常勝必見の「ドル円/今日の設定レンジ」は毎日更新⇒
こんにちは。天野愛菜です。
昨日の売りの流れが上昇に転じたきっかけはー
17:30 日銀
「指数連動型上場投資信託受益権(ETF)を707億円、設備投資および人材投資に積極的に取り組んでいる企業を支援するためのETFを12億円、不動産投資法人投資口(J-REIT)を12億円買い入れた。」
発表時刻が、お役所が終了してから。
あからさまに欧米市場向けという印象だったので、大きく潮目が変わりました。
こういうときは上昇なのですが、はじめは右往左往します。
ですからわたしはローソク足を見ないようにして、5分足のエンベローブだけを見て、3時間半頑張って第4ターゲットに到達しました。
最近はちょっとした材料で、一喜一憂
最近は、先行きの経済を予想した相場ではありません。
少し前なら、政治がなんと誤魔化そうとダメなものはダメ、みたいな主体性が市場にもあったのですが、最近は目先の株価つり上げ作戦に乗じて為替も動くところがあります。
昨夜はアメリカ商務省が「ファーウェイへの部材の輸出禁輸を8月19日まで延期する」で米国株価は上昇。絶妙なタイミングでした。
わたしが相場に臨むときは、1時間くらいかけていろいろなことを分析して、そして予想立てをしています。
しばらく前からその「予想」が、夕方の天気も当たらない天気「予報」になって、最近なんて「予言」になっちゃった…。
だから楽しいと言えば楽しいのですが、でも疲れちゃいます。
それでも利益を出していくことで生活をしている専業トレーダーなので、頑張るのみです。

昨日の主な経済指標の結果
23:00 米国
4月 中古住宅販売件数 [年率換算件数]*
結果:519万件 予想:535万件 前回:521万件
4月 中古住宅販売件数 [前月比]*
結果:-0.4% 予想:2.7% 前回:-4.9
昨日の主な要人発言
メイ英首相
「2回目の国民投票を英議会に提案」
「ブレグジットは予想以上に困難」
昨日のトレード 利益60銭
○上限・第4ターゲット
昨日の「ドル円/今日の設定レンジ」
上限は110.20円。下限は110.02円。
上限越えのターゲットは
110.27円、110.35円、110.42円、110.52円。
下限越えのターゲットは
109.95円、109.86円、109.77円、109.70円。
設定レンジ内のバランスラインは、110.06円。
★
———-欧米時間———-
1回目 16:00
設定レンジ上限110.20円→バランスラインは、110.06円。「売り」14銭。
2回目 18:00
バランスラインは、110.06円→上限・第4ターゲット110.52円。「買い」46銭。
今日のドル円に影響を与えそうな経済指標
※発表時間ですぐに相場が反応したり、ドル円以外の通貨を経由して影響を受けたり、発表時の価格がそれ以降の相場の参考レートになったりします。
5月22日(水曜日)
日本 3月機械受注(内閣府)
日本 4月貿易統計(財務省)
8:50
日本 3月機械受注(前月比)
日本 3月機械受注(前年同月比)
日本 4月貿易統計(通関ベース、季調前)
日本 4月貿易統計(通関ベース、季調済)
16:30
ユーロ圏 ドラギ欧州中央銀行(ECB)総裁、発言
■ ECB懇談会(欧州中央銀行)
17:30
英国 4月消費者物価指数(CPI)(前月比)
英国 4月消費者物価指数(CPI)(前年同月比)
英国 4月消費者物価指数(CPIコア指数)(前年同月比)
英国 4月小売物価指数(RPI)(前月比)
英国 4月小売物価指数(RPI)(前年同月比)
英国 4月卸売物価指数(食品、エネルギー除くコアPPI)(前年同月比)
20:00
米国 MBA住宅ローン申請指数(前週比)
27:00
米国 米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨
♥愛菜の経済指標・用語解説♥
英国・消費者物価指数(CPI)
消費者物価指数は、経済用語ではCPI(Consumer Price Index)。
消費者が購入するモノやサービスなどの物価の動きを把握するための統計指標です。
発表機関は、イギリス国家統計局。
