常勝必見の「ドル円/今日の設定レンジ」は毎日更新⇒
4-6月期四半期実質国内総生産(GDP、速報値)
こんにちは。天野愛菜です。
今日注目のイベントは
「21:30 米国 4-6月期四半期実質国内総生産(GDP、速報値・前期比年率)」
前回が3.1%。おおかたの市場予想値は1.7%~1.8%。
そしてわたしがGDPでは頼りにしている
アトランタ連邦準備銀行の「GDPNow」によると、
7月17日の1.6%の予想値が、7月25日には1.3%に低下。
在庫投資は、-0.97ポイント→-1.09ポイント
純輸出は、-0.50ポイント→-0.63ポイント
とそれぞれ低下しています。
21:30に発表する米国経済分析局(BEA)と同じ手法で算出しいる「GDPNow」を信じるとすれば、市場予想値よりも低いので、今日のGDP後のドル円は「ドル安」となります。
愛菜のつぶやき
紙とペンを用意してください。
そこにあなたが毎日見ている「時計」を、文字盤、針の形、外観など出来るだけ正確に描いてみてください。
出来ましたか?
ほとんどの方は、時計に表示されているデジタル数字や針だけをみていて、時計の全体像を把握しているわけではないから描けない…。
チャートにおける心理的盲点・スコトーマとは、ローソク足だけに集中してしまい、全体的な流れやインディケータの確認を忘れてしまっていたことをさします。
失敗の原因を示唆してくれます。
昨日のトレード 利益71銭
○上限・第3ターゲット
昨日の「ドル円/今日の設定レンジ」
上限は108.25円。下限は108.12円。
上限越えのターゲットは
108.33円、108.42円、108.54円。
下限越えのターゲットは
108.03円、107.97円、107.90円。
設定レンジ内のバランスラインは、108.16円。
★
―――欧米時間―――
1回目 20:45
108.06円(Pivot 1H・Key)→108.50円。「買い」44銭。
※<20:45 欧州中央銀行(ECB)政策金利の発表>後からのドル円は「上昇」と見込んで、「今日のわたしは「買い」でスタンバイです。」と昨日のBlogに書きました。
「今までは思惑でユーロは売られてきたから、これからは事実で買われることに警戒。」
―「Buy the Fact」
有言実行できました。
しかも安全・安心のトレードでした。
108.50円で決済した理由は、5分足チャートのローソク足が、ワイルダー平滑化移動平均線(200・垂直シフト0.3%)を越えた後に接近してきたから。
以前にも書きましたが、移動平均線の考え方は、「ローソク足が移動平均線に近づいていくのではなくて、移動平均線がローソク足に近づいてくる」ということです。
余談ですが、ワイルダー平滑化移動平均線(200・垂直シフト0.3%)は、AIプログラムで使用している移動平均線。
ちなみにワイルダー平滑化移動平均線(200・垂直シフト-0.3%)との間を、AIプログラムでは100としてオシレーターを設定していることが多いです。
それぞれのラインの±3.5銭が有効範囲です。
ちなみに昨日の取引ロット分割は、欧米のトレーダーさんたちのまね。
政策金利が発表された後から記者会見までは、第一弾目のエントリーで全体の3分の1。
記者会見が始まる時刻には、Pivotもターゲットも関係なく最初と同じ方向で、残りの3分の2をエントリー。
1回目のトレードのなかで、21:30ドラギ総裁の記者会見のとき、108.06円で追加の「買い」を入れました。
こういうときは、テクニカルはまったく関係なくて発表時刻だけ。
2回目 23:52
108.45円(Pivot Day・R2)→108.58円(Pivot 1H・R3)。「買い」13銭。
※1時間足のダイナミックゾーンRSIは上昇中。
安心のエントリー&決済。
3回目 0:35
上限・第3ターゲット108.54円→108.68円(Pivot 1H・R3)。「買い」14銭。
※1時間足のダイナミックゾーンRSIは、まだまだ上昇中。
愛菜のVIX指数(恐怖指数)が上がってきたので、ここでトレード終了。
2019/07/26(金曜日)
ドル円/今日の設定レンジ
上限は108.74円。下限は108.61円です
ターゲット
設定レンジの上限を越えたらー
108.81円、108.89円、108.95円がターゲット。
設定レンジの下限を越えたらー
108.51円、108.42円、108.28円をターゲットとします。
設定レンジ内のバランスラインは、108.65円です。
※設定レンジ内では、設定レンジの上限が抵抗線として上値を押さえ、設定レンジの下限が支持線として下値を支える目安となりますから気を付けてください。
また設定レンジの上限や下限を越えた後は、上限や下限が支持線や抵抗線となります。
※設定レンジ&ターゲットはボラティリティ(変動)を考慮していますが、オーバーシュート(行き過ぎた動き)する可能性があることにも注意してください。
「ドル円/今日の設定レンジ」
20190726_1uy_p愛菜の実戦トレード 今日の予想・攻略法
ファンダメンタルズは、リスク回避の「円高」です。
その理由は、今晩のGDPが市場予測に近い場合は、「米国10年債利回り」は上昇とされていてこれは「ドル高」なのですが、GDPの発表後に「米国株価」が下落すると、日本の機関投資家は今日が金曜日ということで、いったんポジションを決済することによる「ドル安・円高」というシナリオが、海外トレーダーさんたちの見立てです。
問題はどのタイミングで上昇を見切って、手じまいするかです。
今日のポイントは、第2ターゲット108.42円(1時間足の基準線が108.40円)。
ここを下抜けると第3ターゲット108.28円。
そして108.03円を狙う展開になってきます。
※「愛菜の実戦トレード」の内容は、あくまでも書いている時点というのが前提ですから、要人発言や報道で相場の流れが変わったり、経済指標の発表直前の価格次第では考えていたように動かないことがあったりするので注意してください。
※欧州勢が参入してくる午後3時~午後4時と、アメリカ勢が参入してくる午後10時前後には、相場の流れが大きく変化することがありますから注意が必要です。
今日の午前中の日本勢は、元気がありませんでした。
もう少し跳ね上げてから下げに転じてもよかったのに、と思っています。
今週は月・火曜日とお休みしていたので、今日のトレードで少しでも目標を挽回して、来週のFOMCに挑みたいと思っています。
よい週末をお過ごしください。
天野 愛菜(まな)
[…] https://follow-my-heart.jp/market-view/20190726/ […]