昨日の反省会

こんにちは、天野愛菜です。

昨日のblogでは、次のように書きました。

おおかたのシナリオは、108.00円手前まで上昇の後、下降。

そして下限・第2ターゲット107.42円を下抜けることがなければ、再度108.00円越えに挑戦という感じです。

しかしその場合の注意点は、107.50円から新に米系の「売り」が出現する可能性が指摘されていることです。

 

たしかにおおかたのシナリオは当たりましたが、詳細は以下の通りです。

午後8時。欧米勢が出そろって設定レンジ下限107.60円から上昇。

しかし108.00円なんてほど遠く、それまでの小動きが反映された<Pivot 1H・R3>107.68円まで上昇の後、下降。

そして下限・第2ターゲット107.42円でピッタリ止まって、再度上昇に挑戦を開始しました。

確かに107.50円を中心にもみ合い。そしてドル買い組の勝利。

 

欧米勢が出そろってからの高値が107.68円。

その間、要人発言などの景気づけがなかったので、一度付けた高値から目安20銭の上乗せの107.88円で、第1次上昇行動は終了しました。

そして午前4時38分。第2次上昇行動で107.96円まで到達したのでした。

調整安

このときのわたしは夢のなかでチャートを追っていなかったので推測の域を出ませんが、おそらく107.95円付近から「買い」ポジションを決済し始めた短期トレーダーさんたちが増えて、108.00円には到達しなかったのではないと想像します。
「売り」圧力というより「決済」による、いわゆる調整安です。

昨日のblogで、今日は上昇しても「調整安」に注意の日、と書きました。

振り返ってチャートをみれば、その「調整安」は、一昨日午前0時9分につけた107.88円からすでに始まっていて、blogを更新したときはその最中であったということ。

その点をわたしは見誤っていました。

そして、下限・第2ターゲット107.42円からの折り返しが始まったのでした。

「為替列車」ロマンの旅

つまりアメリカ勢には「ドル買い、円売り」の強い意思があるということになります。

その理由は、米中通商協議の停滞から中国経済のさらなる悪化を見越したドル回帰なのか、米国株の買い増しの資金なのか、FRBの予防的利下げの終了を視野に入れたものなのか、米韓首脳会談を終えて、円を経由した資金を韓国から引き上げているのか、想像するだけで自分の世界に浸れてとっても楽しいです。

為替は、目的を伴った資金の交換・移動手段です。

しかし乗客の目的地は一緒でも、その先の用途はわからない「為替列車」。

わたしたちは、そんな通貨の旅にお供しているのです。

為替はロマンです

昨日のトレード 利益84銭

☆達成ターゲット
/下限・第2ターゲット、上限・第1ターゲット。

昨日の「ドル円/今日の設定レンジ」
上限は107.77円。下限は107.60円。

上限越えのターゲットは
107.85円、107.98円、108.10円。
下限越えのターゲットは
107.54円、107.42円、107.32円。

設定レンジ内のバランスラインは、107.65円。

―――欧米時間―――
1回目 20:00
設定レンジ下限107.60円→107.68円(Pivot 1H・R3)。「買い」8銭。

エントリー前の約20分間。4銭ほどの上下運動。
「さぁ、どっちだ?どっちだ?」と相場の息づかいが荒くなりました。

2回目 21:36
バランスライン107.65円→設定レンジ下限107.60円。「売り」5銭。

ここでの決済は「どうして?」と疑問を持たれる方もいると思いますが、この時点では5分足チャートの移動平均線(21)は、まだ上昇していたのです。
下降するとは頭ではわかっていましたが、戻るかも知れない恐怖が勝ちました。

3回目 21:59
設定レンジ下限107.60円→下限・第2ターゲット107.42円。「売り」18銭。

5分足チャートの移動平均線(21)が下降開始。安心の「売りトレードでした。」

4回目 22:40
下限・第2ターゲット107.42円→107.70円(Pivot 1H・R2)。「買い」28銭。

最初は1分足の3MAを頼りにして、それから5分足、15分足と移行。
1時間ほど掛かりましたが、これも安心トレードでした。

5回目 0:33
バランスライン107.65円→設定レンジ上限107.77円。「買い」12銭。

バランスラインがしっかり機能した典型例です。

6回目 1:29
(Pivot 1H・R1)107.72円→上限・第1ターゲット107.85円。「買い」13銭。

上限・第2ターゲットの本来の数値は、一昨日の高値107.88円。設定レンジ上限の攻防を予想していたので、3銭ほど低めに設定。実際は107.88円まで届きました。

2019/09/27日(金曜日)
ドル円/今日の設定レンジ
上限は107.82円。下限は107.66円です

ターゲット

設定レンジの上限を越えたらー
107.88円、107.95円、108.05円、108.12円がターゲット。

設定レンジの下限を越えたらー
107.58円、107.50円、107.43円、107.35円をターゲットとします。

設定レンジ内のバランスラインは、107.78円です。

※設定レンジ内では、設定レンジの上限が抵抗線として上値を押さえ、設定レンジの下限が支持線として下値を支える目安となりますから気を付けてください。
また設定レンジの上限や下限を越えた後は、上限や下限が支持線や抵抗線となります。

※設定レンジ&ターゲットはボラティリティ(変動)を考慮していますが、オーバーシュート(行き過ぎた動き)する可能性があることにも注意してください。

※為替レートや為替チャートはFX会社によって数値に差異がありますので、ここで表示した「ドル円/今日の設定レンジ」とは異なる場合があるので、値幅を中心に考えてください

「ドル円/今日の設定レンジ」1時間足

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愛菜の実戦トレード 今日の予想・攻略法

週末と月末を控えていることを考えると、日本時間の夕方までは利益確定のドル売り円買い

欧米時間になると、一昨日から噂されている<月末の「ロンドンフィキシング」に対する早めの対処>で、ドル買い円売り
ただしこれは、「21:30 米国 8月 個人消費支出(PCEデフレーター)」の結果がよい場合。

終盤にかけての流れは、具体的に何がというわけではありませんが、このところの週末の出来事に対して、警戒感からのドル売り気分。

一方のドル買い派10月1日の「中華人民共和国の創立70周年」10月7日までの「国慶節」による連休を前にして、アメリカを挑発するような要人発言や報道はない、と読んでドル高を指向していて、108.00円台の定着なるか、と勇ましいです。

わたしの今日のトレードは、欧米時間になってから「ドル買い」の流れに乗って、それからの「ドル売り」に乗れたらいいな、と思っています。

※「愛菜の実戦トレード」の内容は、あくまでも書いている時点というのが前提ですから、要人発言や報道で相場の流れが変わったり、経済指標の発表直前の価格次第では考えていたように動かないことがあったりするので注意してください。

※欧州勢が参入してくる午後3時~午後4時と、アメリカ勢が参入してくる午後10時前後には、相場の流れが大きく変化することがありますから注意が必要です。

こうしてblogを書かせて頂いていて、昨日のトレードを振り返ると反省ばかりです。
どうしてここでエントリー出来なかったのかなぁ、が一番多いです。

来週月曜日は月末。そして翌日から中国はお休み。
意外と動きやすいドル円となりそうですから、週末は今週のトレードの反省と点検をして、来週に向けて鋭気を養っておこうと思っています。

 

完成のちょっと前。
歳も歳だから少し暗めに染めました。
傷んだ髪の補修はこれで精一杯だって。はぁ~。

今週もありがとうございました。
よい週末をお過ごしください。

天野 愛菜(まな)