常勝必見の「ドル円/今日の設定レンジ」は毎日更新⇒

こんにちは。天野愛菜です。

昨晩のわたしのトレードは、午前0時過ぎの設定レンジ上限からの下落を確定して終わり。

本当の物語は、そこからでした。

しかしわたしは、それまでの漂うような動きに疲れてしまって寝てしまいました。

アメリカ勢の独壇場となった時間では、上限・第4ターゲット109.70円の1銭手前の109.69円まで上昇しました。

起きていたら30銭は獲れたのに、と強がりをいっても自分に虚しくなるだけです。

今晩の米国GDP改定値

さてこれほど動かないドル円で、要人発言やヘッドラインニュース以外で期待出来るのは、
「21:30 米国 1-3月期四半期実質国内総生産(GDP、改定値)」。

日本が10連休の時に発表された4月26日の「速報値」は

4/26 21:30 米国
1-3月期 四半期実質国内総生産(GDP、速報値) [前期比年率]
結果:3.2% 予想:2.2% 前回:2.2%
1-3月期 四半期GDP個人消費・速報値 [前期比]
結果:1.2% 予想:1.0% 前回:2.5%
1-3月期 四半期コアPCE・速報値 [前期比]
結果:1.3% 予想:1.6% 前回:1.8%

このときのわたしのトレードをBlogから振り返ってみると

4/26 21:30 「愛菜の経済指標トレード」
①第3ターゲット112.00円→上限・第1ターゲット111.80円。「売り」20銭。
②第3ターゲット112.00円→設定レンジ上限111.74円。「売り」26銭。
③第3ターゲット112.00円→バランスライン111.60円。「売り」40銭。
④第3ターゲット112.00円→111.70円(Pivot 1H・S3)。「売り」30銭。

※4本のポジションメイク。①~③までは気持ちよく次々と決済されていきました。
※④はリミットを設定レンジ下限111.50円においていたのですが、届かず。
結局戻ったところで、仕方なく決済しました。

この日のポイントは

「ドル高」と予想できますが、海外トレーダーさんたちは「ドル安」です。
―とあえて書いておきました。

そして結果の数値はよかったのですが、上昇の後高値をキープすることなく「急落」でした。
このとき為替コミュニティに書き込んでいたトレーダーさんの多くは、米国は112円を越えたドル高は容認しないから「ドル安」と見込んでいました。

そして今日の見立て

21:30 米国 1-3月期四半期実質国内総生産(GDP、改定値)(前期比年率)
結果:―% 予想:3.1% 前回:3.2%

海外トレーダーさんたちは、「ドル売り」です。

しかしここに来て日本の生保さんと、日本企業による海外企業の買収を目的としたドル買い意欲が膨らんで来ているので、発射台にもよりますが、下がって上がるという総合的な見立てが予想できます。

今日は改定値なので前回ほどの動意があるかわかりませんが、動くとすれば予想値より下回った場合の「ドル安」方向です。

さて、どうなるのでしょうか。

管理人さんご夫婦からお見舞いのお花をいただきました

昨日の主な経済指標の結果

16:55 ドイツ
5月 失業者数 [前月比]
結果:6.0万人 予想:-0.8万人 前回:-1.2万人
5月 失業率
結果:5.0% 予想:4.9% 前回:4.9%

23:00 米国
5月 リッチモンド連銀製造業指数
結果:5  予想:7  前回:3

昨日の主な要人発言

中国外務省
「米国は、他国の通貨政策を監視すべきではない」

ポンペオ米国務長官
「ファーウェイは中国政府の道具」

モラー特別検察官
「特別検察官を辞任する」
「トランプ大統領のロシア疑惑に対する犯罪の確証が見つからない。」

昨日のトレード 利益61銭

○上限・第3ターゲット

昨日の「ドル円/今日の設定レンジ」
上限は109.40円。下限は109.15円。

上限越えのターゲットは
109.48円、109.55円、109.64円、109.70円。
下限越えのターゲットは
109.08円、109.01円、108.89円、108.76円。

設定レンジ内のバランスラインは、109.31円。

———-日本時間———-
1回目 14:45
バランスライン109.31円→設定レンジ下限109.15円。「売り」16銭。

———-欧米時間———-
2回目 16:15
設定レンジ下限109.15円→設定レンジ上限109.40円。「買い」25銭。

3回目 0:10
設定レンジ上限109.40円→109.20円(Pivot 1H・S3)。「売り」20銭。

今日のドル円に影響を与えそうな経済指標

※発表時間ですぐに相場が反応したり、ドル円以外の通貨を経由して影響を受けたり、発表時の価格がそれ以降の相場の参考レートになったりします。

5月30日(木曜日)
米国 1-3月期四半期実質国内総生産(GDP、改定値)

21:30
米国 1-3月期四半期実質国内総生産(GDP、改定値)(前期比年率)
米国 1-3月期四半期GDP個人消費・改定値(前期比)
米国 1-3月期四半期コアPCE・改定値(前期比)
米国 前週分新規失業保険申請件数
米国 前週分失業保険継続受給者数