最近はブレグジットを控えているので注目度は高く、EU経済牽引しているドイツの指標と同様にドル円に影響を与えることが多くなりました。
製品の流れからいうとー
生産者(or卸売)物価指数(PPI)⇒小売物価指数(RPI)⇒消費者物価指数(CPI)
英国・小売物価指数(RPI)
消費者によって購入された物・サービスの物価変動を示す指標です。
小売物価指数は、経済用語ではRPI( Retail Price Index)。
発表機関は、イギリス国家統計局。
消費者物価指数よりも広範囲のデータから検証。
たとえば住宅関連でいえば、消費者物価指数は住宅賃貸料だけですが、小売物価指数には、住宅取得税・家屋の減価・建物保険料・借地料・住宅ローンなども含まれます。
そのようなことから、小売物価指数はインフレ率の尺度として考えらえています。
英国・卸売物価指数(PPI)
PPIとは、「Producer Price Index」の略です。
石油・鉄・小麦などの原材料や、中間財と呼ばれる製品を作るための部品などの仕入れ価格や完成品が前月と比べて上がったのか下がったのか、ということです。
発表は、イギリス国家統計局。
イギリスは製造業が盛んではなくなってしまったので、市場の注目度は低いです。
MBA住宅ローン申請指数
個人の住宅ローン申請が行われた指数。
米抵当銀行協会(The Mortgage Bankers Association)が、毎週水曜日に発表。
基準値は1990年3月16日を100としたものです。
あくまでも「申請」なので、住宅建設の着工に結びつくとは限りません。
また個人による複数の申請も計算に入れているので、住宅関連指数のなかでは概況として参考にします。
米国・米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨
FOMC議事録は、米国連邦公開市場委員会の詳細な報告書のこと。
議事録は、直近の会合の3週間後に公開され、個々のメンバーの意見や金利決定に関する投票行動が書かれています。
市場は各委員の見解を把握し、今後の米連邦公開市場委員会における金融政策や政策金利の方向性を探ります。
2019/05/22(水曜日)
ドル円/今日の設定レンジ
上限は110.62円。下限は110.46円です
ターゲット
設定レンジの上限を越えたらー
110.72円、110.80円、110.88円、110.96円がターゲット。
設定レンジの下限を越えたらー
110.40円、110.32円、110.21円、110.11円をターゲットとします。
設定レンジ内のバランスラインは、110.54円です。
※設定レンジ内では、設定レンジの上限が抵抗線として上値を押さえ、設定レンジの下限が支持線として下値を支える目安となりますから気を付けてください。
また設定レンジの上限や下限を越えた後は、上限や下限が支持線や抵抗線となります。
※設定レンジ&ターゲットはボラティリティ(変動)を考慮していますが、オーバーシュート(行き過ぎた動き)する可能性があることにも注意してください。
「ドル円/今日の設定レンジ」テクニカルは「売り」寄りの中立
20190522_1uy_p「ドル円/日足」上限110.72円 下限109.70円
20190522_duy_p愛菜の実戦トレード 今日の予想・攻略法
日足の基準線が110.72円にあります。上限・第1ターゲットです。その上が雲。
この辺りからの「売り」が理想的。
ということで今日は、高値に引きつけてからの「売り」戦略にしようかな。
基本は「設定レンジ&ターゲット・Pivot」と、「愛菜の3MAトレード」5分足でトレードを組み立てます。
要人発言やヘッドラインニュースに気を付けましょう。
※「愛菜の実戦トレード」の内容は、あくまでも書いている時点というのが前提ですから、要人発言や報道で相場の流れが変わったり、経済指標の発表直前の価格次第では考えていたように動かないことがあったりするので注意してください。
※欧州勢が参入してくる午後3時~午後4時と、アメリカ勢が参入してくる午後10時前後には相場の流れが大きく変化することがありますから注意が必要です。
ナント、昨日からまた軽井沢に来ています。
すがすがしい森のなかで目覚めました。
今日も頑張りましょう、ね。
天野 愛菜(まな)