下限が支持線や抵抗線となります。

※設定レンジ&ターゲットはボラティリティ(変動)を考慮していますが、オーバーシュート(行き過ぎた動き)する可能性があることにも注意してください。

「ドル円/今日の設定レンジ」リスク警戒ムード

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「ドル円/日足」上限110.83円 下限109.70円

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愛菜の実戦トレード 今日の予想・攻略法

今日注目の経済指標は
「21:30 米国 4月卸売物価指数(PPI)と3月貿易収支」
どちらも「ドル安」要因といわれています。

そして同時刻から
FRB・コミュニティ開発研究会議で「パウエルFRB議長の講演」。
ここで経済見通しについて「弱気」ととれる印象の発言があると「ドル安」。

なによりも「米中閣僚級貿易協議」の行方が心配。

米国・株式投資系会社のコメント
―アメリカ経済にも影響がおよぶので、10日からの25%の関税適用はないでしょう。

米国・債券投資系のファンド
―今回の関税引き上げを、アメリカ政府は「官報」で正式に発表したので、実施して延期。あるいは実施の上で中国からの返答を待つ。

要するに交渉の行方は不透明である、ということです。

中国の「寝返り」

それにしても一度合意の方向であった「知的財産権」の問題を、5月3日になって中国はどうして全面撤回したのでしょうか。

「知的財産は保護しない」「技術移転の強要はこれからも続ける」ということ。

ここが一番大きな問題です。

今晩のわたしのトレードは、たとえ利益が少なくても「売り」で、トレードを組み立てます。
当然、「設定レンジ&ターゲット・Pivot」重視です。

 

※「愛菜の実戦トレード」の内容は、あくまでも書いている時点というのが前提ですから、要人発言や報道で相場の流れが変わったり、経済指標の発表直前の価格次第では考えていたように動かないことがあったりするので注意してください。

※欧州勢が参入してくる午後3時~午後4時と、アメリカ勢が参入してくる午後10時前後には相場の流れが大きく変化することがありますから注意が必要です。

 

10連休中の地元町内会の「おもてなし作戦」では疲れたので、昨日の小旅行で元気を取り戻せました。

今日も頑張りましょう、ね。

天野 愛菜(まな)