常勝必見の「ドル円/今日の設定レンジ」は毎日更新⇒

こんにちは。天野愛菜です。

昨晩、ニューヨークから帰ってきたマキちゃんと朝からお話三昧。
これから病院へお供していきます。
今日は簡単なBlogで、ごめんなさい。

 

なんでしょうか…?

昨日の主な経済指標の結果

13:30 オーストラリア
豪準備銀行(中央銀行)、政策金利発表
結果:1.25% 予想:1.25% 前回:1.5%

18:00 EU圏
5月 消費者物価指数(HICP、速報値) [前年同月比]*
結果:1.2% 予想:1.3% 前回:1.7%
5月 消費者物価指数(HICPコア指数、速報値) [前年同月比]
結果:0.8% 予想:0.9% 前回:1.3%

23:00 米国
4月 製造業新規受注 [前月比]
結果:-0.8% 予想:-0.9% 前回:1.3%

昨日の主な要人発言

米財務省・米通商代表部(USTR)の共同声明
「中国は米中通商協議の過程を誤って国内外に宣伝している」
「中国は最終案をまとめる際、それまでの合意項目を撤回した」

中国外務省
「米国との通商交渉すべての合意を米国が破った」

エブラルド・メキシコ外相
「ワシントン訪問は有益だった」
「再交渉におけるメキシコの主な焦点は、具体的な移民対策」

中国商務省
「米国との貿易でのすれ違いは、追加関税などではなく協議や交渉で解決するべきだ」

ロペス・オブラドール・メキシコ大統領
「10日の関税発動を前に米国と合意に至るだろう」
「米国との協議は順調だ」

トランプ米大統領
「米英は多くの目標を共有している」
「米英は華為技術(ファーウェイ)排除で合意できると期待している」
「来週、メキシコからの輸入品すべてに5%の追加関税を課すだろう」

パウエルFRB議長
「FRBは景気拡大の維持のため適切な行動をしている」
「経済成長は継続しており失業率も低い。インフレは安定している」

昨日のトレード 利益1円53銭

○上限・第2ターゲットまで

昨日の「ドル円/今日の設定レンジ」
上限は108.06円。下限は107.85円。

上限越えのターゲットは
108.15円、108.29円、108.38円。
下限越えのターゲットは
107.76円、107.66円、107.56円。

設定レンジ内のバランスラインは、107.95円。

昨日は「上昇しては下がり、上昇しては下がるイメージでしょうか。」と書きました。
―そんなトレードで、うまくいきました。

———-欧米時間———-
1回目 16:06
設定レンジの下限107.85円→設定レンジ上限108.06円。「買い」21銭。

2回目 17:35
設定レンジ上限108.06円→上限・第1ターゲット108.15円。「買い」9銭。

3回目 18:10
上限・第1ターゲット108.15円→バランスライン109.95円。「売り」20銭。

4回目 20:23
バランスライン109.95円→上限・第2ターゲット108.29円。「買い」34銭。

5回目 22:05
上限・第2ターゲット108.29円→設定レンジ上限108.06円。「売り」23銭。

6回目 22:57
設定レンジ上限108.06円→上限・第2ターゲット108.29円。「買い」23銭。

7回目 1:00
上限・第2ターゲット108.29円→設定レンジ上限108.06円。「売り」23銭。

今日のドル円に影響を与えそうな経済指標

※発表時間ですぐに相場が反応したり、ドル円以外の通貨を経由して影響を受けたり、発表時の価格がそれ以降の相場の参考レートになったりします。

6月5日(水曜日)
アイルランド トランプ大統領訪問
ロシア 習近平国家主席訪問

10:45
中国 5月Caixinサービス部門購買担当者景気指数(PMI)

16:55
ドイツ 5月サービス部門購買担当者景気指数(PMI、改定値)

17:00
ユーロ圏 5月サービス部門購買担当者景気指数(PMI、改定値)

17:30
英国 5月サービス部門購買担当者景気指数(PMI)

