常勝必見の「ドル円/今日の設定レンジ」は毎日更新⇒

こんにちは。天野愛菜です。

今日はチャートを開いたのは、午前9時前。
日経平均株価の先物は、プラス圏。
昨日までの日経平均株価は三年ぶりの7日続落。

今日は明るい兆し、と思っていましたが、開場してからすぐに下落
エコノミストの方が、今日の株価の底は21,000円と言っていたのですが、20分も経たずに割り込んでしまいました。

わたしは、109.66円(Pivot 1H)から「売り」。

まだ設定レンジは形成されていないし、その値幅と上限と下限に至る時間から算出するターゲットもわかりませんから、こうなると「愛菜の3MAトレード」。
問題は何分足のチャートを使って「決済」するかです。

時間足が長いと大きく獲れる可能性はあるものの、逆行したら利益は少なくなってしまいます。
今日の手始め。欲張らないで行こ~うと思って5分足。

109.53円をつけてから上がったところの109.57円で決済しました。

1回目 9:01 「愛菜の3MAトレード」5分足
109.66円(Pivot 1H)→109.57円。「売り」9銭。

 

日経平均株価が21,000円の攻防戦を繰り広げています。
ドル円は後回し。
10:30からの上海総合指数を様子見して、11時の中国の小売売上高まで、お洗濯と軽く掃除。

そしてー
11:00
中国 4月小売売上高(前年同月比)
結果:7.2% 予想:8.6% 前回:8.7%

中国 4月鉱工業生産(前年同月比)
結果:5.4% 予想:6.5% 前回:8.5%

2回目 11:10「愛菜の3MAトレード」5分足
109.62円(Pivot 1H)→109.58円。「売り」4銭。

ふう。今日の午前中は13銭。
上値がとっても重い印象です。

長い一日になりそうです。

 

 

飛行機から見た雲。 そして海に映る雲の影。

昨日の主な経済指標の結果

15:00 ドイツ
4月 消費者物価指数(CPI、改定値) [前月比]
結果:1.0% 予想:1.0% 前回:1.0%

4月 消費者物価指数(CPI、改定値) [前年同月比]
結果:2.0% 予想:2.0% 前回:2.0%

 

17:30 英国
4月 失業保険申請件数
結果:2.47万件 予想:―万件 前回:2.26万件

4月 失業率
結果:3.0% 予想:―% 前回:3.0%

3月 失業率(ILO方式)
結果:3.8% 予想:3.9% 前回:3.9%

 

21:30 米国
4月 輸入物価指数 [前月比]
結果:0.2% 予想:0.7% 前回:0.6%

4月 輸出物価指数 [前月比]
結果:0.2% 予想:0.5% 前回:0.7%

 

昨日の主な要人発言

中国外務省
「中国が自国の利益を守ることに、米国が過小評価をしないことを望んでいる」

トランプ米大統領
「習近平・中国国家主席に対し最大限の尊敬と友好はあるが、しかし米国にとって良い取引でなければ意味をなさないと何度も伝えてある」
「中国は金利をおそらく引き下げるだろう。FRB(米連邦準備理事会)も同じようにするべきだ」

