こんにちは。天野愛菜です。
体調は戻ってきましたが、昨日もトレードはお休み。
担当の医師から「午後11時に就寝。起床は午前7時」といわれて病室の電灯が強制消灯。
「愛菜がこっそりトレード出来ないように、冷蔵庫以外のコンセントに電源は供給しないよ。」と意地悪な先生に変貌してしまいました。
ということで今日からは、午前9時から午後10時半までという時間の制約なかでのトレードです。
しかも途中の時間には、昼食と夕食、診察・検査・リハビリもあるので、実際にパソコンに向き合う時間はどれくらいになるにか皆目見当も付きません。
ちなみに今日の午前中は、診察・検査・リハビリの3点セットでした。
FOMC後のドル円の動きの考察。
今の市場の関心は、今回の利下げの次はあるのか?ということです。
それについて否定的な考えを持つ海外トレーダーさんたちが増えてきています。
その理由 は大きく次ぎの4点
①経済指標の好転
昨日の「8月 鉱工業生産」が予想値0.2%に対して、結果が0.6%。前月が-0.1%だったので、飛躍的な改善が見られたこと。
しかもこの「鉱工業生産」の発表主体は、FRB(連邦準備制度理事会)。
つまりFRBは「景気は悪くないぞぉー。(利下げは必要かぁー?)」といっています。
あわせて住宅関連指標も、持ち直してきています。
②米中貿易協議の歩み寄り
香港問題が、現政権の天敵・江沢民一派が煽動していることを環球時報系列のネットニュースが暴露。
このことは習近平政権が旧主派・江沢民一派と闘うことを宣言したようなもの。
アメリカにとっては江沢民より習近平の方がまだいい、ということで、トランプ政権は関税制裁発動を遅らせることで習近平応援シグナルを送りました。
アメリカの民主党はかつて「江沢民」一派だったこともあって、大統領選挙で「民主党は親中派」のレッテルを貼られることを恐れて沈黙。
米中貿易協議のイニシアティブは、トランプ大統領が握ることになりました。
かつてのblogで、中国の輸出主体は、国営企業系と人民解放軍系のふたつと書きました。
ファーウェイは人民解放軍系。
海外トレーダー情報によると、ここにきて習近平政権は人民解放軍系企業を掌握しつつある、とのこと。
そうなると習近平政権は、アメリカに対して妥協の余地が広がるということです。
③市場への資金供給
今回のFOMCを前にして、昨晩、ニューヨーク連銀が530億ドルの資金供給を実施。
これは短期金利の上昇を抑えるためのもの。
これによって利下げをしなくても、市場に資金を回せます、ということ。
ただし今回の措置は一時的なのですが、要はいつでもやろうと思えばいつでも出来るよ、というアピールなのです。
そしてトランプ大統領に対して、「利下げをしなくても、市中に資金を供給して株高になるから、あまり利下げ利下げって言わないでね。」というメッセージでもあるそうです。
④利下げによる銀行経営悪化の懸念
以前のblogで、世界中の中央銀行は、日米を含め、そのほとんどがロスチャイルド財閥系の民間企業と書きました。
現時点で主な国営中央銀行は、中国、ロシア、北朝鮮、イラン、キューバ、アイスランド、ハンガリー、ベネズエラの八カ国。
(いろいろと今、集中的に話題に上っているでしょう…。)
ロシアの中央銀行は、1993年から続いていたロスチャイルド財閥を2017年にプーチン大統領が追い払ってから、国営に復帰しました。
世界的に金利が下がってきて銀行経営が悪化してきています。
そんな状況なので、せめてアメリカの利下げだけは今回でやめさせたいという、大きな力が働いている、らしいです。
愛菜的見解
愛菜の個人的な見解からいうと、ドル回帰的な動きが強くなりつつある、ということ。
つまり今回のFOMC後のドル円の動きの基本は「ドル高」。
しかし相場はいったん大きく振れるので、下がってから上昇基調かな、と思っています。

「紫水晶」好き。
2019/09/18(水曜日)
ドル円/今日の設定レンジ
上限は108.25円。下限は108.05円です
ターゲット
設定レンジの上限を越えたらー
108.33円、108.40円、108.52円がターゲット。
設定レンジの下限を越えたらー
107.98円、107.86円、107.76円をターゲットとします。
設定レンジ内のバランスラインは、108.16円です。
※設定レンジ内では、設定レンジの上限が抵抗線として上値を押さえ、設定レンジの下限が支持線として下値を支える目安となりますから気を付けてください。
また設定レンジの上限や下限を越えた後は、上限や下限が支持線や抵抗線となります。
※設定レンジ&ターゲットはボラティリティ(変動)を考慮していますが、オーバーシュート(行き過ぎた動き)する可能性があることにも注意してください。
※為替レートや為替チャートはFX会社によって数値に差異がありますので、ここで表示した「ドル円/今日の設定レンジ」とは異なる場合があるので、値幅を中心に考えてください。
「ドル円/今日の設定レンジ」1時間足
20190918_1uy_p愛菜の実戦トレード 今日の予想・攻略法
ここまで書いてきて、海外トレーダーさんたちのチャットルームを覗きにいったら、「今晩は大きな変動なし。」という意見が広がっていました。
その理由は、米国債権利回りの動向がはっきりしないため。
中国が預金準備率を引き下げましたが、中国経済と密接な関係にあるドイツ債権に動きがないからです。
これは欧州市場が開いてからのことになりますが、これからユーロが一段と買われれば、米国債権が売られて利回り上昇。そしてドル高になります。
今日は「ドル高」に期待して、わたしの制限時間でトレードします。
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※「愛菜の実戦トレード」の内容は、あくまでも書いている時点というのが前提ですから、要人発言や報道で相場の流れが変わったり、経済指標の発表直前の価格次第では考えていたように動かないことがあったりするので注意してください。
※欧州勢が参入してくる午後3時~午後4時と、アメリカ勢が参入してくる午後10時前後には、相場の流れが大きく変化することがありますから注意が必要です。
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なかなか思うようにトレードが出来なくて、わたしのトレード結果からFXの勉強している方には、ご迷惑をおかけしています。
ごめんなさい。
天野 愛菜(まな)