18:00
ユーロ圏 4月卸売物価指数(PPI)(前月比)
ユーロ圏 4月卸売物価指数(PPI)(前年同月比)
ユーロ圏 4月小売売上高(前月比)
ユーロ圏 4月小売売上高(前年同月比)

20:00
米国 MBA住宅ローン申請指数(前週比)

21:15
米国 5月ADP雇用統計(前月比)

22:45
米国 5月サービス部門購買担当者景気指数(PMI、改定値)
米国 5月総合購買担当者景気指数(PMI、改定値)

23:00
米国 5月ISM非製造業景況指数(総合)

27:00
米国 米地区連銀経済報告(ベージュブック)

愛菜の経済指標・用語解説

購買担当者景気指数(PMI)

「PMI」(Purchasing Manager’s Index)とも言われ、製造業・建設業とサービス部門などに分けて、企業の購買担当者に直接調査した結果をもとに算出された指数。
購買担当者は、現在の生産量・在庫や受注残をもとに数ヶ月先の景気を予測して「仕入れ」を行うので、市場は近い将来の景気動向を占う「先行指数」として注目。
購買担当者景気指数(PMI)の「速報値」は当月下旬に概要値、「改定値」は翌月初旬に確定値と発表されますが、とくに「改定値」は月初めに政府機関が発表する同種のデータに先行して発表されるので、市場の注目度は高いと言えます。
米国・EU・イギリス・ドイツなどは、英国民間調査会社・マークイット(Markit)、
中国は、中国のディアの財新(Caixin)が、マークイットと共同で調査したものを発表します。
なお中国においては、中国国家統計局が発表するPMIは大手国営企業、財新(Caixin)が発表するPMIは、中小企業を主な対象としていることに注意が必要です。
また財新(Caixin)は、「速報値」の発表はしていません。
そして日本では、同様の指数は「日銀短観」で発表されます。

ユーロ圏・卸売物価指数(PPI)

PPIとは、「Producer Price Index」の略です。
米国のPPIにおいては「卸売物価指数」と表記する会社もあれば「生産者物価指数」と表記する会社もあります。
公表している内容の捉え方に違いがあるのですが、要はー
石油・鉄・小麦などの原材料や、中間財と呼ばれる製品を作るための部品などの仕入れ価格や完成品が前月と比べて上がったのか下がったのか、ということです。

発表は、ユーロスタット(Eurostat)=欧州委員会統計局。

このPPI「卸売物価指数」「生産者物価指数」の前後に、市場が注目する「消費者物価指数・HICP(Harmonized Index of Consumer Prices)」の発表があります。
卸売物価指数が上がったので、消費者は「買い控え」をしたのか、それでも雇用の安定や賃金の上昇が理由で消費マインドには影響がなかったのか、卸売物価指数は景気動向を知る上での基礎的数値です。

ユーロ圏・小売売上高

「個人消費トレンド」を考察する指標。
発表は、ユーロスタット(Eurostat)=欧州委員会統計局。

小売売上高は、対象月の調査店舗における梱包や輸送費などの経費を含んだ請求書の合計を基に、算出されます。
月ごとの変動が激しいので経済全般までは把握出来ませんが、先月と前年同月のデータを比較した速報値なので、現在の経済状況の判断に使われます。
景況感判断における大きな要素の「生産活動と消費行動」のうちの、消費行動状況が判断される重要な指数です。

MBA住宅ローン申請指数

個人の住宅ローン申請が行われた指数。
米抵当銀行協会(The Mortgage Bankers Association)が、毎週水曜日に発表。
基準値は1990年3月16日を100としたものです。

あくまでも「申請」なので、住宅建設の着工に結びつくとは限りません。
また個人による複数の申請も計算に入れているので、住宅関連指数のなかでは概況として参考にします。

ISM景況指数

全米供給管理協会(Institute for Supply Management)が発表する米国における景気指数。
ISM製造業景況指数は毎月第1営業日
ISM非製造業景況指数は毎月第3営業日
に発表されます。
製造業および非製造業の購買担当役員に、生産・新規受注・在庫・雇用などの項目に関して、1ヵ月前と比較して「よい」「同じ」「悪い」の三者択一のアンケートに回答してもらったものを指数化しています。
月初めの発表なので、PMIとならんで「先行指数」と捉えられていますが、FRBが金利の先行きを見極める基準としていることもあって、米国ではPMIよりも重要な指数です。

