常勝必見の「ドル円/今日の設定レンジ」は毎日更新⇒

こんにちは、天野愛菜です。

週末は、いかがお過ごしでしたか。

わたしのBlogの読者には、定年後の資産形成や余剰資金獲得のためにトレードをされている方が多くて、
「週末は、夏休み最後の孫の面倒で疲れた。」というメールがたくさん来ています。
ここであらためてわたしから、労いのメッセージ。
― お疲れ様でした! <m(__)m>

さて今日の米国は、レイバー・デイ(勤労感謝祭)でお休み。

ここぞとばかりに参入してきて、わたしたちには「ダマシ」になるケースが多いので、注意してトレードしましょう。

今週のドル円に影響を与えそうな経済指標

※発表時間ですぐに相場が反応したり、ドル円以外の通貨を経由して影響を受けたり、発表時の価格がそれ以降の相場の参考レートになったりします。

 

今週のドル円は、米中摩擦関連ユーロ圏の景気減速アルゼンチンのデフォルトの噂から金融機関関係報道という数値化できない「ファンダメンタルズ要因」に右往左往されながら
「9/6 (金) 21:30 米国 8月 非農業部門雇用者数変化・失業率・平均時給」に向かっていきます。

そのようななかで、欧州経済の「指標」が目白押し。

ドイツ・ユーロ圏・英国の経済指標は、直接ドル円に対して影響はありませんが、結果が予想値より弱い場合は、ユーロドルの下落からドル円が上昇する傾向があります。
またドイツの経済指標は、結びつきの強い「中国」経済の事情が反映されていますから、結果が予想値より弱い場合は、中国経済の減速を読み取ってドル円が動くことがあります。

今週は、昨日発動された米中関税報復合戦から、今後を読み解く「要人発言」や「報道」に注意が必要です。

とくにほぼ毎日午後4時から行われる中国商務省の「定例記者会見」の内容によっては、為替相場が過敏に反応します。

その後の時刻で発表されるドイツ・ユーロ圏・英国の経済指標は、変動後の為替調整として機能することがありますので、ひと呼吸おいてターゲットを視野に入れてから、エントリーした方が賢明ではないかと思っています。

9/2 (月)
10:45 中国   8月 Caixin製造業購買担当者景気指数(PMI)
16:55 ドイツ  8月 製造業購買担当者景気指数(PMI、改定値)
17:00 ユーロ圏 8月 製造業購買担当者景気指数(PMI、改定値)
17:30 英国   8月 製造業購買担当者景気指数(PMI)

9/3 (火)
17:30 英国   8月 建設業購買担当者景気指数(PMI)
18:00 ユーロ圏 7月 卸売物価指数(PPI)
22:45 米国   8月 製造業購買担当者景気指数(PMI、改定値)
23:00 米国   8月 ISM製造業景況指数

9/4 (水)
10:45 中国   8月 Caixinサービス部門購買担当者景気指数(PMI)
16:55 ドイツ  8月 サービス部門購買担当者景気指数(PMI、改定値)
17:00 ユーロ圏 8月 サービス部門購買担当者景気指数(PMI、改定値)
17:30 英国   8月 サービス部門購買担当者景気指数(PMI)
18:00 ユーロ圏 7月 小売売上高
21:30 米国   7月 貿易収支

9/5 (木)
15:00 ドイツ  7月 製造業新規受注
21:15 米国   8月 ADP雇用統計
22:45 米国   8月 サービス部門購買担当者景気指数(PMI、改定値)
23:00 米国   8月 ISM非製造業景況指数(総合)

9/6 (金)
15:00 ドイツ  7月 鉱工業生産
21:30 米国   8月 非農業部門雇用者数変化・失業率・平均時給

先週金曜日(30日)のトレード 利益71銭

☆達成ターゲット/下限・第3ターゲット

先週金曜日(30日)の「ドル円/今日の設定レンジ」
上限は106.55円。下限は106.37円。

上限越えのターゲットは
106.64円、106.75円、106.83円。
下限越えのターゲットは
106.27円、106.19円、106.10円。
設定レンジ内のバランスラインは、106.50円。