23:00
米国 4月住宅販売保留指数(前月比)
米国 4月住宅販売保留指数(前年同月比)

愛菜の経済指標・用語解説

米国・国内総生産GDP

米国内で生産されたモノやサービスなどの金額の合計。
「GDP」とは、Gross National Productの略。
個人消費や設備投資などの内需と、輸出に伴い発生する外需で構成される指標。
発表は、米国―商務省経済分析局(BEA)。

GDPには単に生産額を足し合わせただけの「名目GDP」とインフレやデフレの影響を除いた「実質GDP」があります。
為替相場で注目されるのは実質GDPの方。

米国のGDPには、四半期が終了し発表される時期によって、速報値・改定値・確報値があります。GDPは単独の統計ではなく、雇用統計、など各種の統計データから算出されます。
したがって、速報値や改定値を算定する段階で最新の結果が公表されていない場合には、それらが反映されません。
速報値…四半期が終了してから約1ヶ月後に、出揃っている統計結果から算出。
改定値…四半期が終了してから約2ヶ月後に発表。その間の経済指標も加味されます。
確報値…四半期が終了してから約3ヶ月後に発表。改定値に出揃った統計加え、さらに検証して発表されます。

市場の注目度は、速報値>改定値>確報値。

新規失業保険申請件数

失業者が初めて失業保険給付を申請した件数の集計。
発表は米労働省雇用統計局。
毎週集計したものを翌週の木曜日に公表します。
週次指標なので、景気先行性指数として用いられています。
先行性は、おおむね3ヶ月。
40万人を下回っていれば、雇用環境は良好と考えます。
とくに雇用統計の基準日である12日を含む週の結果は注目度が高くなります。

また祝日や工場が稼働停止となる夏休みなどの長期休暇、災害などが起因した申請件数の増加もあるので、4週を平均化して数値を分析するのが一般的です。

失業保険継続受給者数

失業者が継続して失業保険給付を受給している件数を集計したものです。
発表は米労働省雇用統計局。
毎週集計したものを翌週の木曜日に、新規失業保険申請件数と合わせて公表。
週次指標なので、景気先行性指数として用いられています。
先行性は、おおむね3ヶ月。
また祝日や工場が稼働停止となる夏休みなどの長期休暇、災害などが起因した申請件数の増加もあるので、4週を平均化して数値を分析するのが一般的です。

米国・住宅販売保留指数

全米リアルター協会(NAR)が発表します。
住宅販売保留指数は、売買契約は終わっているが、引渡しが済んでいない物件数を指数化したもの。
売買契約が終わっているということは、住宅販売件数と同様の意義を持つため、住宅の販売件数と同様に解釈されますが、ドル円が大きく動くことは稀です。

2019/05/30(木曜日)
ドル円/今日の設定レンジ
上限は109.63円。下限は109.47円です

ターゲット

設定レンジの上限を越えたらー
109.69円、109.78円、109.85円がターゲット。

設定レンジの下限を越えたらー
109.42円、109.31円、109.21円をターゲットとします。

設定レンジ内のバランスラインは、109.56円です。

※設定レンジ内では、設定レンジの上限が抵抗線として上値を押さえ、設定レンジの下限が支持線として下値を支える目安となりますから気を付けてください。
また設定レンジの上限や下限を越えた後は、上限や下限が支持線や抵抗線となります。

※設定レンジ&ターゲットはボラティリティ(変動)を考慮していますが、オーバーシュート(行き過ぎた動き)する可能性があることにも注意してください。

「ドル円/今日の設定レンジ」移動平均線(75)の存在大

20190530_1uy_p

「ドル円/日足」上限109.70円 下限109.01円

20190530_duy_p

愛菜の実戦トレード 今日の予想・攻略法

意識されているポイントは、1時間足チャートの移動平均線(75)です。

経済指標は、最初に書いた
「21:30 米国 1-3月期四半期実質国内総生産(GDP、改定値)」
強いていうならば、「買い」ではなくて、高値からの「売り」やそのままの「売り」。

今日も「設定レンジ&ターゲット・Pivot」と、「愛菜の3MAトレード」5分足でトレードを組み立てます。

 

※「愛菜の実戦トレード」の内容は、あくまでも書いている時点というのが前提ですから、要人発言や報道で相場の流れが変わったり、経済指標の発表直前の価格次第では考えていたように動かないことがあったりするので注意してください。

※欧州勢が参入してくる午後3時~午後4時と、アメリカ勢が参入してくる午後10時前後には相場の流れが大きく変化することがありますから注意が必要です。

 

ちょっと風邪をひいています。
熱が38.5度から下がりません。
こういう時って、ひとりでいる心細さが堪えます。
ドル円が下がってくれたら、熱もおさまるのかなぁ。

今日は、できる限り頑張ります。

天野 愛菜(まな)