こんにちは、天野愛菜です。

このblogの読者の方に、栗で有名な長野県・小布施町にお住まいの方がいて、今回の台風19号で堤防が決壊した千曲川流域の穂保地区は直線で1kmということで、ご親戚が何軒かあって、「みんなの家が水没していた」とメールがありました。
「今週は会社をお休みして、後片付けのお手伝い。だからトレード出来そうもないな。」
ー と悲しいひとり言。

被災された方々には心からのお見舞いを申し上げ、復旧に全力であたっている方々には、怪我などされないように、ご無事をお祈り申し上げます。

先週の金曜日の雑感

金曜日のblogでお伝えした通り、108.45円付近から下がりましたが、誤算がひとつ。

まさか、欧州時間で上限・第3ターゲット108.45円までいくとは思っていませんでした。

ですから下がったものの10銭程度で、アメリカ勢は上限・第4ターゲット108.63を目指しました。
そして金曜日の最高値は108.626円。0.4銭届かずちょっと残念。

だいたい読み通りで満足でしたが、
でもそれからというもの、この日は「狩り」が多かったですね。
わたしが感じただけで、3回もありました。

ストップロス狩りは結局は元に戻るので、わたしはストップをおくことはないので、今回も難を逃れましたけど、たくさんのFX業者から最終的には一括してカバーを委託されているファンドさんの今回はやり過ぎ。

まぁそれだけ個人投資家の腕が上がってきているのですが、でも自分たちの利益優先が露骨のなればなるほどお客さんは逃げちゃう…。

FX業者はFX業者できちんとトレードして利益を上げることを考えないといけないんじゃないかな、って愛菜は思っています。

米中通商協議の部分合意

今回は「第一段階」として知的財産、為替、金融についての合意でしたが、わたしたちには詳細は不明。

わかっていることは、とりあえず今日からの予定だった「追加関税」は見送られましたが、「中国はまた口約束だけかよ。」って米国には中国に対する疑いがあるので、「部分合意」を「文書」にしようと米国は中国に求めましたが、ちょっと待っててね、と言ったまま中国からは梨のつぶて。

そんなこともあって、為替には方向感がありません。

今週の注目されている経済指標

16日(水曜日)
18:00 ユーロ圏 9月 消費者物価指数(HICP、改定値)
21:30 米国 9月 小売売上高
27:00 米国 米地区連銀経済報告(ベージュブック)

17日(木曜日)
21:30 米国 9月 住宅着工件数
22:15 米国 9月 鉱工業生産

18日(金曜日)
11:00 中国 7-9月期 四半期国内総生産(GDP)
23:00 米国 9月 景気先行指標総合指数

米国の経済指標については、今月末のFOMCの追加利下げ判断の材料になります。
結果が悪ければ、先取りのドル円は当然「ドル安」。要注意です。

先週金曜日(11日)のトレード 利益 1円21銭。

☆達成ターゲット/上限・第3ターゲット

先週金曜日(11日)の「ドル円/今日の設定レンジ」
上限は108.10円。下限は107.85円。

上限越えのターゲットは
108.20円、108.33円、108.45円、108.63円。
下限越えのターゲットは
107.77円、107.53円、107.46円、107.35円。

設定レンジ内のバランスラインは、108.00円、107.95円。

―――欧米時間―――
1回目 18:17
バランスライン108.00円→上限・第3ターゲット108.45円。「買い」45銭。

決済時間は、20:58。108.48円から下がった上限・第3ターゲット108.45円。
その間で決済しなかった理由は、5分足チャートの移動平均線21を一回もローソク足が触れることがなかったから。
あわせて、<Pivot 1H・Key>も上昇。
力強い上昇トレンドになっていました。

2回目 21:05
上限・第3ターゲット108.45円→108.39円。「売り」6銭。

前回の上昇トレンド中に、①108.29円、②108.36円、③108.39円、1分足チャートに水平線が出来ました。
今回の決済は、108.37円につけて戻ったところの③108.39円でした。

3回目 21:19
上限・第3ターゲット108.45円→②108.36円。「売り」9銭。

108.34円をつけて戻った②108.36円で決済。

4回目 22:40
108.40円<Pivot 1H・Key>→108.60円。「買い」20銭。

22:23 ②108.36円
22:28 ③108.39円、と徐々に上昇。
決済は上限・第4ターゲット108.63円に届かず戻ったところでした。

5回目 0:00
108.60円→上限・第3ターゲット108.45円。「売り」15銭。

ターゲットトレード。

6回目 0:20
108.49円<Pivot 1H・R1>→108.60円。「買い」11銭。

ここではもう少し下落すると思っていましたが、案に反して上昇。
決済は、108.61円から戻ったところの108.60円でした。

7回目 0:38
108.60円→上限・第3ターゲット108.45円。「売り」15銭。

最初のストップロス狩りが0:48。2回目が1:00。
ターゲットトレードで、上限・第3ターゲット108.45円で決済。
本当はもう少しトレードしていたかったのですが、ここまでに2回も「狩り」があったので金曜日のトレードはここで終了しました。

2019/10/15(火曜日)
ドル円/今日の設定レンジ
上限は108.45円。下限は108.30円です

ターゲット

設定レンジの上限を越えたらー
108.52円、108.61円、108.70円がターゲット。

設定レンジの下限を越えたらー
108.22円、108.12円、108.03円をターゲットとします。

設定レンジ内のバランスラインは、108.36円です。

※設定レンジ内では、設定レンジの上限が抵抗線として上値を押さえ、設定レンジの下限が支持線として下値を支える目安となりますから気を付けてください。
また設定レンジの上限や下限を越えた後は、上限や下限が支持線や抵抗線となります。

※設定レンジ&ターゲットはボラティリティ(変動)を考慮していますが、オーバーシュート(行き過ぎた動き)する可能性があることにも注意してください。

※為替レートや為替チャートはFX会社によって数値に差異がありますので、ここで表示した「ドル円/今日の設定レンジ」とは異なる場合があるので、値幅を中心に考えてください。

「ドル円/今日の設定レンジ」1時間足

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愛菜の実戦トレード 今日の予想・攻略法

今日の午後4時過ぎ。中国政府の報道官から今回の「米中通商協議」に関するなんらかのコメントがあるのではないか、と言われています。
海外トレーダーさんたちは、それまでは様子見と言っています。

基本的に「ドル高」は期待されていません。
どちらかというと、今週の米国経済指標の軟化予想で「ドル安」傾向を示唆している方が多いです。

ターゲットには書きませんでしたが、107.80円、107.71円を視野に入れて、今日は「売り」トライです。
ラグビー日本代表チーム、決勝トーナメント進出、おめでとうございます。

※「愛菜の実戦トレード」の内容は、あくまでも書いている時点というのが前提ですから、要人発言や報道で相場の流れが変わったり、経済指標の発表直前の価格次第では考えていたように動かないことがあったりするので注意してください。

※欧州勢が参入してくる午後3時~午後4時と、アメリカ勢が参入してくる午後9時前後には、相場の流れが大きく変化することがありますから注意が必要です。

スマホで撮る旭日は難しい…。

今週は今日を入れて、あと4日間。
今日も、頑張りましょうね!

天野 愛菜(まな)