———-日本時間———-
1回目 12:53
バランスライン106.50円→設定レンジ下限106.37円。「売り」13銭。

———-欧米時間———-
2回目 17:01
バランスライン106.50円→設定レンジ下限106.37円。「売り」13銭。

3回目 20:09
設定レンジ下限106.37円→下限・第1ターゲット106.27円。「売り」10銭。

4回目 21:34
下限・第1ターゲット106.27円→下限・第2ターゲット106.19円。「売り」8銭。

5回目 22:47
下限・第2ターゲット106.19円→下限・第3ターゲット106.10円。「売り」9銭。

6回目 0:24
下限・第2ターゲット106.19円→設定レンジ下限106.37円。「買い」18銭。

※金曜日のトレードは「まったり」でした。その分突然動いても、「どうせ元に戻るよね。」という安心感がありました。
アメリカ勢が気合いを入れたのは、日本時間午前1時のランチ前の一回だけ。
そのままキープして、次週を迎えるのかな、と思っていましたが、結局下降。
世界的に強い通貨は、ドルと円だけ。
アメリカ勢には、もう少し頑張っていただかないと、値幅が小さなドル円になってしまいます。

2019/09/02(月曜日)
ドル円/今日の設定レンジ
上限は106.23円。下限は105.95円です

ターゲット

設定レンジの上限を越えたらー
106.29円、106.35円、106.44円がターゲット。

設定レンジの下限を越えたらー
105.87円、105.77円、105.65円をターゲットとします。

設定レンジ内のバランスラインは、106.10円です。

※設定レンジ内では、設定レンジの上限が抵抗線として上値を押さえ、設定レンジの下限が支持線として下値を支える目安となりますから気を付けてください。
また設定レンジの上限や下限を越えた後は、上限や下限が支持線や抵抗線となります。

※設定レンジ&ターゲットはボラティリティ(変動)を考慮していますが、オーバーシュート(行き過ぎた動き)する可能性があることにも注意してください。

※為替レートや為替チャートはFX会社によって数値に差異がありますので、ここで表示した「ドル円/今日の設定レンジ」とは異なる場合があるので、値幅を中心に考えてください。

「ドル円/今日の設定レンジ」

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愛菜の実戦トレード 今日の予想・攻略法

先週は、日足の天井106.77円を越えることが出来るかが海外トレーダーさんたちの注目で、その価格を抜けたら「買い」と意識されていました。
午前中の動きを見る限りでは、106.50円を上抜けることは、至難のワザ。
上昇の転機は、「米中通商協議の日時の確定」という見方が強まってきているので、米国がお休みの今日はないかな、と思ってしまいます。

ドル安を強く意識しているのが、「米国経済政策不確実指数」。
先週の水曜日にブルームバーグのコラムニストが取り上げてから、にわかに注目を集めています。
う~ん、6月より7月はよかったけど…。

「米国経済政策不確実指数」は指数化しているので、本来はファンダメンタルズではないのですが、そのコラムから「ドル下落への心理的暗雲」になっています。

そのようなことが本日の「ドル売り」要因なのですが、ユーロドルが対ドルで1.1ドルを割り込んでしまいました。これは2017年5月以来のこと。
今日は、さすがにユーロドルの巻き返しがあるだろうと思われていますが、さらにユーロが売られることになれば、「ドル高」へ進行する、といわれています。

 

今日の基本は、「売り」「戻り売り」ですが、欧州時間の動きによっては「ドル高」へ転換ですし、「香港問題」で中国がアメリカから圧力を緩和しようと、アメリカに対するリップサービスがあっても「ドル高」です。

バランスライン106.10円と1時間足の指数移動平均線(75)を注視しながら、今日は気持ちをフラットにしながらトレードしてきます。

 

※「愛菜の実戦トレード」の内容は、あくまでも書いている時点というのが前提ですから、要人発言や報道で相場の流れが変わったり、経済指標の発表直前の価格で考えていたように動かないことがあったりするので注意してください。

※欧州勢が参入してくる午後3時~午後4時と、アメリカ勢が参入してくる午後10時前後には、相場の流れが大きく変化することがありますから注意が必要です。

 

沖縄の明日からの天気予報は、雨模様。
夏の太陽も見納めかな…。

今月も今週も、宜しくお願いいたします。
今日も、頑張りましょう、ね。

天野 愛菜(まな)