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こんにちは。天野愛菜です。

ドル円…、いったいどっちを向いているのでしょう。
昨日は、上がり切らず、下がり切らず。
Pivotの幅もわたしにとっては、狭い状態で推移しました。

昨晩のアメリカは、自社株の噂はあったものの「米国10年債利回りの低下」に恐れをなして実行されませんでした。
(わたしは律儀に待っていましたが…)

消費者信頼感指数(コンファレンス・ボード)は予想通り「ドル高」になりましたが、その後、伸びきれなかったことから「今日は、買いはない」と早めに見切れなかったのが、わたしのまだまだ未熟なところです。

今日の午前中の急落は、FRBが政策金利の誘導目標の下限としている2.25%を割ってしまったから。

今日は9時前からドル円と米国10年債利回りのチャートをみてました。
わたしの目は、米国10年債利回りの方に釘付け。
「え? え? マジですか?」―でした。

1回目 9:01
109.36円(Pivot 1H)→109.15円(Pivot Day・S1)。「売り」16銭。

トレードはこんな感じででした。

今日は、「米国10年債利回り」を注視しながらのトレードとなりそうです。

気分は夏らしく…。

 

昨日の主な経済指標の結果

18:00 ユーロ圏
5月 経済信頼感
結果:105.1 予想:104.0 前回:103.9
5月 消費者信頼感(確定値)
結果:-6.5 予想:-6.5 前回:-6.5

22:00 米国
3月 ケース・シラー米住宅価格指数
結果:214.09   予想:213.80   前回:212.61
3月 ケース・シラー米住宅価格指数 [前年同月比]
結果:2.7%  予想:2.8% 前回:3.0%
1-3月期 四半期住宅価格指 数 [前期比]
結果:1.1% 予想:―% 前回:1.1%
3月 住宅価格指数 [前月比]
結果:0.1% 予想:0.2% 前回:0.3%

23:00 米国
5月 消費者信頼感指数(コンファレンス・ボード)
結果:134.1 予想:130.0 前回:129.2

昨日の主な要人発言

麻生財務相
「日米貿易に関して、結構理解が深まった」
「日米双方ウィンウィンの方向に進んでいる」
「日米貿易交渉の継続、難しい問題はあっても最終的には一緒にやっていける」
「日本の自動車メーカー、対米輸出台数の2倍米国で生産」

茂木経済財政相
「(トランプ米大統領の8月合意発言は)迅速に協議進めたいとの発言と理解」
「次回の貿易交渉協議は決まっていない」

昨日のトレード 利益85銭

○下限・第2ターゲット

昨日の「ドル円/今日の設定レンジ」
上限は109.60円。下限は109.45円。

上限越えのターゲットは
109.68円、109.77円、109.84円。
下限越えのターゲットは
109.35円、109.27円、109.18円。

設定レンジ内のバランスラインは、109.50円。

———-欧米時間———-
1回目 16:05
バランスライン109.50円→下限・第1ターゲット109.35円。「売り」15銭。

2回目 16:47
設定レンジ下限109.45円→下限・第2ターゲット109.27円。「売り」18銭。

3回目 18:27
下限・第2ターゲット109.27円→下限・第1ターゲット109.35円。「買い」8銭。

4回目 20:30
下限・第1ターゲット109.35円→設定レンジ下限109.45円。「買い」10銭。

5回目 21:18
設定レンジ下限109.45円→109.54円(Pivot 1H・R2)。「買い」9銭。

6回目 22:20
設定レンジ下限109.45円→設定レンジ上限109.60円。「買い」15銭。

7回目 23:40
バランスライン109.50円→設定レンジ上限109.60円。「買い」10銭。

今日のドル円に影響を与えそうな経済指標

※発表時間ですぐに相場が反応したり、ドル円以外の通貨を経由して影響を受けたり、発表時の価格がそれ以降の相場の参考レートになったりします。

5月29日(水曜日)
日本 石油製品価格調査(資源エネルギー庁)

9:00
日本 黒田東彦日銀総裁、挨拶
■2019年国際コンファランス/主催:日本銀行金融研究所

16:55
ドイツ 5月失業者数(前月比)
ドイツ 5月失業率

20:00
米国 MBA住宅ローン申請指数(前週比)