米地区連銀経済報告(ベージュブック)

米地区連銀経済報告(ベージュブック)とは、地区連銀経済報告のこと。
米国の12の地区連銀が管轄地域の経済状況を報告する文章のことで、FOMCの討議資料となり、年8回、FOMCが開催される2週間前の水曜日にFRB(連邦準備理事会)が公表します。
12の地区連銀とは、アトランタ・ボストン・シカゴ・ミネアポリス・ニューヨーク・フィラデルフィア・セントルイス・クリーブランド・ダラス・カンザスシティー・リッチモンド・サンフランシスコの各地区の連銀のことです。
報告書の表紙がベージュ色をしているため、ベージュブックと呼ばれています。

この米地区連銀経済報告(ベージュブック)の公表は、為替には直接影響しませんが、米国株価や債権が反応するとそれに連動することがあります。

2019/06/05(水曜日)
ドル円/今日の設定レンジ
上限は108.26円。下限は108.03円です

ターゲット

設定レンジの上限を越えたらー
108.34円、108.43円、108.54円がターゲット。

設定レンジの下限を越えたらー
107.95円、107.86円、107.75円をターゲットとします。

設定レンジ内のバランスラインは、108.15円です。

※設定レンジ内では、設定レンジの上限が抵抗線として上値を押さえ、設定レンジの下限が支持線として下値を支える目安となりますから気を付けてください。
また設定レンジの上限や下限を越えた後は、上限や下限が支持線や抵抗線となります。

※設定レンジ&ターゲットはボラティリティ(変動)を考慮していますが、オーバーシュート(行き過ぎた動き)する可能性があることにも注意してください。

「ドル円/今日の設定レンジ」テクニカルは戻り売り

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「ドル円/日足」上限109.00円 下限107.85円

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愛菜の実戦トレード 今日の予想・攻略法

海外トレーダーさんのチャットを整理すると、
「今日のドル円の高値は108.50円手前、安値は107.85円付近」という予想になります。

米国の「利下げ」ムードは「ドル安」。
米中通商問題の解決に向けたムードは「ドル高」。

マーケットニュースは、おもに株価をにらんだコメントになっていますから、為替には関係ないかな。
昨晩の米国株価は3指数とも上昇して終わりましたが、ドル円は下がりました。

今晩注目の経済指標は
「21:15 米国 5月ADP雇用統計(前月比)」
「23:00 米国 5月ISM非製造業景況指数」

最近のADPは天の邪鬼。
一昨日の「5月ISM製造業景況指数」は総合ではよくありませんでしたが、雇用部門は堅調な数字でした。
そこから推測すれば「ドル高」ですが、気を付けましょう。

ISMは予想値が前回値と同じなので、市場はここで大きく動かしたい意向でしょう。
実需筋は買い気配。
米系短期ファンドも、108.00円付近の発射台になるのなら買いで参入の気配。

そんなことを考えていると浮かんできた今日の戦術は「戻り売り」と定めておいて、上昇に勢いを感じたら「買い」に転向です。
1時間足で「ティックが+300をカウント」したら迷わず買いです。

「設定レンジ&ターゲット・Pivot」と、今日は「愛菜の3MAトレード」5分足でトレードを組み立てます。

※「愛菜の実戦トレード」の内容は、あくまでも書いている時点というのが前提ですから、要人発言や報道で相場の流れが変わったり、経済指標の発表直前の価格次第では考えていたように動かないことがあったりするので注意してください。

※欧州勢が参入してくる午後3時~午後4時と、アメリカ勢が参入してくる午後10時前後には相場の流れが大きく変化することがありますから注意が必要です。

このよくわからない相場には、大きなチャンスが存在しています。
小さなきっかけを逃さないようにしたいと思っています。

今日も、頑張りましょうね。

天野 愛菜(まな)