昨日のトレード 利97銭

○上限・第1ターゲット

昨日の「ドル円/今日の設定レンジ」
上限は109.63円。下限は109.15円。

上限越えのターゲットは
109.73円、109.82円、109.95円。
下限越えのターゲットは
109.07円、109.01円、108.94円。

設定レンジ内のバランスラインは、109.47円、109.38円。

———-日本時間———-
1回目 9:15
109.19円(Pivot 1H)→109.54円(Pivot 1H)。「買い」35銭。

———-欧米時間———-
2回目 17:45
設定レンジ上限109.63円→上限・第1ターゲット109.73円。「買い」10銭。

3回目 20:20
上限・第1ターゲット109.73円→設定レンジ上限109.63円。「売り」10銭。

4回目 21:00
設定レンジ上限109.63円→バランスライン109.47円。「売り」16銭。

5回目 21:40
バランスライン109.47円→設定レンジ上限109.63円。「買い」16銭。

6回目 0:10
設定レンジ上限109.63円→上限・第1ターゲット109.73円。「買い」10銭。

今日のドル円に影響を与えそうな経済指標

※発表時間ですぐに相場が反応したり、ドル円以外の通貨を経由して影響を受けたり、発表時の価格がそれ以降の相場の参考レートになったりします。

5月15日(水曜日)
中国  4月小売売上高・4月鉱工業生産
米国  4月小売売上高・4月鉱工業生産

8:50
日本 4月マネーストックM2(前年同月比)

11:00
中国 4月小売売上高(前年同月比)
中国 4月鉱工業生産(前年同月比)

15:00
ドイツ 1-3月期国内総生産(GDP、速報値)(前期比)
ドイツ 1-3月期国内総生産(GDP、速報値)(前年同期比)
ドイツ 1-3月期国内総生産(GDP、速報値、季調前)(前年同期比) –

18:00
ユーロ圏 1-3月期四半期域内総生産(GDP、改定値)(前期比)
ユーロ圏 1-3月期四半期域内総生産(GDP、改定値)(前年同期比)

20:00
米国 MBA住宅ローン申請指数(前週比)

21:30
米国 4月小売売上高(前月比)
米国 4月小売売上高(除自動車)(前月比)
米国 5月ニューヨーク連銀製造業景気指数

22:15
米国 4月鉱工業生産(前月比)
米国 4月設備稼働率

23:00
米国 5月NAHB住宅市場指数
米国 3月企業在庫(前月比)

愛菜の経済指標・用語解説

中国・小売売上高

自動車を除いた百貨店やスーパー等の小売・サービス業のサンプリングに基づいた月間売上高の数値です。
発表は中国国家統計局。

中国の個人消費の動向を探るとともに、中国全般の国内消費を推察します。
中国のこの指標は、サンプル抽出に問題があるのではないか、と欧米の専門家から疑われています。

景況感判断における大きな要素の「生産活動と消費行動」のうちの、「消費行動状況」を推察します。

中国・鉱工業生産

鉱工業製品を生産する事業所における生産の状況等(数量・重量・金額等)を集計したものを「指数」として毎月公表します。
鉱工業製品には、鉄鋼、一般機械、電気・精密・輸送用機器、繊繊維工業品、紙・パルプ製品、医薬品など数多くの品目があり、この鉱工業生産指数によって、中国における生産活動の包括的な水準を推定します。
中国政府による道路や鉄道、港湾などの巨大公共投資がこの指標に反映されます。
また中国の個人投資家による不動産物件投資も鉱工業生産に影響を与えます。

発表は中国国家統計局。

景況感判断における大きな要素の「生産活動と消費行動」のうちの、生産活動状況が判断される重要な指数です。

日本・マネーストック

(日本銀行さんのサイト<教えて!にちぎん>を掲載:とってもわかりやすいです。)
https://www.boj.or.jp/announcements/education/oshiete/statistics/h07.htm/

マネーストックとは、「金融部門から経済全体に供給されている通貨の総量」のことです。具体的には一般法人、個人、地方公共団体などの通貨保有主体(金融機関・中央政府を除いた経済主体)が保有する通貨(現金通貨や預金通貨など)の残高を集計しています。

こうした統計において、通貨(マネー)としてどのような金融商品を含めるかは、国や時代によっても異なっており、一義的に決まっているわけではありません。わが国では現在、対象とする通貨の範囲に応じて、「M1」、「M2」、「M3」、「広義流動性」という4つの指標を作成・公表しています。詳しくは、下記の参考に掲げたページをご覧下さい。

https://www.boj.or.jp/statistics/outline/exp/exms01.htm/

ドイツ・国内総生産(GDP)

