常勝必見の「ドル円/今日の設定レンジ」は毎日更新⇒

こんにちは。天野愛菜です。

今日は順番を入れ替えて、昨日のトレードからお伝えします。

昨日のトレード 利益77銭

○下限・第3ターゲット

昨日の「ドル円/今日の設定レンジ」
上限は108.32円。下限は108.12円。

上限越えのターゲットは
108.44円、108.59円、108.69円。
下限越えのターゲットは
108.02円、107.92円、107.81円。

設定レンジ内のバランスラインは、108.20円。

———-欧米時間———-

1回目 21:30
108.25円(Pivot 1H)→バランスライン108.20円。「売り」5銭。

2回目 21:38
バランスライン108.20円→108.25円(Pivot 1H)。「買い」5銭。

3回目 21:57
108.25円(Pivot 1H)→設定レンジ上限108.32円。「買い」7銭。

4回目 22:35→本日11:30
108.30円→107.70円(Pivot 1H)。「売り」60銭。

昨日のダウ平均株価先物は19:00から下落開始。Blogで書いた利益確定売り。
しかしドル円はジリジリ上げ。

昨今巷では「ダウとドル円の相関関係はない」というものの、「そうなのかなぁ…」。
石橋を叩いて、叩きすぎて壊してしまうわたしとしては、こういうときは怖いからエントリーはしません。

そして「21:30 6月住宅着工件数」。
下落して、バランスラインで支えられて5銭の利益。
反転5銭。
ドル円は、とりあえず設定レンジ上限を目指すか、みたいな感じで到達

CMがあけてドラマの本編

昨日のドル円のドラマは、そこからはじまりました。

さらに上昇を目指す勢力と、そろそろドル高はいいんじゃねと考える勢力。
綱引き開始。

いったん下がってから、ティックメーターは動きを増していきました。
若干上昇勢力の力が勝って、再度設定レンジ上限108.32円をつけました。

この時点までわたしは、上昇と思っていました。

しかし、1分足チャートのRSIとストキャスティックスを見ると、その両方が数分前から買われすぎゾーンのなかで下降しているではありませんか。
そしてトドメは、遅行スパンが折れて下降したことで、「もう上昇はない!」と思った瞬間に「売り」エントリー。ポチっとマウスをクリックしていました。

108.30円「売り」ポジション。
しかし頭のなかは、「愛菜、大丈夫?」の声が響き渡っています。

スキャルピングをされているプロの方のエントリーは、1分足が形成される20秒前から直前まで。
エントリーの時間を見ると「23:35:51」。
― 大丈夫、猪八戒先生の教え通り。

運良くローソク足は上昇を形成していたので、スプレッドはローソク足の上に買いライン。それに引っ張られて売りラインも引き上げられていました。
究極の「売り」ラインでエントリー出来たことも確認しました。

そこからが神経戦

まずは、1分足チャートの遅行スパンがローソク足を下抜けるか。OK。

次は5分足チャート、そしてリカクまで時間がかかる15分足チャートの遅行スパンがローソク足を下抜けたのが、エントリーしてから25分後。

普段であればここでエントリー。
ちょうどバランスライン108.20円のところでした。

結果的には、また運に助けられました。
運だけで生きている愛菜の真骨頂。(笑)。

こうなったらもう「安全・安心トレード」。
15分足チャートの遅行スパンだけを見ていればいいのです。

そして神経戦から消耗戦に突入

現在、18日午前11時半。
本日の設定レンジ確定時間。

疲れました。疲れています。

1回だけ「決済」のチャンスが訪れましたが、遅行スパンはローソク足の下に触れて跳ね返ってしまいました。

いまだに15分足チャートの遅行スパンはローソク足に絡んでいませんが、今晩から始まる人間ドックのために、これからスウェットと下着を買いにお出掛けするので、11時台のPivot 1H・107.70円で決済しました。

明日のBlogはお休みします

前段の最後で言い訳っぽく書きましたが、そろそろ年齢も年齢だからしっかり検診を受けようと思って、今晩から1泊の人間ドック。やっと予約がとれました。
MRIから大腸の内視鏡検査まで全部やってきます。

