こんにちは、天野愛菜です。
昨日は「売り」と思ってトレードしていましたが、午後7時過ぎから雰囲気が変わってきました。
明らかにユーロドルとドル円は逆相関。
イヤな予感。
そして午後11時02分。 ポンド/ドル上昇。
モニター画面に、ひときわ目立つ赤色点滅。
「なんで? この時間に英国の経済指標はないのに…。」
しかしこの時点のドル円は、設定レンジ上限108.45円付近をウロウロ。
方向感がなくて、とてもエントリー出来るような感じではありませんでした。
そのときわたしの頭をよぎったのが、14日のエリザベス女王のご発言。
「英国の優先事項は、10月31日に欧州連合(EU)から離脱すること」
日本の報道では取り上げていませんでしたが、欧米では大きな話題となりました。
「合意でもしたの? まさかよね。」と思ってチャートを見ていたら、
午後11時23分。
ローソク足は下がりましたが、RSIとモメンタムはしっかり上昇。
ダイバージェンス!
迷うことなく6回目のエントリーは、「買い」でした。
ヘッドラインニュース
決済後に落ち着いて、ヘッドラインニュースを読みました。
「英国とEUはブレグジット協定合意案の作成に近づいている」と。
ー これだったのね。
しかし読み進めていくと、その後の要人発言は否定的なものばかり。
スタージョン・スコットランド民族党党首
「スコットランドは独立できるほど豊かだ。来年にはスコットランド独立のための国民投票を実施すべきだ」
北アイルランドの地域政党・民主統一党・報道官
「ジョンソン英首相がこれ以上EU側に譲歩するようであれば、離脱案を支持しない」
バラッカー・アイルランド首相
「ブレグジット交渉は進展しているが、合意できるかは不透明。」
欧州委員会・報道官
「ブレグジット交渉が合意に至るという報道は時期尚早である。何も決定されていない。」
もしかして、またフェイクニュースだったのかしら…。
昨日のトレード 利益78銭
☆達成ターゲット
/下限・第1ターゲット 上限・第3ターゲット
昨日の「ドル円/今日の設定レンジ」
上限は108.45円。下限は108.30円。
上限越えのターゲットは
108.52円、108.61円、108.70円。
下限越えのターゲットは
108.22円、108.12円、108.03円。
設定レンジ内のバランスラインは、108.36円。
★
―――欧米時間―――
1回目 17:50
バランスライン108.36円→設定レンジ下限108.30円。「売り」6銭。
2回目 18:22
設定レンジ下限108.30円→下限・第1ターゲット108.22円。「売り」8銭。
3回目 18:54
設定レンジ下限108.30円→下限・第1ターゲット108.17円。「売り」13銭。
4回目 20:00
下限・第1ターゲット108.17円→108.32円<Pivot Day・Key>。「買い」15銭。
※
ここで買いに転じたのは、ユーロドルと逆相関になったから。
5回目 22:03
108.34円<Pivot 1H・Key>→設定レンジ上限108.45円。「買い」11銭。
※
Pivotトレード。
6回目 23:25
設定レンジ上限108.45円→上限・第3ターゲット108.70円。「買い」25銭。
※
ポンド急騰!
2019/10/16(火曜日)
ドル円/今日の設定レンジ
上限は108.85円。下限は108.60円です
ターゲット
設定レンジの上限を越えたら
108.93円、109.00円、109.13円がターゲット。
設定レンジの下限を越えたらー
108.54円、108.46円、108.30円をターゲットとします。
設定レンジ内のバランスラインは、108.72円です。
※設定レンジ内では、設定レンジの上限が抵抗線として上値を押さえ、設定レンジの下限が支持線として下値を支える目安となりますから気を付けてください。
また設定レンジの上限や下限を越えた後は、上限や下限が支持線や抵抗線となります。
※設定レンジ&ターゲットはボラティリティ(変動)を考慮していますが、オーバーシュート(行き過ぎた動き)する可能性があることにも注意してください。
※為替レートや為替チャートはFX会社によって数値に差異がありますので、ここで表示した「ドル円/今日の設定レンジ」とは異なる場合があるので、値幅を中心に考えてください。
「ドル円/今日の設定レンジ」1時間足
20191016_1uy_p愛菜の実戦トレード 今日の予想・攻略法
米中通商協議の部分合意のひとつ、「年間 500 億㌦相当の米国産農産物の購入」については、米国がこれまで課した制裁関税をすべて撤廃が条件、ということを中国は言い出しました。
これに対して、米国は下院で「香港人権・民主主義法案」を可決。
実は、この法案の裏では「台湾支援法案」が進められていて、中国共産党が完全支配を目論む香港と台湾に黄信号。
当然、中国は報復を示唆。
ただし中国は、米国に報復することによって自国のダメージの方が大きくなるので苦慮している、というのが実際のところです。
今日のドル円は、そのあたりの米中要人発言とトランプ大統領によるツィートに注意しながらのトレードとなります。
昨日は、ポンド急騰がなければ「ドル安」でしたが、ドルは急騰。
今日のドル円は、テクニカル的には昨日の上昇実績と今晩の経済指標の予想から「ドル高」。しかし中国の共産党内の内部闘争が激化している現在、何をどのように中国が発信するかわからないリスクがあります。
テクニカル的な上昇は穏やかですが、ファンダメンタルズによる下落は、それこそ急落です。
じわじわ上昇しているとき、最近は「ストップロス狩り」が横行するので、迂闊に手は出せない。
ということで、今晩は「売り」の場面でトレードします。
今晩は「負けないこと」を考えて、丁寧にチャートに向き合います。
最近の中国は、アメリカ市場が開く前や、株価が上昇しそうになるとナーバスな「発言」をしてきます。
時刻にも注意が必要です。
☆
※「愛菜の実戦トレード」の内容は、あくまでも書いている時点というのが前提ですから、要人発言や報道で相場の流れが変わったり、経済指標の発表直前の価格次第では考えていたように動かないことがあったりするので注意してください。
※欧州勢が参入してくる午後3時~午後4時と、アメリカ勢が参入してくる午後10時前後には、相場の流れが大きく変化することがありますから注意が必要です。
☆

でも一所懸命に咲いていました。
今日も、頑張りましょう、ね。
天野 愛菜(まな)
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