こんにちは。天野愛菜です。

アメリカ政府による台湾への戦闘機輸出が、米中通商協議の取引材料に上って「台湾への戦闘機輸出を考え直せばアメリカの農産物を大量に購入する」と中国は申し出た、と米系の会員制経済フォーラムが配信しました。

最近のマスコミは、「報道の自由」よりも、開き直ったように「報道しない自由」を標榜し、事実の切り貼りによる「煽動」や「誘導」報道が多くて、何を信じていいのかわからなくなってきているので、信頼出来ると考えられるフォーラムやサークルを頼りにしているわたしです。

難点は会費が高額なこと。
アメリカの平均時給が日本円になおすと3000円くらいですから、日本の3倍。
ですから月会費も数万円はザラで、なかには十数万円のもありますが、わたしにとっては欠かすことの出来ない情報源になっています。

中国の算段

2020年1月11日に行われる台湾総統選挙。
中国は、台湾と断交する国々を増やしたりしてあの手この手を使って国民党の韓国瑜候補を勝たせたいのですが、その大きな理由のうちのひとつが、台湾による戦闘機輸入の阻止。

国民党の韓国瑜候補が総統になれば、台湾は中国の傀儡政権になるといわれています。
そうなれば予算は成立しても、執行はしない。

一時は経済的な恩恵に期待して、国民党の韓国瑜候補への支持が民進党の現総裁・蔡英文候補を上回っていたのですが、長引く香港問題で中国に対して台湾国民の警戒感が増大し、現時点では蔡英文総統の勝利に傾いてきています。

台湾がアメリカの戦闘機を配備したら、周辺の軍事バランスがアメリカ有利に働くとされていて、南沙諸島で展開している軍事計画に支障をきたすことになるそうです。
なによりも、アメリカの同盟国である日本が輸入する原油の8割が通過するシーレーンへの影響力がそがれるため、中国も躍起になっているという分析です。

そのようななかで、アメリカの農業産品と台湾への戦闘機売却が天秤に掛けらました。

再選を果たしたいトランプ大統領としては、農業産品の輸出拡大は是が非でも成し遂げたい案件。

トランプ大統領には、大きな難題が突きつけられました。

 

今日の沖縄の天気は晴れ。32度。
しかし見上げる空は、秋模様になってきました。

2019/09/24日(火曜日)
ドル円/今日の設定レンジ
上限は107.68円。下限は107.45円です

ターゲット

設定レンジの上限を越えたらー
107.77円、107.84円、107.98円がターゲット。

設定レンジの下限を越えたらー
107.39円、107.31円、107.15円をターゲットとします。

設定レンジ内のバランスラインは、107.58円です。

※設定レンジ内では、設定レンジの上限が抵抗線として上値を押さえ、設定レンジの下限が支持線として下値を支える目安となりますから気を付けてください。
また設定レンジの上限や下限を越えた後は、上限や下限が支持線や抵抗線となります。

※設定レンジ&ターゲットはボラティリティ(変動)を考慮していますが、オーバーシュート(行き過ぎた動き)する可能性があることにも注意してください。

※為替レートや為替チャートはFX会社によって数値に差異がありますので、ここで表示した「ドル円/今日の設定レンジ」とは異なる場合があるので、値幅を中心に考えてください。

「ドル円/今日の設定レンジ」1時間足

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愛菜の実戦トレード 今日の予想・攻略法

動く切っ掛けがほしいドル円。

上値で意識されている価格は、19日の安値の上限・第1ターゲットの107.77円付近。
下値は、下限・第2ターゲット107.30円。
この価格では売り買いが交錯する予想です。

12時50分の【時事通信社】の報道で

茂木敏充外相は23日夜、米ニューヨークでライトハイザーUSTR代表と会談し、25日の首脳会談での貿易協定署名に向けて協議。終了後、茂木氏は記者団に「きょうで交渉はすべて終了した」と述べた。

ー とありましたが、ドル円は動かず。

海外勢の「意向次第」なのですが、今日のわたしは、高値からの「売り」でトレードしようかな、と思っています。

※「愛菜の実戦トレード」の内容は、あくまでも書いている時点というのが前提ですから、要人発言や報道で相場の流れが変わったり、経済指標の発表直前の価格次第では考えていたように動かないことがあったりするので注意してください。

※欧州勢が参入してくる午後3時~午後4時と、アメリカ勢が参入してくる午後10時前後には、相場の流れが大きく変化することがありますから注意が必要です。

今月は三連休が2回もあり、わたしもサボり気味だったので、今週は全力疾走で頑張ります。

天野 愛菜(まな)