23:00
米国 5月リッチモンド連銀製造業指数

愛菜の経済指標・用語解説

ドイツ・失業者数

ドイツの失業者数とは、15歳以上で就職していなく、3ヶ月間・週20時間以上の労働を望み、求職登録をした数字です
発表は、ドイツ連邦雇用局。
ドル円への影響は軽微ですが、ユーロドルやユーロ円が反応するとその限りではありません。

ドイツ・失業率

ドイツの失業率とは、全労働力人口に対する失業者数の割合。
ドイツの失業者とは15歳以上で就職していなく、3ヶ月間・週20時間以上の労働を望み、求職登録をした数です。
発表は、ドイツ連邦雇用局。
ドル円への影響は軽微ですが、ユーロドルやユーロ円が反応するとその限りではありません。

MBA住宅ローン申請指数

個人の住宅ローン申請が行われた指数。
米抵当銀行協会(The Mortgage Bankers Association)が、毎週水曜日に発表。
基準値は1990年3月16日を100としたものです。

あくまでも「申請」なので、住宅建設の着工に結びつくとは限りません。
また個人による複数の申請も計算に入れているので、住宅関連指数のなかでは概況として参考にします。

リッチモンド連銀製造業指数

「リッチモンド連邦準備銀行」が管轄する、バージニア州やノースカロライナ州などの製造業約220社を対象としたアンケートの調査結果を指数化したもの。
リッチモンド連邦準備銀行が、ほぼ毎月第4火曜日に発表。
同地域は米国のGDPの約10%を占めることもあって、米国全体の景況感が推測されます。

2019/05/29(水曜日)
ドル円/今日の設定レンジ
上限は109.40円。下限は109.15円です

ターゲット

設定レンジの上限を越えたらー
109.48円、109.55円、109.64円、109.70円がターゲット。

設定レンジの下限を越えたらー
109.08円、109.01円、108.89円、108.76円をターゲットとします。

設定レンジ内のバランスラインは、109.31円です。

※設定レンジ内では、設定レンジの上限が抵抗線として上値を押さえ、設定レンジの下限が支持線として下値を支える目安となりますから気を付けてください。
また設定レンジの上限や下限を越えた後は、上限や下限が支持線や抵抗線となります。

※設定レンジ&ターゲットはボラティリティ(変動)を考慮していますが、オーバーシュート(行き過ぎた動き)する可能性があることにも注意してください。

「ドル円/今日の設定レンジ」テクニカルは「売り」

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「ドル円/日足」上限109.70円 下限109.01円

20190529_duy_p

愛菜の実戦トレード 今日の予想・攻略法

今晩注目の経済指標は
「23:00 米国 5月リッチモンド連銀製造業指数」
前回値は+3でした。そして予想値が+7。

5/15 「5月 ニューヨーク連銀製造業景気指数」
結果:17.8 予想:8.5 前回:10.1

5/16 「5月 フィラデルフィア連銀製造業景気指数」
結果:16.6 予想:9 前回:8.5

たしかに米国の製造業はいいようですが、ここは用心してスクエアーにして臨みます。

ドル円の状況は、
昨日のBlogの表題「米国10年債利回りの低下が重しになっています」
― これが継続中です。

なんとか株価を持ち直したいという「要人発言」「ヘッドラインニュース」に注意しながら、今日は「売り」戦略。少し上昇してからの「急落注意日」です。

「設定レンジ&ターゲット・Pivot」重視して、「愛菜の3MAトレード」では5分足でトレードを組み立てます。

※「愛菜の実戦トレード」の内容は、あくまでも書いている時点というのが前提ですから、要人発言や報道で相場の流れが変わったり、経済指標の発表直前の価格次第では考えていたように動かないことがあったりするので注意してください。

※欧州勢が参入してくる午後3時~午後4時と、アメリカ勢が参入してくる午後10時前後には相場の流れが大きく変化することがありますから注意が必要です。

方向感が出るまで根気勝負!
今日も、頑張りましょう、ね。

天野 愛菜(まな)