明日の設定レンジはお伝えできませんが、経済指標は明日の分まで載せておきます。

おそらく明日の設定レンジは午前7時から午前11時半で大丈夫だと思います。
オセアニア時間で、大きくそれまでの流れに逆行したら午前6時から正午まで、午前10時までのヒゲをカットしたレンジ設定で大丈夫です。

ターゲットは、設定レンジが確定しなければわからないので、1時間Pivot重視でトレードしてみてください。

大の苦手なバリウムを飲みながら、ご健闘をお祈りしています。

山梨のサクランボは梅雨の頃が最盛期。
小さな太陽がいっぱい。

昨日の主な経済指標の結果

17:30 英国
6月消費者物価指数(CPI)(前月比)
結果:0.0% 予想:0.0% 前回:0.3%
6月消費者物価指数(CPI)(前年同月比)
結果:2.0% 予想:2.0% 前回:2.0%
6月消費者物価指数(CPIコア指数)(前年同月比)
結果:1.8% 予想:1.8% 前回:1.7%
6月卸売物価指数(食品、エネルギー除くコアPPI)(前年同月比)
結果:1.7% 予想:1.7% 前回:2.0%
6月小売物価指数(RPI)(前月比)
結果:0.1% 予想:0.1% 前回:0.3%
6月小売物価指数(RPI)(前年同月比)
結果:2.9% 予想:2.9% 前回:3.0%

18:00 ユーロ圏
6月消費者物価指数(HICP、改定値)(前年同月比)
結果:1.3% 予想:1.2% 前回:1.2%
6月消費者物価指数(HICPコア指数、改定値)(前年同月比)
結果:1.1% 予想:1.1% 前回:1.1%
5月建設支出(前月比)
結果:-0.3% 予想:――% 前回:-1.7%
5月建設支出(前年同月比)
結果:2.0% 予想:――% 前回:3.1%

20:00 米国
MBA住宅ローン申請指数(前週比)
結果:-1.1% 予想:――% 前回:-2.4%

21:30 米国
6月住宅着工件数(年率換算件数)
結果:125.3万件 予想:126.0万件 前回:126.5万件
6月住宅着工件数(前月比)
結果:-0.9% 予想:-0.7% 前回:-0.4%
6月建設許可件数(年率換算件数)
結果:122万件 予想:130万件 前回:129.4万件
6月建設許可件数(前月比)
結果:-6.1% 予想:0.1% 前回:0.7%

今日午後から月曜日午前中で、ドル円に影響を与えそうな経済指標

※発表時間ですぐに相場が反応したり、ドル円以外の通貨を経由して影響を受けたり、発表時の価格がそれ以降の相場の参考レートになったりします。

7月18日(木曜日)
韓国 元徴用工問題で、日本政府が韓国に求めた仲裁委員を任命する第三国の選定期限

17:30
英国  6月小売売上高(除自動車)(前月比)
英国  6月小売売上高(除自動車)(前年同月比)
英国  6月小売売上高(前月比)
英国  6月小売売上高(前年同月比)

21:30
米国  7月フィラデルフィア連銀製造業景気指数
米国  前週分新規失業保険申請件数
米国  前週分失業保険継続受給者数

23:00
米国  6月景気先行指標総合指数(前月比)

愛菜の経済指標・用語解説

英国・小売売上高

英国で販売された小売商品価格の合計を基に算出されます。
調査対象は5000小売業者。
コア指数の計算には、変動の激しい自動車販売と燃料は含まれていません。

発表は、イギリス国家統計局。

販売実績には、店舗、市場、戸別訪問、電話販売と、ネット通販も含まれます。

2013年を基準年 (ベンチマークレベル100) と相対して計算されて、毎月の変化はパーセントで発表されます。

フィラデルフィア連銀製造業景気指数

フィラデルフィア地区(ペンシルバニア州、ニュージャージー州、デラウエア州)の製造業の景況感や経済活動を示す景気関連の経済指標のこと。
発表は、フィラデルフィア連邦準備銀行。
非農業部門就業者数・失業率・製造業の新規受注と在庫・仕入れ価格・販売価格・平均賃金・個人所得などの項目から構成されていますが、注目されているのは、仕入れ価格指数と販売価格指数。