ドイツにおいて生産されたすべてのサービス・商品の市場価格での総額です。
個人消費や設備投資などの内需と、輸出に伴い発生する外需で構成される指標。
ドイツ連邦統計局より発表されます。

GDPには単に生産額を足し合わせただけの「名目GDP」とインフレやデフレの影響を除いた「実質GDP」があります。
為替相場で注目されるのは実質GDPの方。

ドイツのGDPには、四半期が終了し発表される時期によって、速報値と確報値があります。GDPは単独の統計ではなく、雇用統計や工業統計、法人企業統計など各種の統計データから算出されます。
したがって、速報値や改定値を算定する段階で最新の結果が公表されていない場合には、それらが反映されません。
速報値…四半期が終了してから約1ヶ月半後に、出揃っている推計値から算出。
確報値…四半期が終了してから約2ヶ月から2ヶ月半後に発表。速報値を検証して発表されます。

市場の注目度は、速報値>確報値。

ユーロ圏・域内総生産(GDP)

19か国、人口3億2600万人を擁するユーロ圏において生産された、すべてのサービス・商品の市場価格での総額です。
個人消費や設備投資などの内需と、ユーロ圏から輸出に伴い発生する外需で構成される指標。
発表は、ユーロスタット(Eurostat)=欧州委員会統計局です。

GDPには単に生産額を足し合わせただけの「名目GDP」とインフレやデフレの影響を除いた「実質GDP」があります。
為替相場で注目されるのは実質GDPの方。

ユーロ圏・域内総生産(GDP)には、四半期が終了し発表される時期によって、速報値・改定値・確報値があります。GDPは単独の統計ではなく、雇用統計や工業統計、法人企業統計など各種の統計データから算出されます。
したがって、速報値や改定値を算定する段階で最新の結果が公表されていない場合には、それらが反映されません。
速報値…四半期が終了してから約1ヶ月半後に、出揃っている推計値から算出。
改定値…四半期が終了してから約2ヶ月半後に発表。その間の経済指標も加味されます。
確報値…四半期が終了してから約3ヶ月半後に発表。改定値に出揃った統計加え、さらに検証して発表されます。

市場の注目度は、速報値>改定値>確報値。

MBA住宅ローン申請指数

個人の住宅ローン申請が行われた指数。
米抵当銀行協会(The Mortgage Bankers Association)が、毎週水曜日に発表。
基準値は1990年3月16日を100としたものです。

あくまでも「申請」なので、住宅建設の着工に結びつくとは限りません。
また個人による複数の申請も計算に入れているので、住宅関連指数のなかでは概況として参考にします。

米国・小売売上高

国内総生産(GDP)の7割を占める「個人消費トレンド」を表す指標。
変動が激しい自動車を除いた指標の方が重視されています。
発表は、商務省。
サンプルデータが少なくサービス業が除外されていて、さらに月ごとの変動が激しいので経済全般までは把握出来ません。
しかし先月のデータを基礎とした速報値なので、現在の経済状況の判断に使われます。

景況感判断における大きな要素の「生産活動と消費行動」のうちの、消費行動状況が判断される重要な指数です。

ニューヨーク連銀製造業景気指数

ニューヨーク州の製造業における景況感を示す経済指標のこと。
通常なら「フィラデルフィア連銀製造業景気指数」の前に発表されます。
発表は、ニューヨーク連邦準備銀行。
総合景気指数よりも、仕入価格・販売価格・新規受注・出荷・入荷遅延・在庫水準・受注残・雇用者数・週平均就業時間などの項目別数値の方が重要視されていて、それは私たちがすぐに知ることのできない数値。

米国・鉱工業生産

鉱工業製品を生産する事業所における生産の状況等(数量・重量・金額等)を集計したものを「指数」として毎月公表します。
鉱工業製品には、鉄鋼、一般機械、電気・精密・輸送用機器、繊繊維工業品、紙・パルプ製品、医薬品など数多くの品目があり、この鉱工業生産指数によって、アメリカにおける生産活動の包括的な水準がわかります。
公表は、FRB(連邦準備制度理事会)。