■アメリカ製造業の景気判断
① ニューヨーク連銀製造業景気指数<方向性を見る>

② フィラデルフィア連銀製造業景気指数<市場がコンセンサスを作る>

③ ISM製造業景況指数<数値で景気実態を確認する>

※○月のアメリカ製造業の景気判断
① ニューヨーク連銀製造業景気指数(○/○・曜日)
↓・景気の方向性を見る
② フィラデルフィア連銀製造業景気指数 (本日)
↓・製造業の景気の実態に対して市場はコンセンサス(同一の考え方)を持つ。
③ ISM製造業景況指数 (○/○・月曜日)
★数値で景気実態を確認して、コンセンサス(市場予想)と違えば大きく相場は動く。
アメリカ製造業の景気判断

新規失業保険申請件数

失業者が初めて失業保険給付を申請した件数。
発表は米労働省雇用統計局。
毎週集計したものを翌週の木曜日に公表します。
週次指標なので、景気先行性指数として用いられています。
先行性は、おおむね3ヶ月。
40万人を下回っていれば、雇用環境は良好と考えます。
とくに雇用統計の基準日である12日を含む週の結果は注目度が高くなります。

また祝日や工場が稼働停止となる夏休みなどの長期休暇、災害などが起因した申請件数の増加もあるので、4週を平均化して数値を分析するのが一般的です。

失業保険継続受給者数

失業者が継続して失業保険給付を受給している件数を集計したものです。
発表は米労働省雇用統計局。
毎週集計したものを翌週の木曜日に、新規失業保険申請件数と合わせて公表。
週次指標なので、景気先行性指数として用いられています。
先行性は、おおむね3ヶ月。
また祝日や工場が稼働停止となる夏休みなどの長期休暇、災害などが起因した申請件数の増加もあるので、4週を平均化して数値を分析するのが一般的です。

米国・景気先行指標総合指数

景気に先行して動くと考えられている次の11項目の調査から算出された総合指数のことをいいます。
米民間調査機関・コンファレンス・ボード(全米産業審議会)が発表。

◆労働
① 製造業の週平均労働時間
② 週平均失業保険申請件数

◆企業
③ 消費財新規受注
④ 入荷遅延比率
⑤ 設備財受注
⑥ 新規住宅着工許可件数
⑦ 製造業受注残高
⑧ 原材料価格

◆物価
⑨ S&P500種株価
⑩ 消費者期待度指数

◆マネーサプライ
⑪ 実質マネーサプライ

数値の上昇や下降に合わせて、ドル円は動きます。

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7月19日(金曜日)
日本 6月全国消費者物価指数(CPI)

8:30
日本  6月全国消費者物価指数(CPI)(前年同月比)
日本  6月全国消費者物価指数(CPI、生鮮食料品除く)(前年同月比)
日本  6月全国消費者物価指数(CPI、生鮮食料品・エネルギー除く)(前年同月比)

8:50
日本  前週分対外対内証券売買契約等の状況(対外中長期債)
日本  前週分対外対内証券売買契約等の状況(対内株式)

13:30
日本 5月全産業活動指数(前月比)

15:00
ドイツ 6月生産者物価指数(PPI)(前月比)

17:00
ユーロ圏 5月経常収支(季調済)
ユーロ圏 5月経常収支(季調前)

23:00
米国 7月ミシガン大学消費者態度指数・速報値

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7月22日(月曜日)
午前中
ドル円に影響を与えそうな経済指標の発表はありません

愛菜の経済指標・用語解説

日本・消費者物価指数(CPI)

消費者物価指数は、経済用語ではCPI(Consumer Price Index)。
消費者が購入するモノやサービスなどの物価の動きを把握するための統計指標です。
発表は、総務省統計局。

統計の基準年は2015年を100としています。
調査対象品目数は585品目。
調査世帯は、総務省統計局が作成する「家計調査」にもとづき、全国168市町村からふたり以上の世帯数8,076世帯、単身世帯673世帯。

消費者物価指数は、国のインフレを測定するために使用される重要な経済指標の1つです。

対外対内証券売買契約等の状況

毎週、財務省が発表します。
1.居住者による対外証券投資の状況
⇨国内市場からの資金流出を示します。

2.非居住者による対内証券投資の状況
⇨非居住者による日本への投資額(円単位)を示します。

それぞれの投資の詳細区分は次の3項目です。

(1)株式・投資ファンド持分投資
(2)中長期債投資
(3)短期債投資

以上のデータから、日本への資金の流入と流出を比較すると、前週の為替変動の理由がおおよそ推測できますが、通貨別の公表がないのでこの指標の発表で為替が動くことはありません。
なおこの発表数値には、日本銀行の業務は含まれていません。