景況感判断における大きな要素の「生産活動と消費行動」のうちの、生産活動状況が判断される重要な指数です。

米国・設備稼働率

生産能力に対する実際の生産量の比率を表す指数で、設備投資の動向を判断します。
発表は、FRB(連邦準備制度理事会)。
設備への投資判断は、企業の景気がいいことが前提なので、この数値によって今後の経済の発展性や景況感を予測します。

NAHB住宅市場指数

米国の不動産業者(住宅建設業者)の景況感を示す経済指標のこと。
発表は、NAHB=全米住宅建設業者協会。
NAHB住宅市場指数の上昇は、今後の景気拡大や住宅価格の上昇を見込んでいる人が多いということで、ドル買いの要因。

米国・企業在庫

報告される月末の在庫について小売業者や卸売業者および製造業者の調査にもとづいて計算される企業在庫の増減の数値のこと。
米商務省センサス局が発表。

この企業在庫は、卸売在庫とならんで指標結果の判断が難しいのが特徴です。
在庫増加が、売れ行きが悪くなったためなのか、今後の売れ行きを見込んで在庫を増やしたのかわかりません。
また在庫の減少についても、売れ行きの落ち込みを見込んで在庫を減らしたのか、予想以上の売れ行きが原因なのか、結果からではわからないからです。
その見方の優劣で相場は動きます。

 

2019/05/15(水曜日)
ドル円/今日の設定レンジ
上限は109.69円。下限は109.52円です

ターゲット

設定レンジの上限を越えたらー
109.77円、109.85円、109.98円がターゲット。

設定レンジの下限を越えたらー
109.44円、109.36円、109.22円をターゲットとします。

設定レンジ内のバランスラインは、109.62円です。

※設定レンジ内では、設定レンジの上限が抵抗線として上値を押さえ、設定レンジの下限が支持線として下値を支える目安となりますから気を付けてください。
また設定レンジの上限や下限を越えた後は、上限や下限が支持線や抵抗線となります。

※設定レンジ&ターゲットはボラティリティ(変動)を考慮していますが、オーバーシュート(行き過ぎた動き)する可能性があることにも注意してください

「ドル円/今日の設定レンジ」上値は重い

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「ドル円/日足」上限110.83円 下限109.69円

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愛菜の実戦トレード 今日の予想・攻略法

午前中の中国の小売売上高は、前月比また結果よりもよくありませんでした。
ドル円は下げたものの、結果的には反転しました。
だからといって上昇機運か、というとそうでもありません。

設定レンジ上限で、しっかりと押さえられてしまいます。

今晩の注目の経済指標は
「21:30 米国 4月小売売上高・4月鉱工業生産」です。

前回値よりも低下していることは確実なようですが、予想値もだいぶ引き下げてきています。
前回値よりも悪くても、予想値よりよければドル高。
予想値より悪ければ、極端なドル安になると思っています。

設定レンジ上限を越えても「戻り売り」戦略が無難ではないでしょうか。
「設定レンジ&ターゲット・Pivot」と、今日は「愛菜の3MAトレード」5分足でトレードを組み立てます。

※「愛菜の実戦トレード」の内容は、あくまでも書いている時点というのが前提ですから、:要人発言や報道で相場の流れが変わったり、経済指標の発表直前の価格次第では考えていたように動かないことがあったりするので注意してください。

※欧州勢が参入してくる午後3時~午後4時と、アメリカ勢が参入してくる午後10時前後には相場の流れが大きく変化することがありますから注意が必要です。

鹿児島県奄美地方が、昨日沖縄より早く「梅雨入り」宣言。
こちらも、そろそろかな。
早く来て、早く明けてほしいです。

今日も頑張りましょう、ね。

天野 愛菜(まな)