日本・全産業活動指数

日本の全産業の生産活動状況を供給面から捉えて、それを指数化したものです。
発表は、経済産業省。

全産業活動指数には、
「建設業活動指数」
「鉱工業生産指数」
「第3次産業活動指数」を加重平均して算出しています。

ドル円に対する重要度は高くありませんが、日本の経済動向を判断する上では大切です。

ドイツ・生産者物価指数(PPI)

製造業 部門の売買価格の変化を数値化したものです。
PPIとは、「Producer Price Index」の略
発表は、ドイツ連邦統計庁。

国内販売の国産鉱工業生産物のうち電気ガスなどは含みますが、生鮮食品や輸出入品は除外されています。
単純算出値は該当月の翌20日頃。それに天候や祝祭日などを加味した季節調整値はそれからおよそ1ヵ月後に発表されます。

ユーロ圏・経常収支

一定期間における国の国際取引の収支統計を<国際収支統計>といいます。
<国際収支統計>は次の三つの「収支」から成り立っています。
1.「経常収支」=財やサービスなどのモノの移動によって発生した資金の収支。
2.「金融収支」=債権や株式の移動によって発生した資金の収支
3.「資本移転等収支」投資の移動よって発生した資金の収支。

この「経常収支」が<国際収支統計>のメインです。

発表は、欧州中央銀行

ドル円相場にはほとんど影響はありませんが、欧州で何かしらの地政学的リスクが意識されているときは、ユーロドルを介してドル円が動くとこがあります。

米国・ミシガン大学消費者態度指数

消費者のマインド調査を指数化したもの。
発表は、ミシガン大学のサーベイ・リサーチセンター。
1964年の指数を100として算出し、速報値は300人、確報値は500人を対象に調査を行ったもの
調査対象が5000人のコンファレンスボード(全米産業審議委員会)の「消費者信頼感指数」より先行して発表されるので、先行指数として注目され、予想値より結果が乖離していた場合、相場は動きます。

 

2019/07/18(木曜日)
ドル円/今日の設定レンジ
上限は107.95円。下限は107.65円です

ターゲット

設定レンジの上限を越えたらー
108.05円、108.14円、108.23円がターゲット。

設定レンジの下限を越えたらー
107.54円、107.43円、107.33円をターゲットとします。

設定レンジ内のバランスラインは、107.80円です。

※設定レンジ内では、設定レンジの上限が抵抗線として上値を押さえ、設定レンジの下限が支持線として下値を支える目安となりますから気を付けてください。
また設定レンジの上限や下限を越えた後は、上限や下限が支持線や抵抗線となります。

※設定レンジ&ターゲットはボラティリティ(変動)を考慮していますが、オーバーシュート(行き過ぎた動き)する可能性があることにも注意してください。

「ドル円/今日の設定レンジ」テクニカルは売り

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「ドル円/日足」上限108.32円 下限106.77円

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愛菜の実戦トレード 今日の予想・攻略法

今日のドル円に大きな変動を与えそうな経済指標はなし。
強いていえば、「21:30 米国 7月フィラデルフィア連銀製造業景気指数」
結果が悪ければ、「ドル安」加速。

全般的には、第3ターゲット107.33円を目指す展開になってもおかしくありません

今日のわたしはトレードできませんが、目先のドル買いは、15分足チャートの遅行スパンがローソク足を上抜けてからが安心だと思います。
ちなみに昨日も書きましたが、わたしの遅行スパンのパラメーターは(21)にしています。

 

※「愛菜の実戦トレード」の内容は、あくまでも書いている時点というのが前提ですから、要人発言や報道で相場の流れが変わったり、経済指標の発表直前の価格次第では考えていたように動かないことがあったりするので注意してください。

※欧州勢が参入してくる午後3時~午後4時と、アメリカ勢が参入してくる午後10時前後には、相場の流れが大きく変化することがありますから注意が必要です。

 

今日明日のトレード、頑張ってください。
そしてよい週末をお迎えください。

天野 愛菜(まな)